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K-POPをミリしらな私がLE SSERAFIM(ルセラフィム)にハマる&ドキュメンタリー『THE WORLD MY OYSTER』感想 10,317文字

今や世界的人気を博している『BTS』、その『BTS』を輩出したエンターテイメント企業、HYBE。そんなHYBE傘下で2022年5月2日にデビューしたガールズグループ、それが『LE SSERAFIM(ルセラフィム)』です。
メンバーもバラエティ豊かで、『IZ*ONE』というグループで元々活動しており知名度もあるキム・チェウォン、同じく元『IZ*ONE』であり日本でも元AKBグループとして知名度がある宮脇咲良、元バレエダンサーという異色の経歴を持つカズハ、アメリカ育ちで声楽の経験もあるホ・ユンジン、研修生からデビューしたての最年少のホン・ウンチェと、様々なバックボーンを持っています。
また、昨年秋の2022/10/16に公式YouTubeに挙げられた『ANTIFRAGILE』のMVは現在、わずか4カ月で1.2億回再生と、世界的な反響も大きい!
そんなLE SSERAFIM(ルセラフィム)について、今までK-POPに全く興味が無かった私から見たグループの印象と、デビューを果たすまでのドキュメンタリー、『THE WORLD IS MY OYSTER』の感想を書いていこうと思います。

1.K-POPに一切興味が無かった私が、ある日『LE SSERAFIM』と出会う

「K-POP?ああ、若い女の子に人気のあれね」
私のK-POPに対する印象はこんなものでした。
学生時代からアニメオタク、J-POPですら流行りの曲がわかる程度、K-POPはてんで興味が無く、
「K-POPアイドルって、渋谷とかにいる陽キャの女の子がキャーキャー言ってるやつでしょ?私は"きれい"や"おしゃれ"よりも、二次元の"かわいい"のほうが好きなんだよね」
振り向きすらしない。コロナ禍で流行っていた『NiziU』の"縄跳びダンス"とかが、私の中の"最近のK-POPといえばこんな感じ"というイメージの象徴でした(彼らは日本人だけど)。
そんな私が、年末の『ベストアーティスト2022』を旦那とダラダラ見ていた時のこと。
私「るせらふぃむ・・・だって。知ってる?」
夫「知らん」
るせらふぃむという謎のアイドルグループが登場しました。MCに対して片言の日本語で話している様子からすぐにK-POPアイドルと把握。
あーまた新しいK-POPアイドルが現れたなぁ。
と、ローテンションで見始めた・・・はずが、
私&夫「うわぁ、これはすごい・・・
『ANTIFRAGILE』のパフォーマンスが始まるや否や、開始10秒くらいでもう画面にくぎ付け。5人の息の揃った力強いパフォーマンス、目線、佇まい、そしてK-POPという枠組みにハマらない中毒性のある音楽。
そういえばさっきYouTubeで再生回数とんでもないとか言ってたっけ?そうか・・・K-POPがどうとかJ-POPがどうとかアイドルがどうとか、そういう事ではなく、「世界で戦える曲とパフォーマンス」ってこういうことを指すんだ・・・。
いやー久々にテレビ越しに心臓を撃ち抜かれるようなパフォーマンス・・・。
特に私が目を奪われたのはカメラに抜かれた時のキム・チェウォンのパフォーマンスでした!
曲の、もうここ、みたいなタイミングの、今です、みたいなカメラワークの時に見せる表情、目線、仕草。
完璧すぎない?
私「いやこれだな・・・これだよ、私がアイドルに求めているものは。今の見た?完璧すぎない!?え?これアニメ?二次元?三次元でこんな事ありえるの?」
私「これに比べたら今日今までに見てたアイドルのパフォーマンスなんて全部おままごとじゃん。韓国にはこんなのがゴロゴロいるってこと?いやこれはだめだ」
見終わった後もずっとこんな調子。
当然その時はLE SSERAFIMのことなんて1ミリもしらなかったので、調べてすぐに
私「え!?あの宮脇咲良が所属してるの!?いた!?今あの中にいた!?っていうか番組も言えよ!あの宮脇咲良が所属しているグループって最初に言ってくれ!」
私「もう一人の日本人はオランダでバレエ留学している最中にこのグループへの所属を決意!?え、かっこよすぎない!?」
と、二人の日本人が所属していることを知り(しかも片方は自分も知っている有名人)、なんかすごい人たちだったな、から、すごい日本人が二人いるちゃんとしたグループ、という印象に変わり、親近感が5割増しになりました。現金かもしれませんが、やっぱり全くの異国の知らない人たちが活躍しているグループよりも、同郷の人が頑張ってるグループの方ががぜん興味が湧いてしまう・・・。

