絵恋ちゃん生誕ライブ2022「キネマでハリケンパ」まとめ・感想
2022年10月8日に行われた絵恋ちゃん生誕ライブ「キネマでハリケンパ」のまとめ・感想です。ネタバレもあります。ご自由に。
アーカイブ配信
価格:¥3,000
期間:2022年10月31日(日) 23:59まで
2022年11月14日(月)23:59まで(延長されました)
振り返り配信(えれナイIII 第35回)
価格:¥1,500期間:2022年10月29日(土) 23:59まで 終了
概要
日時:10/8(土)
開場:16:30 → 16:50頃 開演: 17:00 → 17:30 ※遅れました🥲
上演時間:3時間11分
会場:キネマ倶楽部(鶯谷)
先行物販:15:15〜16:15
終演後物販あり(絵恋ちゃんの特典会はVIPチケット購入者のみ)
ゲストまとめ
生誕グッズ
開催前
告知
10/8にキネマ倶楽部で生誕ライブを開催することは5/1に行われたのワンマンライブ『普通がいちばん難しい』のときに告知され、ライブの詳細は9/12に発表されました。
ハリケンパ?
ライブのタイトルになっている「『ハリケンパ』とはなにか?」とTLが盛り上がり、当日まで「ハリケンパ」と向き合うことに。
本編
「キネマでハリケンパ」は春夏秋冬と1年の振り返りがテーマになっており、1年のはじまりである冬からスタートし、このライブが開催された秋にたどり着くという構成になっていました。
この構成にした理由としては、ライブ後の誕生日当日に行われたツイキャスで語られています。
セットリスト全量
オープニング[00:32:30〜]
絵恋ちゃんと楽器による「キリタンポ!」からスタートし、「カラシメンタイコ」と続きます。振り返りで「絵恋ちゃんの曲はクライマックス感のあるものが多くてオープニングっぽいものが少ない」と話していましたが、この2曲は特殊なオタ芸もなく、身体もいい感じに温まるのでオープニングとしてはちょうどいいなと思いました。
順番守れッ! [00:43:55〜]
カラシメンタイコが終わりMCがあった後、「それでは、次の曲聞いてください」で「とばっちり塵ボーイ」のイントロが流れますが、絵恋ちゃんが戸惑った表情を浮かべ、演奏を止めます。
新ミニアルバムの「ストラテラミルクラテ」の収録曲が発表されたときに、タイトルからもう注目していた曲だったので、この茶番からの曲振りは笑いました。とばっちり塵ボーイもしっかり後半に入っていたので、曲順の間違いも"ありえないことではない"というのが細かいなと。
えれドロライブ [00:54:30〜]
「順番守れッ!」のあとに「怒りの日」、そして「お地蔵さん」が終わるとキネマの2階ステージに邪神ちゃんドロップキックのBGMとともに”お地蔵さん”が登場します。2階に移動した絵恋ちゃんがお地蔵さんに備えてある”みかん”を「石はみかんなんて食べないですの〜」と、とあるキャラクターを彷彿させるセリフを吐きながら、みかんを奪って退場。
退場と同時に小見川千明さん、原奈津子さんの邪神ちゃんチームが登場し、アニメOP曲の「あの子にドロップキック」を2人で披露します。
曲が終わり二人が会話していると、バックに巨大なお地蔵さんが。
邪神ちゃん本編同様にお供え物を奪ったばちを与えにやってきます。
二人が助けを求めると、えれドロライブの衣装に着替えた絵恋ちゃんが登場し、えれドロライブのために書き下ろした「ドロップキック狂詩曲」がはじまります。
えれドロライブは今年、2022年1月23日に行われた邪神ちゃんドロップキックと絵恋ちゃんのコラボライブです。昨年行われた、邪神ちゃんアニメ3期で登場するエキュート役を決めるエキュートオーディションに絵恋ちゃんが参加し、エキュート役には選ばれなかったものの、オーディション中のアピールの結果、コラボライブが実現しました。1月に行われたえれドロライブでは、「ぺこら」役の小坂井祐莉絵さんも参加していましたが、今回はスケジュールの都合でNGとのことでした。フルメンバーが揃わなかったのは残念ですが、またこの曲を聞けたのはうれしかったです。(音源化したいという話も出てたと思いますが、あれはどうなったか・・・)
