第41回『俺、一瞬だけギャル男でした! ホストのヘアスタイルとファッションの変化』
うぃす! 大阪男塾の塾長です。
今回はホストのヘアスタイルやファッションについて書くっすね。
ホストはヘアスタイルで印象がガラリと変わる生き物。
お笑いトリオ「大阪男塾」の中で唯一の現役ホストのレオンは愛咲零音という源氏名で活動してます。
こいつは今でこそサモ・ハン・キンポーみたいな面白ヘアスタイルになってますが
昔はホストっぽい髪型でした。
こうして見比べてみると、やっぱり印象が全然ちがうっすね。
さてホストのヘアスタイルの流れをおおまかに分けると
・~2003年は、ロン毛
・2003年~2007年は、ギャル男系が主流
・2007年~2015年は、スジ盛りの髪型が人気
・2015年~2018年は、ナチュラルな髪型
・2019年からは、韓流ヘアスタイル
という感じっす。
時代によって、かなり移り変わりがあるんすよね。
一般の人がイメージする「ホストヘア」というのは、恐らくスジ盛りっすね。
スジ盛りのロン毛ホストが多数現れたことで「ホストの髪型って超ダセー」と思っている人が今でも一定数いるっすが、まあしかたないっす。
あのイメージが、深く深く定着しすぎてますからね。
現役時代、僕もいろいろな髪型を試しました。
2003年~2007年にはギャル男が大人気だったんすけど、実は僕もこの頃に一度、ギャル男デビューしてるんすよ。
合う合わないは、やっぱり経験しないとわかんないっすから「一度はギャル男も経験しとこか」という感じでした。
ある先輩ギャル男ホストとアメ村に出掛けた僕は、先輩から「ギャル男やるなら、まずは服装から変わることや」と言われ、ギャル男服を一気に5万円ほど購入。
そのあと日サロに行って肌を小麦色に焼いて、一時期、完全なギャル男として勤務してたんすよ。
「お客さんはホストを映す鏡」っていいますが、ギャル男として出勤し始めたら、ギャルのお客さんがつくようになったんすね。「こんなにビジュアルで客層変わるもんなんや」ってわかったので、面白かったっす。
ただし、僕のギャル男化はあくまで一過性のもの。
内面は、まったくギャル男じゃないっすからね。すぐもとのスタイルに戻りました。
そのあと、ネオホストと呼ばれる自然な服装が流行。
僕はギャル男化したあと、ほとんどスーツファッションで決めてたんすけど、実はスーツがあまり好きじゃなかったんすね。
当時、スーツではなくカジュアルな姿で出勤していいのは、売上を残している一部の人間のみ。
僕は早くかっちりしたスーツを卒業したかったんで、その一心で日々の汗水を流し続けました。
そのかいあって、早い段階でカジュアルな服装での出勤が許されたのでよかったっす。あの頃の僕は「脱スーツ」が大きなモチベーションでした。
今でも僕の現役時代の難波拓真で検索すると、色々な髪型とファッションをしている僕が出てくるっすね。
たまに「誰やねん、コイツ」とツッコミたくなる写真もあるっすけど。
過去を黒歴史とかいって悔やむ人もいますが、過去に黒も白もないと思うんすよね。なんでも経験しとけば何かの役に立つというのが僕の持論。
もう40歳を超えてるんで、ギャル男化することはさすがにないっすけど、ギャル男として頑張ってた昔の自分がなんか懐かしいっすね。
ちなみに大阪男塾の冷静沈着ツッコミ幸太郎は、ホストクラブの黒服として長年働く男。
幸太郎は、髪の毛が減ってきたという理由から40歳で頭を丸めて坊主になりました。
幸太郎が坊主になると同時に、幸太郎がお坊さんになるコントを書いてやりました。
やっぱり幸太郎は、シャンパンよりも木魚が似合うっすね。
というわけで今回は、ホストの髪型やファッションについて書いてみました。
最後まで読んでもらって、あざしたぁ!!