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車免持ちが普通自動二輪車小型AT限定免許を取るまでの道のり(1)

ベスパが欲しい。ベスパに乗りたい。単なる憧れで終わると思っていたベスパへの思いだったが、ウェブでいろいろ見てみると、値段はそこそこ張るものの、中古、新車含めて手に入れることはそこまで難しくなさそうだということが分かってきた。

去年の冬にM51を買った時とは桁の違う支出になるが、もしかしてワンチャン乗れるんじゃね? そうは思ったものの、ベスパの主力は125cc以上(50ccのモデルもあるにはある)。普通免許におまけでついてる原付免許ではそもそも乗ることができない。ベスパ買う前に免許だろということになった。

二輪免許は敷居が高いと思ったが、これもウェブで調べると、125cc以下の小型限定、かつクラッチのないスクータータイプのAT車限定なら、技能教習は数時間で済むらしい。自動車の普通免許を持っていれば学科教習や運転免許試験場での学科試験も免除になるという。これはやってみる価値があるのではないか。

これを2019年の夏休みの課題にしようと思い調査開始。夏休みは8月22日(木)から28日(水)と変則の1週間だが、まずは申込だけでも先にやろうと、17日(土)の夕方、自宅から一番近い教習所に足を運んだ。

近いとはいえ自宅最寄駅からは電車で4駅、駅からは徒歩5分という距離。入学したいという意向を伝えると、女性職員が親切に応対してくれた。普通自動二輪小型AT限定というコースで値段は7万円強、消費税込で8万円弱になる。補習になることがなければこれがすべてである。

申込書を書き、費用を納める。この日はその他に視力検査、写真撮影などを行った(視力検査がカツカツで危うく不合格になるところだった)。また技能教習の予約の仕方や当日の配車の受け方、教習原簿の管理方法なども教えてもらい、さらには教習スケジュールを組むため、目先1か月ほどの空いてる日をカレンダーにチェックするなどの作業をした。

その日のうちに教習手帳(原簿の手許控えにあたるもの)を作成して渡してくれる。あと、二輪の教習ということで軍手を1足支給された(グローブの代わり)。ヘルメットは貸し出しもあるが、卒検までには自前で手配して欲しいと言われた。また、二輪の教習では必ず長袖、長ズボンと念押しされる。暑いが仕方ない。

こうした手続が、途中の待ち時間も含めてトータル1時間ほど。思っていたより時間はかかったが、特に大きな問題はなく入学が完了。次回は22日(木)の11時から適性検査を受けるということになった。これが終わらないと教習が始まらないらしい。次回来る時までにスケジュールを組んでおきます、と説明があった。

さあ、準備は整った。

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