冬 [01:11:00〜]
絵恋ちゃんがお供え物を返しにステージから掃け、再び小見川さん原さんの二人ユニットで「神保町isワンダーランド」を披露すると、ステージ上に冬が訪れます。
そして、2020年のクリスマスに行われた配信LIVE「ホーム・エレーン」で発表された「こぐまのマドレーヌ」とともに2022年の生誕衣装(冬ver)に着替えた絵恋ちゃんが2階から登場しました。
生誕衣装のかわいさ、たれうさ耳や上着のふわふわ感と"冬"というシチュエーションで披露される「こぐまのマドレーヌ」は妖精が歌っているようできれいな光景でした。そして、その直後、
で「恋人がサイコパス」がはじまり、すべてが壊れます。
配信で「恋人がサイコパス」はまずいのでは?と思いましたが、縄をもった小見川さんとホイッスルを持った原さんが再登場し、小見川さんが絵恋ちゃんを縛りつつ、やばくなると原さんがホイッスルを鳴らすという”対策”が行われました。
人はわかりあえない(1回目)[01:18:30〜]
「恋人がサイコパス」が終わると、縛られた絵恋ちゃんが「ねぇ〜最悪っ!バースデイライブなんだけど???えれんの」と文句を言い始め、それを受けた小見川さん・原さんが「テンション下がってきた」「喜んでもらえると思ってやったのに」とシラけて帰ってしまいます。
この流れから、めちゃくちゃいい笑顔で「人はわかりあえない」を歌いだして笑いました。この曲を聞いてから「わっかりあえない♪わっかりあえない♪」がどんなシーンでも思い浮かぶので、これが人間の本質なのかもしれません。ありがたい。
エラブリーちゃん登場[01:24:00〜]
曲が終わると「『人はわかりあえない』か〜。べんきょうになるぎゅぅ」とステージ上のスクリーンにエラブリーちゃんが登場します。
去年の生誕ライブは、絵恋ちゃんが参加した邪神ちゃんドロップキックのエキュートオーディションでVTuberの朝ノ瑠璃さんに及ばず2位という結果に終わった直後に行われました。そのため、バーチャル空間に存在するエラブリーちゃんが登場したという経緯があります。
エラブリーちゃんの話を聞き、やる気がなくなった絵恋ちゃんがAIが人間の代わりに全てやってくれる生活を歌った「楽だ」を歌いはじめますが、曲の後半で「いいや、もう歌わなくて」と帰ってしまいます。
栗原舞優[01:28:35〜]
帰ってしまった絵恋ちゃんを見て、エラブリーちゃんが「やっぱり人間のアイドルは情けないぎゅぅ〜」と言うと、
と栗原舞優さんが登場します。
配信にはのってないですが、まゆちゃんが登場した瞬間に会場がどよめきました。登場までの流れと、それに対する存在として完璧にハマっていたと思います。
というセリフと共に「絶対アイドル宣言」を披露します。
まゆちゃんにとってこの日は、所属していたアイドルグループのリルネードが9/28のZepp DiverCityでの公演を持って解散し、ソロアイドルとして活動を始めた最初のライブでした。
開演前のツイートでは緊張するといったことも書いていましたが、まゆちゃんのファンも多く現場に駆けつけ、キネマ全体がピンクのペンライトで染まり、最高のライブだったと思います。
春[01:33:20〜]
まゆちゃんのライブを見て再びやる気を出し、ステージに戻ってきた絵恋ちゃん(衣装:春ver)。
まゆちゃんと出会い、春が訪れます。
そして、ソロアイドルの先輩である絵恋ちゃんからまゆちゃんへの”教え”がはじまります
昨年の生誕では根本凪さんがやってくださった「すっぱいぱい」前の『おまえらくっせーな!』を今年はまゆちゃんが担当するという結果になりました。まゆちゃんは以前所属していたAISが解散した後に、再度アイドルを目指すキッカケとなった存在が根本凪さんだということを配信で話しているのを聞いたことがあり、根本凪さんの後をまゆちゃんが継ぐというのはエモさがありました。
ただ、それがこれでよかったのかはわかりませんが。
よかったのでしょうか?
よかったのかな?????
