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【おでかけ】陶墨画個展

銀閣寺のあとの予定。
西元祐貴さんの陶墨画個展、見に行ってきました。

西元祐貴さん、私は知らなかったんですが、妹Tちゃんが一度個展に行ったことがあって、案内が届いたので行きたいと言ってたのを急に思い出しました。

京都って言ってたな、ついでに銀閣寺とかぶらぶらしよう!ってことで、四条大宮のヤオイソでフルーツサンドをもぐもぐ、時間つぶしに銀閣寺行ってからの個展って流れで予定を立てて、いざ。

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何よりも食い気な姉妹なので、まずはフルーツサンドです。

季節のものは栗といちじく、まだ桃もありましたが、私は栗サンド一択。
妹Tちゃんは定番のフルーツサンドのセットと、二人で桃パフェをシェア(やはり食い気)

ヤオイソのフルーツサンドは、パンが溶けるくらい柔らかで、フルーツの邪魔をしない優しいクリームが絶妙に美味しい。季節を変えて何度でも訪れたくなるし、色んな人におすすめしてます。

個展は念の為予約をしていたので、時間までは銀閣寺をぶらぶら。

予約してたけど、他には商談?取材?っぽいおじさんだけで、ゆっくりじっくり見ることができました。

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陶板に専用の釉薬で色を重ねて描くそうで、妹Tちゃんに聞いてはいたけど、実際見てみるとその色の深さに驚く。
焼き物なので、割れてしまったら終わりなんだけど、そういう一期一会みたいなの、良いなぁ。
想像した色に焼き上がらなかったり、想像以上に輝いたりするんだろうな。

油絵のような凸凹があり、色が生きている感じ。
見る角度と光の反射によって、様々な色の変化を楽しむことができました。
写真には残らない色。

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月にも見える鏡にも見える、これは黒っぽい銀色っぽい色だったのに、写真にとってみると黄色に光っている・・・別の作品みたい。
陶板以外に立体のものもあって、これがとってもキレイでずっと見てました。

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深い青とエメラルドがまさに地球!白い波が静かに湧いていて、常に流れ、巡っている感覚。
大きな海の恐ろしさもあり、小さな煌めきもあり、ぐるぐる回ってどの角度から見てもキレイ。ずっと見てても飽きない色。
なんかかっこいいこと言いたいけど、心が動く「うわぁ」って感覚を、言葉に表すのが難しすぎて、「すごい」しか出てこない。ポンコツです。

いつも、お寺行って仏像とか、襖絵とか、屋根の組木細工みたいなのとか、欄間の彫刻とか、庭の松の木とか、素敵な物を目にして「うわぁ」ってなるんやけど、「感動」っていう簡単なものではないし、「素晴らしい」って言葉もちょっとニュアンスが違う気がする。「うわぁ」ってのを表す言葉が見つからなくって、「すごい」「おもしろい」「良き」でまとめちゃう。
文字で見るより感覚で見るタイプなので、作品のタイトルとか説明書きを読んでも覚えてないのがほとんど。なのでこの立体の丸いやつ、何やっけ?知らんけどめっちゃ好きな感じ!で終わってる(失礼すぎる)

でもでも、造られたものは造り手の元を離れた時から、見る人によって価値が変わり、与える印象も変化していくものだと思っているので、私なりの楽しみ方を、感じた事を大事にしていきたいです。(って開き直るやーつ)
おでかけノートにも残さなくては・・!!

美術館とか博物館とか行っても、平面の絵画より立体の像の方がじっくり見ちゃうので、陶墨画ってどっちの感覚もあっていいとこ取りだなーって、思いました。また機会があれば、妹Tちゃんと突撃!したいですね。




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