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ヰ世界情緒エイプリルフール企画 Project canvas プレイ感想

毎年4月1日にだけアイドル活動に戻るお情ちゃんですが、今年はゲームでアイドルやることにしたみたいです。本当に色々やるなお情ちゃんは……。

なおフルボイス。

定期的な生放送配信に、歌の収録に、新曲ではイラストも担当し、ゲームの声入れ……?

去年のparallel canvasの方がもっとすごい労力だったか……。
ちなみに私はparallel canvas IIの方でお情ちゃんに沼ったにわか勢です。

ライブならではの低音と感情の込め具合、選曲チョイスに度肝を抜かれました

【観測することで変わっていく色】

アイドルを目指すヰ世界情緒をプロデュースする育成ゲームという体で、王道シナリオ踏んでいく本作ですが、いろんなED見るために周回重ねる内に「あ、うん、コレいつものV.W.Pとしてのヰ世界情緒のスタンスを一貫しているわ」と気づきました。

いや一週目は普通にアイドル目指すお情ちゃん可愛いなで始終していたので……。

かわいい(語彙失)

※※※

冒頭場面ですが

これはお情ちゃんの本心が結構入った台詞じゃないかと
でなければ毎年一貫してアイドルネタでブレずにエイプリルフール企画なんてやらない
でも現実のヰ世界情緒の中の人はVシンガーになった
アイドルと歌投稿者の中間的存在
さてこれが本作のテーマ

本作では、12回実行できる育成パラメータによって
「バランス型ED」
「一項目を突出して育てた専門型アイドルED」

があり、バランス型EDでのみスタッフロールが流れます。

専門型EDでは後に成功したお情ちゃんの姿が描かれますが、バランス型EDのみ未来は描かれず、初ライブでの心境とこれからを想う現在視点で終わるわけでありまして。

どんな未来をどんな色で描いていくかは、これから次第。

【自分を見失う】

初のライブが決定して、練習しても伸び悩んだお情ちゃんが自信を喪失するエピソードがあるのですが。

このスランプ時期は、アイドルを世に送り出す事務所の方々にレッスンを受ける毎日の中で「上達はしているんだけど、本当にこれで厳しいプロの世界で通用するのか?」となるんですよね。

【自分を見つめ直す】

そんな時に渡されたのが手鏡。
自分で自分を見るための道具。

歌うのが中心活動ではあるものの、V.W.PのメンバーはVtuberではあるので中の人がいる。
画面の中の自分と、現実の自分を見つめ直し続けるのは、Vtuberは避けて通れない道であり、決して楽ではないけれど、同時にモチベーションを保ち続けるきっかけでもあるのだとこのエピソードでなんとなく察したり。

【ファンからの視点】

事務所に入る前のアマチュア投稿者時代から活動を見ていたファンがいて、そんな人が自分を後押ししてくれている。
そんな今の自分を手鏡で見つめ直す

※※※

そしてライブステージからお客さん観測者たちをヰ世界情緒も観測する。

【互いに観測しあうことで、互いが変わっていく】

「物語りのワルツ」より
同上

Project canvasは前向きにこのスタンスを捉えていますが、「物語りのワルツ」はじめ「霞がついてくる」や「やさしいせかい」でも謡っており「パンドラコール」はより攻撃的になっている始末で「グレイスケイル」なんか皮肉に満ちている。

一方で「ARCADIA」「そして白に還る」や「描き続けた君へ」などは色々否定するけど観測し合うことのポジティブな面も謡っているわけでして。

お情ちゃんの楽曲歌詞は「白」と「色」と「花」がよくモチーフに使われるのですが、エイプリルフール企画の「canvas」が示すようにまっさらなカンバスに何を想い何を描くかは、クリエイターと受け取り側共に対等であり、自由であり、観測し合うことで互いに影響を与え続ける、というテーマを歌ではなくゲームとしても表現したわけですね。

その影響が決して良いものか悪いものかなんてわからない、というのが大体お情ちゃんの楽曲なんですが。

【余談】

こうして改めてヰ世界情緒というかV.W.Pのスタンスを見ると「深淵」「愛厭奇縁」「この夢に弔いを」とかのタイアップ曲はちゃんと相手に合わせる気がある曲なんだなぁ、と……。
ところどころでV.W.Pのエゴが出てくるのはもう仕方ない。
Monarkはゲームの作風そのものがV.W.Pと親和性高かったから違和感ゼロでしたけど……。

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