崩れ落ちた絵恋ちゃん[01:47:45〜]
まゆちゃんが一度掃け、春衣装の小物の傘を持った絵恋ちゃんが「憂鬱日和」を歌い、その後の「結婚しないとナイト」では落ちサビでブーケを釣るす役でまゆちゃんが再登場します。なお、このときのブーケはまゆちゃん用にピンクのブーケを新しく買ったとのことでした。
「結婚しないとナイト」が終わり、二人でトークがはじまります。
この一言で絵恋ちゃんが比喩ではなく、本当に、膝から崩れ落ちました。
栗原舞優さんは、歌や踊り、表情などアイドルとしての能力がどれも高くて素晴らしいのですが、「人を好きにさせる」能力がとんでもないなと思いました。
アイドルになるため生まれてきたんだろうなって
ほんと、生まれてきてくれてありがとう・・・
MAPAちゃん謎ドッキリ [01:49:00〜]
衝撃から復帰した絵恋ちゃんとまゆちゃんが、「わたしたち、結婚します」と言い、結婚しなとナイトのイントロが流れます。
そこでテッテレー棒を持ったMAPAちゃんが登場し、スクリーンには「ドッキリ大成功!!」の文字。普通に考えれば、まゆちゃんが仕掛け人として絵恋ちゃんを騙していたという形ですが、
とショックを受けていて、一体誰が誰に仕掛けたドッキリだったのか謎に包まれることになりました。おそらく、まゆちゃんに”人を騙す”という概念がなく、こういう形になったんだと思います。(?)
謎に包まれながらもMAPAちゃんの運命テッテレーがはじまり、それはそれとしてめっちゃ楽しかったです。
夏[1:53:37〜]
ここから夏になり、夏verの衣装になった絵恋ちゃんが「いなせなフォローバック」を歌いながら登場します。
そして、MAPAちゃんがMVでバックダンサー(ウニウニダンサー)を勤めた「ウニ」をコラボで披露。
今回はゲストさんが多かった分、そのオタク・ファンの方も多く、この曲のオタ芸では大変なことになりました。
レジ打ちでスカ [2:03:03〜]
ここで20曲目となり、さらにウニが終わったばかりだったのでオタクの体力が限界に差し掛かろうとしたところで、
と、部活の顧問のようなことを言い、オタ芸の説明後に「レジ打ちでスカ」がスタート。落ちサビのレジ袋カサカサでは、ステージ上にMAPAちゃんが登場し、一緒にカサカサしていたのですが、オタク側も必死でカサカサしているためほとんど誰もMAPAちゃんが出てきたことに気づかないという結果に
[16:00〜] https://twitcasting.tv/c:erenism125/movie/747964620
テンションダウンTV〜浜崎容子さん登場[02:08:40〜]
昨年の12/5に行われたワンマンライブ『代官山ユニットで絵恋主義~絵恋ちゃん楽曲総選挙~』で使用されたテンションダウンTVが再登場しました。このワンマンライブはオタクが好きな楽曲を投票してランキングを発表するというライブだったので、カ●●トダ●ンTVのパクリをやっています。その時のゲストがでか美ちゃんと浜崎容子さんだったので、キャラクターの服装もでか美ちゃんと容子さんになっています。
鬱フェスでもブリッジとして使った「テンショ〜ンダウン🫵」で、絵恋ちゃんと容子さんがともに登場し「ダメだね」と、アーバンギャルドの提供曲「ゑまにねがいを」をコラボで披露。
その後、浜崎容子さんがソロで「愛は目立たない」を披露します
秋(EDEN初披露)[02:08:40〜]
秋verの衣装になった絵恋ちゃんが登場し、容子さんとのトークになります。
そこで生誕ライブということで容子さんからプレゼントを手渡されます。ちょうど靴が入るくらいの大きさの箱でした。
箱を開けると、スクリーンに
EDEN
⇓
作詞 作曲 編曲
浜崎容子
と順に表示され、客席から感嘆の声があがりました。
この演出は容子さんの発案ということで、お見事だったなと思います。
根本凪さんサプライズ登場[02:34:10〜]
「EDEN」の初披露後、スクリーンに再度エラブリーちゃんが登場します。
ここでエラブリーちゃんが「バーチャルの世界のお友達を紹介するぎゅぅ〜」と言い、根本凪さん(2次元)が登場。絵恋ちゃん生誕衣装のデザインを根本凪さんが担当したと明かされました。