そんな私が感動した『ANTIFRAGILE』のダンスパフォーマンス動画はこちら!
↓↓↓

そしてMVはこちら。
↓↓↓

2.各メンバーに対する私の印象

(1)サクラ/SAKURA

"宮脇咲良"
私でも知っている、AKBグループでも上位の人気アイドルです。
彼女に対する昔の印象は、なんか、AKBにいたけど途中で韓国に派遣されて、最近日本に帰ってきて改めてAKBとして卒業コンサートをした人、という。
人気絶頂のさなか韓国へ渡ってその後の行方がよくわかっていなかったのですが。
今回の『LE SSERAFIM』の反響で彼女が韓国でも大変知名度のある人物になっていることが、よくわかりました・・・。
彼女は後述のドキュメンタリーの中で「宮脇咲良という名前を無くしてデビューしたい」と言っていましたが、彼女の今までのキャリアや活躍が、『LE SSERAFIM』の知名度や人気を上げるのにとても貢献しているのだと思いますし(私もあの宮脇咲良が?で興味を持った)、彼女の強くたくましいストーリーはグループのイメージにもふさわしいじゃないですよね
特に昔の"宮脇咲良"から全く知識がアップデートされてなかった私は、この女性があの"宮脇咲良"、と分かった時は、「えっ。私が知っていた宮脇咲良は"あどけない少女"なイメージだったのに・・・人は年月が経つとこんなにも"きれいで頼れるお姉さん"に成長できるのか・・・」と、本当に驚きました。
また、日本製(なのかな?)のバラエティでのユニークな立ち振る舞いや後輩にも平等に接する柔らかな姿勢が、LE SSERAFIMを単なるストイックな集団では無くしてるのではないかなと思います。

(2)キム・チェウォン/KIM CHAEWON

私が初めてLE SSERAFIMのパフォーマンスを見た時にひとめぼれしたキム・チェウォン。彼女のパフォーマンスが無かったら正直ここまで追えてなかった・・・神様、これが"推し"ってやつなのかな・・・・・。
彼女もサクラと同様、IZ*ONEのメンバーとして選ばれ活躍していたとのことで、そのころは髪は長くて、LE SSERAFIMとしてデビューしてから今のボブの長さになったようですね。IZ*ONEの頃の彼女はかわいくてほんわりとした印象だったようですが、ルセラフィムの彼女は、可愛いけど強かでどこか色気があります。私は断然今のほうが好きです。
彼女はカメラ前の目線やパフォーマンスが上手く、一際目を引く存在です。
しかも歌もお上手で声も可愛くて日本語も勉強してて、なんでもできるLE SSERAFIMの頼れるオールラウンダー、なイメージ。
元IZ*ONEの二人が、しっかり者なお姉さんのサクラと、可愛くていたずらっ子なチェウォン、という感じにキャラが被ってないのもいいですよね!(あくまで私の印象)

(3)カズハ/KAZUHA

日本人メンバー、そして元バレエダンサーという異色の経歴の持ち主。
なんでもオランダにバレエ留学をしている最中にK-POPアイドルになろうと決意したのだとか。普通の人にはなかなかできない決断です・・・。
元バレエダンサー、というだけあって、彼女のスタイルや姿勢は普通にしていても思わず「美しい・・・」という声が漏れてしまうほど、やはり普通のアイドルとは違う何かがあります
また、順風満帆だったはずのバレエの道を敢えて捨ててアイドルの道を選んだという我が道を行く強さ、元バレエダンサーという他とは違うユニークさ、そして彼女自身の美しさというのは、LE SSERAFIMのコンセプトにピッタリで、アイドルとしてのダンスやボーカルの経験がほとんど無いにも関わらずメンバーとして抜擢されたのも納得です。

(4)ホン・ウンチェ/HONG EUNCAE

ウンチェはLE SSERAFIMでも最年少、しかも2021年1月に事務所のオーディションに合格しその直後にはもうLE SSERAFIMのメンバーとして活動し始めたわけですから、事務所の彼女に対する期待は相当のものでしょう。
事実、彼女はとてもかわいらしく、他のメンバーが持っている美しさやセクシーさの中にあどけないかわいさを加えてくれていて、なんだろう、韓国人なのに一番日本のアイドルっぽさを感じる。こう、メンバーの中にちょこんといると、「あーかんわいいねぇーよしよしあーかわいいーーー^^」としてあげたくなるような、素朴で素直な可愛さ
また、デビュー直後は前髪が無かったですが、前髪をぱっつんにしてからは、さらにキュートさに磨きがかかっている感じがします!
とはいえ、小さいころからダンスをやっていたという経歴もあり、ひとたびダンスを踊り始めればもう、びしっばしっずばっっです!(語彙力)

