区切り打ち出発準備〜焼山寺

焼山寺への準備。
んーリュック重い、、まじで重い。
こんな重くなって大丈夫だろうか、、何が重いって、、水と食料。

私の体の仕組み上、心肺に負荷がかかると人より体の消耗が早い。
回復の為には食べる。
これに尽きる。
食べるとガソリン入れた車のように復活してくる。 
錆びた遊具に油を差したように。
動き出すと初めは重たいけど油が周りスムーズに動き出す、そんな体。
肺の手術をしてから、
みんなと同じように動くためにはこまめなエネルギーチャージが必要になった。
動く→消耗→ガソリン切れ→食べる→ガソリン満タン→動ける。
まるでアンパンマン。
新しいアンパンに付け替えると元気になる。
これを繰り返し続けていたら、なんと少食だった私が沢山食べれるようになり、術前より7キロ近く体重が増えた。
通常は肺を取ると痩せるらしい、けど私はその逆を行ったようだ。
太ってしまったけど術後の回復には必要な事だった。
「食べる事は生きる事」
頑張って食べて動いたおかげで今の自分がある。
そして手術から6年経った頃、転職活動がきっかけ、ふっくら体型おばちゃんの自分に自信がもてなくなり、筋力で引き締めた体で自信満々のスラット背筋のおばちゃんを目指したい!と思った。
長年健康体操続けている後期高齢者となった母がサクサク動ける姿を見て、筋力は裏切らない!強く自分に決意ができ昨年の秋から筋トレダイエットを始めた。
食事はPFCバランス見ながらしっかり栄養をとり食事と運動でダイエット。
今では6キロ近く体重落ち筋力もついてきた!
1番嬉しかったのは悪玉コレステロールや中性脂肪も下がってきた事。
やっぱり食べ過ぎてた。
いくら体の為とはいえ偏った食事をしてたことに気づかされた。

さて本題に戻りますが、、
焼山寺への道のりを考えると緊張もあるけどトレーニングの成果を発揮できるか楽しみでもある。そう思うようにしている。なんせ前向き思考変換だから。
自分では絶対行ける!
という根拠のない確信を持っている。
この6年かけて乗り越えてきた数々の試練、気づいた事は全て前向きに捉え前へ進む事!
前向き思考への変換トレーニングも日々常に実践。
この6年、真剣に体を回復させるために頑張って動いてきた。
そんな私にようやくお大師様が「遍路は歩いてこそ、歩いてこそわかる事がある。」という言葉を投げかけてくれたように思った。
自分の足で歩き体感し、お大師様の気持ちや生き方を沢山感じてこよう。
今までは恩師に全て相談して決めてきた。
ここから生き直し。
これからの自分の生き方、
自分で考え決意し進んでいく。
歩き遍路をしながら、しっかり自分という心を定める!







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