ポジウィルコーチング1回目・2回目

このnoteの趣旨

本当はちゃんと書きたかったんだけど、ゲームで時間とれなかった(あほ)。
2回分まとめて思い出しながら書くから、淡々となっちゃうかもしれないけど、ちゃんと変化がわかるようにしたいから書く。

このnoteの目標は面談で何を話したか、そのときどんな考えを持ったか、考えがどのように変化したかを書くこと。
自分は一度こういう風に考えを持ったら結構強固になってしまうし、それが理に適っていると思うと誰かに説得されても変わることが難しい。だから変化ってすごい重要なことだと思う。変わった後の考え、感情にきちんとフォーカスしていきたい。
自分にとって大事なことだったり、ほかの言葉に比べて影響を大きく受けた言葉を太字にしている。

9/16(土) 16:00~

トレーニングのルール

ついにコーチング初回。まず初めに大木さんからトレーニングのルールを聞いた。そのうちの二つが難しい。
・75日間毎日トレーニングだと考える
これは当然だと思っていたけど、初回から時間が経った今思うと結構難しい。情報の洪水を生きている中で、教わったことを頭の中で意識しながら行動や思考変容を起こしていくことだから。だからこそ毎日前回の面談で学んだことを記憶して、実践していく意識、心持ちを必要になる。

できたところに目を向ける
これが私にとってかなりの課題だった。私はできないをできるに変えたいと思っている。できないに直面したとき、できない理由や原因は何か、どうしたらそれを取り除けるか、実際に取り除く行動に移せるか、移せないならそれはどうしてか‥を繰り返してできるに持って行こうとする人間だと自覚している。このルールを聞いた最初はかなり抵抗があった。けど、だからこそ大木さんの「できないところに目を向けないことじゃない」「『できる』の当たり前を可視化する、当たり前のハードルを下げる」ことをやっていきましょうと言われたときもうまく飲み込めずにいた。けれど、視野を広げようっていう話で単純明快だと今は思う。
できないところに目を向けてもいい。けれど、それ以上に当たり前にできることをもっと自覚して知っていこうということなんだよね。できない=ネガティブで、そればっかり意識していると気が滅入るしね。

事前ワークの振り返り

大木さんの注目ポイントは以下の2点だった。
①強みについて知りたい度合いがほかに比べて低いこと
②ゴール設定の「ロボットより劣る存在になってしまうんじゃないか」という考え

①については明確にほかより低くしていた自覚があった。弱みを克服しないと自分が成長して変われないんじゃないかと思ったから。強みはひとまず置いておいて、弱みを強みに転じられればという思いが、コーチングを受ける理由の一つだったからだ。
それについて大木さんは、転職が目的な以上強みを自覚することが大切、強みは息を吸うようにできることだと教えてくれた。
前者については今では至極当然の理由だと理解しているが、そのときの私はプラスがあってもマイナスがあるくらいならゼロでいいと思っていた。マイナスがとにかく嫌でなんとかしたい、プラスは今すでにプラスなのだからあまり理解も要らないと考えていた。
けれど、学校の教科に例えて、(数学が必要な)企業は、数学が得意な人がいるなら国語や理科が苦手でも採用したいものなんです、何も得意教科がない人よりは、と説明してくれた。それを聞いてとても納得した。マイナスをゼロにしたいのはあくまで自分のこだわりであって、転職活動にその考え方を持ち込んではいけないと理解した。それでもそのマイナスをゼロにという思考はやめなくてもいいと仰ってくれた。
これはルールのできる/できないに目を向ける話と直結していたし、教科の例え話を聞いて、よりすとんと落ちた。当時は理屈にすごい納得した感じで感情はまだ追いついていなかった気はするけど。

②については自分の中であまり特別視してはいなかった。だから大木さんになんで人間は価値を出さないといけないと思っているのか聞かれてはっとした。そこで初めて、「仕事における価値」に敏感であると気づけた。
大学生のとき「AIは東大に合格できるのか」という本を読んで、AIも限りなく人間と同等かそれ以上のことができるようになっていると強く理解してからちゃんと仕事ができないと不要な人間だと会社に思われてしまうと考えたから、仕事はできないといけないと思っていた。けれどさらに大木さんの追及で「なんで仕事ができないと怖いのか」と聞かれたときはうまく答えられなかった。過去に怒られた経験から怒られることを恐れているからかも、けれど過去のことはあまり覚えていないと答えるとそれは抑圧反応が出ているねと教えてくれた。そのとき、覚えていないだけで確かに今の行動に影響を及ぼしていると実感を持って知れたと思う。