(5)ホ・ユンジン/HUH YUNJIN

彼女のことを知れば知るほど魅力を感じています。
私の好みはもともと二次元キャラ寄りなやわらかいあどけない可愛い感じが好きで、ホ・ユンジンはそれとは対局するセクシーでおしゃれで美しい感じなので、私には刺さらないだろう、と思っていました。
しかし、アメリカ育ちの彼女の考えや発する言葉や表情は私にとってとても新鮮で、私の考える東洋人の女性アイドル像をぶちやぶるような、アイドルとはこうあってほしいみたいなのを無くしてくれるような、そんな存在でした。
なんというか、彼女の存在がLE SSERAFIMを"アジア人女性グループ"ではなく"グローバルな多国籍女性グループ"にしてくれているように思うんですよね。彼女のグローバルな考え方、アジア人とは何か違う立ち振る舞い、わかりやすくエネルギッシュな表現力、それがLE SSERAFIMの力強さを引き出しているんだと感じます。
また彼女はミュージカル経験者であり、ボーカルという意味でも曲の力強さを支えている存在です。しかも自身で作詞作曲も行うことができます。かっこいいね。

3.ドキュメンタリー『THE WORLD IS MY OYSTER』とは

LE SSERAFIMの紹介だけでもだいぶ長くなってしまいましたが、こちらも紹介させてください、そんな彼女たちがLE SSERAFIMとしてデビューするまでのドキュメンタリー。

なんと、HYBEの公式チャンネルで20分×4本の動画が無料公開されています。
私、ノンフィクションとかメイキングとかそういう舞台裏系のものが大好きなんです。これは見るしかない。
『THE WORLD IS MY OYSTER』
直訳すると「この世界は私の牡蛎だ」となってしまいますが、意味としては「世界は私のもの」「私の可能性は無限大」というような意味なのだそうです。
タイトルだけでわくわくしますね!
ということでさっそく見ていきましょう。
(※お前の感想なんて知らねぇよ、という方は、ここから先は読まなくてもOKです)

4.各エピソードの私の感想

EPISODE01

EP1はメンバーが全員揃うまででした。
というより、サクラとチェウォンとユンジンがいたときはまだ「何も決まっていなかった」と、ユンジンは話していますね。
それがどのレベルまで決まっていなかったのかはわからないですが、EP1では"ハルカ"という、デビュー前にメンバーから降ろされた幻のメンバーがいたことも発覚しています。
デビューできるものと思いメンバーと一緒に練習したのに「あなたはメンバーには入れない事になりました」と落とされる・・・私だったらトラウマになるレベルで落ち込むくらい残酷な決断です。どういう理由かはわからないにせよ、一人の少女にそれほど大きく厳しい決断を敢えて下す、つまりHYBE側もそれだけ本気だということなのでしょうか。それにしても辛いシーンだ・・・。
そして「これで確定」として集まってくる残りのメンバー、カズハにウンチェ。そう考えると、まだ完成図もよくは見えてないかもしれないこの状態で、こんなにもグループにピタっと合う人材(それに二人ともビジュ強)をよくピックアップできましたよね。しかもカズハはアイドルダンスも歌もともに未経験なわけだから。
しかし、「バレリーナからK-POPへ」という文面だけでも大胆ですが、この動画をみてますます彼女が勇気ある行動に出たのだなと身に沁みましたよ。彼女がメンバーに入りたての様子は、勿論ただずまいやビジュアルは良いものを持っているのですが、ダンスはまだバレエのそれが色濃く残っていて、アイドルダンスとしてはまだ不足があるように感じる。それが今あんなに堂々とパフォーマンスできるようにまでなっているのだから、ほんとすごいっすわ。
あと、ウンチェがキャリーバック開けた時に一番初めに人形がドーンと出てきて思わず「かわいーーーー」って言っちゃった\(^o^)/かわいくない?キャリーバック開けたら一番上にお人形さんがデンと寝てる事なんてある?アニメ?
◇以下その他雑念箇条書き◇
・サクラが韓国で人気過ぎてびっくりした(入国シーン?と思われるが)。
・個人的には3度目の挑戦だろうと何も思わないし年齢もデビューに遅いなんて思ってなかったが、サクラがそれを気にするということは、アイドル界隈ではそういう常識みたいなものがあるのか。
・黒髪のユンジンが石原さとみに激似。
・この頃はチェウォンの髪がまだ長い。
・へとへとになりながらも「最後までできる。やり続けてれば上手くなる」と声に出して言うサクラ、さすがである。
・「しんどい・・・」と漏らしながら練習室を後にする様子がめちゃくちゃリアルだ。
・カズハが冷蔵庫に付箋で自分を鼓舞する言葉を貼ってるの、なんかほっこりした。
・絵文字カードみたいなのでチームビルディングやってて、なんか会社の組織作りみたいで、ちゃんとしてるーーーって思った。
・カズハが泣いてしまった時に寄り添うユンジンのあったかい表情好き。