栗原舞優さんのファンが多く来ていたので、根本凪さんのサプライズ登場はそういう人たちにとっても嬉しかったのでは?と思いますし、おそらくそれも考慮してのサプライズだったようにも思いました。こういうところで絵恋ちゃんのホスピタリティの高さも感じます。また、まゆちゃんと根本凪さんが"共演"という形になったのも個人的には嬉しかったです。
絵恋ちゃんと楽器[02:41:55〜]
根本凪さんとエラブリーちゃんのトークが終わり、絵恋ちゃんと楽器が登場し、絵恋ちゃんライブパートに入ります。アルルの女→とばっちり→きみ展→キャビネったんという流れでしたが、『絵恋ちゃんと楽器』というバンドの良さがこれでもかというくらい出ていて、ライブとしてはやっぱりここが個人的には1番最高でした。特に今回の「キャビネット・タウンへようこそ」は圧巻でした。きみ展からという流れもよかったですし、この曲は本当に絵恋ちゃんの”歌”が最高にハマっていて、他に誰も歌えないんじゃないかと思っています。絵恋ちゃんの曲はだいたいそうなのですが、この曲は特にそう感じます。
そして、これを歌えばいい感じで終わると言われている「いろなき来客〜ホーム・エレーンのテーマ〜」を全ゲストの再登場とともに歌い上げ、本編が終了します。
アンコール[03:07:35〜]
生誕Tシャツの絵恋ちゃんが登場し、生誕アンコールの定番「なぜか涙が出ちゃうんだ」を披露。
(その後のMC書き起こし)
ハリケンパしたかぁ〜? [03:20:00〜]
MCのあと「就職しないとナイト」をやったところで、ステージ上に雨風が吹き荒れ、「ハリケンパしたかぁ〜?」の声が響きます。
そして今日のライブで季節が変わっていったことはケンパリ大王の仕業だったことが明かされます。ケンパリ大王は14万年ほどハリケンパを司ってきたが、もうコントロールが効かず、ハリケンパを任せられる後継を探していたとのこと。そんなときに出会ったのが絵恋ちゃん。
そこでイントロが流れ始め、
ハリケンパの煽りから「頭痛い」へ。
なにこれ?
出演者全員トーク&プレゼント贈呈[03:28:10〜]
「ハリケンパしたかぁ〜」の断末魔とともにケンパリ大王が去り、「頭痛い」の後半でゲストも全員登場したので、ステージ上に出演者が全員揃います。トークしているとまゆちゃんが「ちょっとまったー!」とステージ袖へ、えれにすとからのプレゼント(色紙)が手渡されました。
色紙は生誕ライブ当日から販売開始された「ストラテラミルクラテ」をもじった「えれにストラテラ」の箱に包まれて渡されました。 @ettanco
集合写真を撮り、それぞれのゲストから一言ずつメッセージもらい、和気あいあいとした雰囲気の中、最後の曲へ
人はわかりあえない(2回目)[03:39:30〜]
最後の最後にオチとして使われた「人はわかりあえない」、1番のセリフパートではまゆちゃんと絵恋ちゃんの掛け合いになっていました。
ほんとうにかわいかった・・・・・・・・
2番ではステージ上から秩序が消え去り、絵恋ちゃん以外は全員帰りました。
完。
ライブ衣装
エラブリーちゃんとのトークパートであった通り、今回の衣装は根本凪さんがデザインを担当され、制作は雪乃さんとのことでした。春夏秋冬を切り替えられる機能性もあった上で、ほんとうに圧倒的に絵恋ちゃんがかわいくて最高でした。また、デザイン画の左下にかかれている小物類も忠実に再現した絵恋ちゃん&雪乃さんもさすがだなと
終演後
大ボリュームで最高だった「キネマでハリケンパ」、絵恋ちゃんも大満足だったようで、名前が「大満足」になりました。
えれにすとからのスタフラ
邪神ちゃんドロップキックチームから
見た瞬間にだれもが「???」となった、えれにすとよりも邪神ちゃんよりも1番大きかった、ゆらぴこちゃんからのスタフラ
感想
本当にただの個人の感想です。
3時間超えの大ボリュームのライブでしたが、「長かったな」と思うようなことはなく、ライブが終わって体力は尽き果てましたが、ただ楽しい時間でした。終わって2週間近く経った今でも「楽しかったな…」という余韻が残っています。
豪華なゲストが多数出演していて、生誕なのでご褒美的な意味もあると思いますが、当然ゲストのファンはお金を払って現場にくるので、主催としては責任も増えることだと思います。こちらは客なので素直に楽しめばいいのですが、やっぱり「他のオタクは大丈夫だろうか?」という考えもよぎります。しかし、絵恋ちゃんがそれぞれのゲストを大切に扱っていることがとても感じられ、「ここまでやって文句言われたなら、もうしょうがないよね」と思え、安心して楽しめました。毎度ながら素晴らしいホスピタリティだなと思います。(と書いて、開演が30分押したことを思い出しました。あ)