最後に(1回目)

大木さんは私の特徴として「自分を俯瞰的に見れている」「完璧主義で、それ故に自分の失敗に目を向けられるし、向上心がある」「完璧主義も行き過ぎると弱みになる」と伝えてくれた。どれも私を的確に表現していると感じ、私を見てくれていると感じられて嬉しかった。
80/100点の失点20点に全フォーカスを当てる癖や仕事における自分の価値に敏感であることといった、自分では気付なかった認知や思考の特徴に気づけた、濃密な時間だった。
もっと自分の考え方の癖を知り、その活かし方や弱め方を知ってこれからの人生に役立てたい。

9/23(土) 21:00~

1週間を振り返って

まずは1回目を終えての1週間がどんなものだったかを問われた。
自分の無意識の思考や言動が完璧主義から来ているものだと気づけたと話したら「自分を客観視できるのはすごいこと」「『できる』が増えてきている」と言っていただけた。

自分の思考の癖を認識する

今日は宿題のバランス思考ワークを用いて自分にどんな無意識が植え付けられているのか確認した。
前回のやりとりの中で自分の物事を自分で決められないという話をして、それは他人軸になっているということ、そして他人軸になるには他人軸でいた方がよいと判断したくなるような過去の経験があるからだと説明いただいた。

バランス思考ワークでは過去に怒られた経験を書き出して、そのときどんな感情を抱いていたか、そこ出来事から自分にどんな変化があったか、客観的に見ていった。
そのトレーニングで気づいたのが、いくら過去のことをあまり覚えないからといっても、つらかったということ。私つらかったんだと思うと過去の私を抱きしめたくなる気がする。
家族とかには無頓着というかあんまり愛着はないと思っていたけど、居場所がないことへの恐れもわかって、それを感じながら過ごしていたのだから他人軸になってしまうと理解できた。
また、つらいと思っていた経験が無意識に相手の顔色を伺っている癖、我慢する癖の要因になっていることも知れた。実は自分では相手の顔色を伺っているともコミュニケーションの中で我慢しているとも自覚していなかった。自分はわがままで相手の都合を考えない人間だと思っていた。もはや押さえ込みすぎてそれが当たり前になっていたということ。そう思うと結構ぞっとする。

だから自分が我慢しているかもと思ったら、もし友達が同じ立場だったらどういう言葉をかけるか考えて、それを自分に向けてかけてあげてほしいと言われた。それを聞いたときそんなの無理!という感情が真っ先に出てきた。自己肯定感を高めるには自分をもてなす意識を持つとよいと聞いても全然納得できなかったからだ。なんで自分をもてなす必要が‥??と思っていて、これも自分と友達は違うし、友達相手なら多少無責任なことをいえるけど、自分には言えないでしょ、そう思っていた。それに対してそれって望んでいる未来?と問いかけてくれた。はっとした。我慢しても自分が嬉しくなることはないということに気づけていなかった。
また、厳しくしているにこしたことはない。私はコロナのときの経験から、堕ちたら這い上がってこれないと身をもって知っていたから。大木さんは厳しくして悪いことはないという考えそれ自体はそれでいいと受け止めてくれた上で、すべてを甘やかすことではないと教えてくれた。ここでまた0か100でしか考えられない悪い癖が出ていた。
実はこのときは釈然としていなかった。ただただ難しいこと言うなあ、自分にできるとは思えないなあと思っていた。けれど自己受容ワークを1週間、2週間やってきた今ならなんとなくわかる。まだ100で甘やかすべきではないところを100で甘やかしている気がして調整はできていないけれど、自分を認めてあげるってそれだけでネガティブな、ブルーな気持ちにならないでいられる。そうすると自分をちゃんとフラットで見やすいし、自分の内省がしやすいと気づけた。

最後に(2回目)

今回のトレーニングでも発見の連続だったと思う。自分って我慢していたんだ、相手の感情に敏感なんだ、それって私の特徴だったんだということ。そして私の過去にちゃんと原因があったこと。それを知れて自分への理解が進んだし、自分の厳しい姿勢に対して思う、なんでこんなに自分は厳しいのだろうという自責も、自分に100%責任があるわけじゃないと許すことができる。またひとつ縛りがなくなった気がする。自分を大切にするという感覚はまだ理解できないけど、少しずつ自分を許すところから始めてつかんでいきたいと思う。


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