EPISODE02

EP2は、グループのコンセプトの説明、それからとにかく練習、練習、練習。それぞれのメンバーの苦悩も感じられる回でした。
やー、コンセプトについてのミーティングがしっかりしてましたね。しかも、グループのコンセプトがメンバーの個性ともしっかり合っていて、知れば知るほど沼にハマらせる準備ばっちりやなって感じました、オタク的には。あと、コンセプトの中の"強くなりたい"について、サクラが「完璧じゃないからこそ言える言葉」って言っていて、着眼点がすごいなって思いました。
しかしそこからサクラの歌に対する自信が無いというシーンへ。私的には、アイドルと言えば"歌って踊れる"というイメージがどうしても強い部分もあって、「歌に自信無い」とか「自分のパートが少なかったらって思うことも」とか、結構はっきり言っちゃうんだな、とは思いました。ただ、それを自覚しているからこそ、歌からも逃げずに自信が持てるようにもっと努力しないと、と考えるサクラはやっぱり真面目で努力家なのだな・・・。
次にユンジンが「最初は一生懸命やってるだけで褒められたけど、今はそれだけじゃダメ。一生懸命やってるけど魅力が無いと言われる」と。辛い・・・。トレーナーはもう一皮むけてほしいという気持ちなのでしょうが。
そしてチェウォンのダンスダメ出しシーン。パフォーマンス中考えている事とか、足りない事とか、見抜かれて思わず悔し涙を流すチェウォン・・・。何が正解か、本当にちゃんとできるのか、わからないなか終日レッスンし続けるというのは本当にきついと思う。
◇以下その他雑念箇条書き◇
・そりゃ一緒にバレエしてた人が突然アイドルなる言うたらビックリするよな。
・小さい頃のサクラ!
・心理カウンセリングって言ってたけど、それもHYBEの練習メニューとかの中に含まれているのかな。色々と現代的だ。
・チェウォンさんウエスト細すぎな。
・サインってそっちのサインかい。おい男。写真も撮ってもらってるんじゃねぇ。羨ましすぎるだろ。
・連続で7回踊り続けたってこと?そりゃ疲れるわ。
・メドューサみたいになってるウンチェちゃんかわいい。

EPISODE03

EP3は撮影(おそらくアルバムとかトレーラーとかの?)とか、事務所との"自己管理"についての話し合いとかでした。
ウンチェやカズハはこういう写真撮影って初めてなはずなのに、ポージングとか写真映りとか完璧すぎませんかね?なんなの?原石なの?原石は初めてでも可愛く撮れるの?
で、その後冒頭のサクラの涙のシーンに行くわけですが。
ここが日本語訳がちょっとわかりづらくて。
色々調べたところ、
事務所からもっと体の管理ちゃんとしてね、サクラとチェウォンのデビュー組はわかってると思うけど、そういうのはデビューするにあたって大事だから、と注意を受ける。
→サクラが涙ながらに「自分は今まで、すごく頑張ってる人が外見のちょっとしたこと(太ったとか)で世間から辛辣に言われる姿を身近で見てきた。こんなに頑張ってるのにそんなことで評価が下がるのは悔しいし、私たちもっと頑張ろう」というようなことを言う。
→同じく既デビュー組のチェウォンが「ちゃんと人によってメニュー(食事とか?)を考えてくれているのはすごくありがたいことです」というようなことを言う。
という流れだったみたいです。要するに太ったってことなのか、それともニキビや肌荒れ的なことなのか、皆さん十分可愛く完璧な状態に見えるので何があってそういう話の流れになったのかはわかりませんが、確かに見た目で評価される世界ではあって、めっちゃパフォーマンス良くてもネット記事で「ぽっちゃり○○」とか書かれたり映りが悪い画像使われてたりするとみんなそっちの情報ばかり見るっていうのはあるあるか・・・。
その後はユンジンも家族の前で涙目になるシーンが。デビュー組とは違って今までデビューを果たした成功経験みたいなのが無いユンジンは、特に将来への不安があったのかもしれないな、とこれを見て思いました。大学に行って、仕事して、そんな安定した普通の道を選ばなくて本当に良かったのだろうかと・・・。
◇以下その他雑念箇条書き◇
・私はこのチェウォンが初めましてだけど、昔のチェウォンを知っている人は今のチェウォンを見てどう思ったんだろう。全然雰囲気違うよね。
・サクラの真似して爆笑しているシーンがほほえましい。あそこの振り付けと表情は確かにめっちゃ目に残るから真似したくなるのわかる。
・AKB時代の宮脇咲良さんだ!
・作詞作曲ができるのかっこいい。
・カズハもカメラ前は初めてのはずだけど、舞台で人前に出ることは場数踏んでそうだから、ウンチェほど緊張してる!っていうシーンが無いのかな?単に抜かれてないだけの可能性もあるが。