絵恋ちゃん現場は敷居が高いというようなことをよく聞いて、確かに僕も最初はそう思ってましたが、よく見ると様々な言動・行動が全部オタクを楽しませるためにやっていて、実は1番優しい現場だと思います。今回発表された浜崎容子さんの提供曲は絵恋ちゃんとえれにすとのライブが楽園のように見えたので「EDEN」というタイトルにしたとのことでしたが、”楽園”という表現はすごくしっくりきました。入ったら抜け出すのが難しいので、一種の地獄でもあると思いますが🙄
本編で言うと、やっぱり「人はわかりあえない」のインパクトが強すぎました。これだけのゲストがいて、色んな要素があっても全部持っていったので、中村さん(作曲家)ってなんなんだろうと思います。
社会生活にしろオタ活にしろ、誰に対しても自分のことをわかってほしい気持ちはあるし、相手のことを理解したい気持ちは少なからずあるのですが、この曲はすべてを諦めてしまっているので、とても楽になりますし、結局そうだよなと。全部が全部これでいいわけじゃないけど、定期的に聞くことでリセットできる気がしますね。(そんなに真面目に聞く曲でもない気がする)
今回のライブにおいて、僕にとって絵恋ちゃん以外で1番重要だったことは栗原舞優ちゃんが出演したことです。絵恋ちゃんとは特典会で、リルネードやまゆちゃんの話は結構前からしてて。去年のスナックしろくまのときに、2マンできたらいいねと話した記憶があります。
それから1年くらい経って、ほんとに2マンが実現して、まさかリルネードが解散して、まゆちゃんがソロアイドルになって、その最初のステージが絵恋ちゃんの生誕ライブになるとは全く想像できませんでした。(まず解散を想像しない)
当然生誕なので絵恋ちゃんにとって大事なライブですが、まゆちゃんにとっても解散後の初ステージという非常に大事なライブになっていたので、「絶対アイドル宣言」のときだけはまゆちゃんのオタクになろうと思い、登場した瞬間に黄色い法被を脱ぎ捨て、ピンクの生誕Tシャツを着ました。
キネマ全体にピンクの光が溢れ、後方のまゆちゃんのオタクが狂ったように飛び跳ねてる姿も映っていて、さらに当然ながら、まゆちゃんはめちゃくちゃかわいくて、いいライブ映像だなと思いました。
ハリケンパでは絵恋ちゃんがまゆちゃんに出会って春がくるわけですが、ツイッターで絵恋ちゃんがまゆちゃんまゆちゃん言い出したのはTIFで見てからなので、夏になります。ただ、特典会のときに教えてもらったのですが、「劇画・絵恋ちゃん」のディアステージでのオフ会のシーンで、オフ会に参加しているオタクが手に持っているチェキがまゆちゃんのチェキで、さらに机の上にはリルネードのペンライトが置かれています。そうすると、「まゆちゃんに出会って春がきた」というのは演出の話だけでなく、今年の春ころにもなにかキッカケがあったのかなとか思いました。
ライブが終わったあと、えれにすとが代わる代わる僕のところにやってきて、「まゆちゃんと目があった。おれのことが好きな目をしていた」と、みな同じようなセリフを吐いていき、もはやまゆちゃんに対して「おそろしい子…」となりました。
ライブタイトル「キネマでハリケンパ」が発表された際、とりあえず「ハリケンパ」でググったら何も出てこなくて。
これを見たら新しいおもちゃを与えられた気分になりました。やっぱりふざけたくてアイドル現場やライブハウスに通っている部分もあり。今回の「ハリケンパ」という言葉に定義がなかったことで、当日までこれで遊べるじゃんと楽しくなりました。
そして、絵恋ちゃんが当日のライブでも振り返りでも「ハリケンパ」について明確に定義することがなかったのが最高でした。ずっと遊べるじゃんと。
「ハリケンパ」について考え、表現し、答えを出すことなく、ただ絵恋ちゃん現場で遊んでることがきっとハリケンパなんだと思います。
ありがとうハリケンパ
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