人形


人毛を使った、女義太夫の。
「、、、私は舞台に立ち続けるんだ」

手足をなくした病気で「なんとかるんじゃありまんの」
「なあ、頼むよなんとかしてくれよ」
隠居前ー幕末。やらかした。

そして女の子の部屋に行く。
「先生」
そこには、知っている人がいた。
いや、雰囲気口口調「人形使いですか、わたくしを知っているんですか?」
「、、お静さん」

姿かたちこそちがえど、そして目の色が変わるそして、歌いだす歌は心地いい
いままで誰もしらないもの「先生、何とかして、誰か助けて」そう伝えてきた。
ー-西洋。のとある田舎町。
ー-女義太夫の髪、「もっと演じたっかった、もっもっと」
おかれている人形はお人形。

カタカタ方かた、知っている歌が流れてくる。
ー-十六夜お静人形だ。幕末の天才女。義太夫の相方にして
「、、誰か私を笑って、笑って、楽しんでください
、、、笑ってください、、、そして、、あい、、、して、、、」
ー-、もういい、もういいよ、お静

幕末の時代。
誰からも愛された天才役者と、その介護をする陰の役者がいた
ー-家柄のせいで、彼女は一生日陰者。だがよかったことは

真の天才がいたこと、でも割り切れない。ああ、わりきることなどできない、
ー-そして、ついでで彼女も人形を作らせた。、お静人形
「、、、笑ってください、笑ってください、、、私は人を笑わせたいのです。マスター」
そういって腰を折った
「、、、いいでしょうか売れる前に見世物になる前に一つ」
「ああいいよ」

ー-あちこちいった。見世物になった
「あっちがいい」「あっちのほうがきれい」
人形は涙を流す、まばたきひとつせず
誰も笑ってくれないから、涙を流している

そして,今世でもそうだ。弓を放たれている
「なんで、、、いるの、、、なんで
、、、」
そこにいたのは天才役者、愛がある
ー--愛がないわけじゃないただ、なんでこの部屋にいるのか
「、、、お静、かたこったもめ」
「、、、、、、、」
肩をもむ。

ちらっと見る「、、、先生にもう会いたくなかった、マスターにあいたかった」
、、、「っていうか、死んだはずじゃ」

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