EPISODE04

今回はデビュー直前からデビューして初めてのステージに立つまで。
映像として見ると目まぐるしいけど、デビューが見えてきてうれしそうなLE SSERAFIMのメンバーの表情を見てほっこりしたり、舞台裏の様子に一緒にドキドキしたり、そんな感じの動画でした。
いやーーーそれにしてもサクラとチェウォンのファンとか、直前までの活動を見ていた人たちは、今回LE SSERAFIMとしてバーンとデビューした彼女たちを見てどう思ったんでしょうね!
少なくともチェウォンは外見・イメージ共に変わり過ぎだし(いい意味で)、二人とも元からスキルはあったと思うけど、やっぱりLE SSERAFIMとしてさらに洗練された姿を見て「私の推しすげぇ!全世界、これが私の推しだぞ!刮目せよ!うおおおおおおおお」とはなったんじゃないかな。どうなのかな。
そして迎えるショーケースライブの舞台。
これがLE SSERAFIMとして立つのは初めましてのステージになるんですよね・・・?初めましてであんなドームいっぱいにお客さん入ってたらびびるな・・・こう・・・現実感が無いと思う。
でも、ずっと練習漬けでやっとのデビューは、ほんとデビューできたというだけでも感慨深いだろうなぁと思います。いいドキュメンタリーでした。
◇以下その他雑念箇条書き◇
・全然そりがすすまないチェウォンちゃんかわいい。
・リーダーの決まり方って事務所からの推薦形式なんだ。
・相変わらずトレーナーの方が厳しい。デビューに向けてはっぱかけてるって感じだ。
・マイクをつける練習をしてるチェウォンとサクラがかんわいい。
・チェウォンカラコンしてるのか。する前から十分可愛いけど。
・カズハってスローモーションでもずっと美しいな。

5.K-POPはもはや無視できないものとなっている

今回ご紹介したのはLE SSERAFIMの事のみですが、LE SSERAFIMきっかけで、今K-POPはLE SSEFRAFIMに限らず、クオリティの高いグループがたくさんある事がわかりました(LE SSERAFIM以外は未だにあまり詳しくはないですが)。
秋元康さんは、「野球に例えるならAKBは高校野球、K-POPはプロ野球」だと言います。
どちらにもどちらの良さがあり、それぞれの人気があるということを言いたいのだと思いますし、私もそう思います。
ただ、日本の中であまりに「AKBや坂道グループ=アイドル」の一強となってしまい、日本の中にいたはずのプロ野球を目指していたアイドルグループが日の目を見なくなっているのではと、私は感じてしまいました。
そして、日の目を見なくなる状況が続けば、今回のドキュメンタリー動画のような良いアイドル人材、良いコーチ、良いマネージャー、良い指導者が揃った状態というのは簡単には成立しないでしょう。
そして、もし海外で活躍していくとしたら、海外でも通用するのは高校野球ではなくプロ野球なんです!
この文章を読んだ人が、「どうせK-POPなんて」という気持ちを少しでも軟化して、正面から向き合うようになれればと思います(どうせK-POPなんてと思っている人はここまで読んでないかもしれないけれど・・・)。

とりあえず私は、K-POPをあまり知らなさそうな友達に会ったら『ANTIFRAGILE』を見せて「どや、わてが見つけたんやで」とドヤ顔で布教しようと思います。すみませんわてが見つけたは言い過ぎましたごめんなさい怒らないで。

では!

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