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テンラボな人々

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テンラボスタッフそれぞれが自分のnoteでつづる”いろいろ”を集めました。
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#商店街活性化

鹿児島県出水市の本町通り商店街での取り組みを振り返る【3/3】

【4年目:朝cafe@文化堂を1年続ける。"第2の文化堂"を考える。】 おかげさまで文化堂も様々な利用者さんに使っていただけるようになりました。文化堂は、オーナーさんの理解をいただけたことで、未来会議メンバーでシャッターを開け、新たな形で活用していくことができました。  これは商店街の景色をひとつ変えることにもつながりましたし、「ここってシャッターを開けるとこんな空間が広がっていたんだ」とか、「文化堂懐かしいなあ~」とか、そんな言葉をいただくことも増えました。  ここから

鹿児島県出水市の本町通り商店街での取り組みを振り返る【2/3】

 さて、【1/3】では関わり始めて3年目の途中あたりまで書いていきました。書き出すと筆は進むもの・・・だったり、そうでもなかったり。書き始めるまではかなり腰が重かったのですが。それもそのはず。当然良いことばかりではなく、苦しいことも多かったです。そう思うと、良かったことさえも素直に目を向けられなくなる、という苦しさに気づきます。ここまでくるのに時間がかかりすぎた…そんな負い目も感じています。もっと早く気づければ、もっと早く踏み出せていたら、と。そんなことを言っても仕方がないの

鹿児島県出水市の本町通り商店街での取り組みを振り返る【1/3】

テンラボが鹿児島県出水市の商店街活性化事業に関わり始めて5年。今年で6年目に入りました。 その初年度から関わっているのが、わたくし、テンラボの理事兼事務局長を務める、飯福あすみです。 ここでは、この5年間で取り組んできたことをご紹介していきます。そしてまさに今、この6年目に取り組んでいることもまた今後こちらでご紹介していきたいと思います。 【1年目】理想の商店街像を描き、小さく実践する。  1年目に取り組んだことは、『出水本町通り未来会議』と題して、商店街で実際に商売を

商店街でお店を営む商店主となって思うこと(この1年を振り返って)

 地元ではない、出水市の商店街に関わり始めて5年経った2019年6月7日に私は、出水市本町通り商店街に『すみとカフェ』という小さなカフェをオープンしました。それがもうあっという間に1年経ちました。   思い返せば、お店ができるまではそれなりにいろんなことを考えました。書いては消しの繰り返し。話を聴いてもらうことで自分の頭のなかを整理したり。ノートにはこんな風に残してました。 そうそう、当時は宿をやりたかったんですよね。今もやりたい気持ちはめっちゃありますが、まだ脳内会議中