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2024.07.29 スロバキア語講座、開講!

1週間前に、一通のメールが届いた。
「スロバキア語講座のお知らせ」

駐在しはじめた頃、IOM(国際移住機関)主催の無料スロバキア語講座のメーリングリストに登録していた。スロバキア語を習得しても、面積も人口も小さなこの地でしか使えないため、熱心に勉強する気はない。どちらかというと友達作り、スロバキアの文化習得を目的にしていた。

事前調査で、コミットできる頻度・時間などを答えた。あまり深く考えず、とりあえず全部にチェックしてみた。

その結果、私は1ヶ月間の短期集中。週4日、各3時間のオンライン講座に振り分けられた。
月から木曜日の17:00-20:15というのは、なかなか負荷が高い。だが、とりあえず続く限りやってみようと、申し込みを行った。

初回の今日は、16時ごろに帰宅し、先に夜ご飯の準備もした。
画面には講師を含め13人が現れた。皆画面はオフにしているため、名前と年齢、出身国しか分からない。イギリス出身のデニス。フィリピンのシンディ。スペインのマリア。中国のイーシュゥ。妻/夫がスロバキア人や、すでに数十年在住している人も多い。そのためA2レベルも数人混ざっている。だが、私のように数ヶ月前に住みはじめた新参者もおり、顔も知らない彼女たちに親しみを感じた。

まずは、発音練習。
スロバキア語は「シャ/シュ/ショ š」や「チャ/チュ/チョ č」「テェ ť」などの音が多く、比較的音が可愛い。
例えば、Prepáčte(プレパーチチェ:ごめんなさい)とかPolicajtka(ポリサイチュカ:女性警官)など。よく韓国語の音を聞いて、可愛いと真似する日本人が多いが、スロバキア語ブームも来ないものかと思う。

その後、数字の学習に移った。
1〜10を30分ほどかけて覚えた。その後、一気に100まで数え方の仕組みを教えられた。
例えば、2を指すdvaの後にdsat’をつけると、20(dvadsat’)となる。これは日本語に似ている。22だとdvadsat’dva。
とてもロジカルでわかりやすい。おかげで、初回にして二桁の数字の計算、電話番号を伝える、郵便番号などを網羅した。

数字もあやふやの中、計算すると頭が混乱する。正しく数を言えても計算ミスを犯す。だが、数字を学ぶだけで、出来ることの幅が広がったように感じた。加えて、先生の肯定感が自信と楽しみを与えた。さすが、IOMが雇うだけあって、教え方が上手いと思う。

3時間のレッスンだったが、瞬く間に過ぎていった。
授業が終了して、これは明日も参加できそうだ!もっと学びたい!という意欲が湧いた。

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