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CRYSTAR BGMについて

7月19日まで870円という驚異的割引価格で売られているので宣伝も兼ねて(今更)。

ただ、MonarkにしろCRYSTARにしろビジュアルが美しいゲームなので、結局ドハマリすると別売のビジュアルアートブックが欲しくなる罠。
1500円くらいなのでどうせ買うなら一緒に買っちゃえよ!

【アレンジされて何度も使われるフレーズ】


この宣伝動画では使い回されているフレーズ部分が共通しているとわかるのは、タイトルテーマ曲にして主人公幡田零のテーマ曲でもある「0」とラストバトル曲「CRYSTAR」なのですが、同じくラストバトル曲でもある(そして8分以上という超大作!)「The END」にこの二つのバトルの間に挟まれるイベント曲にして、零が涙に意味を見出すエゴを獲得した「spirits」でも「0」のフレーズは共通して使われています。

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本作のBGMはこのように、関連がかった部分で共通したフレーズの部分を多様してそれが演出になっています。

その名の通りプロローグに使われる「Prologue」のイントロは本作の舞台「辺獄」で流れる「Limbus」「The Gear of Rebirth」で多様されるフレーズから始まり、最後は「Mephis and Pheles」のフレーズで締められており、「生と死の狭間に引き込まれ、悪魔に惑わされる」物語の始まりを曲全体で暗喩しています。

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不動寺小衣のテーマ曲「Revenger」も、彼女のシナリオが描かれ、そして彼女が通う大学の風景が反映されている「虚飾ノ庭」のBGM「Distant Days」のフレーズが入っており、バトル曲らしい「Revenger」の中に小衣の幸せなキャンパスライフの思い出の名残惜しさ、そしてそれを拭い払い決着をつけねば気が済まないほどの、築こうとする前に消えてしまった家族への哀しみが見えます。
削除氏の方向性か、怒りよりも悲哀や覚悟が全面的に「Revenger」は出ていますね。

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そしてラストステージで使われるBGM「Chaos」はその名の通り、今まで巡ってきた全てのステージ曲のメドレー曲となっています。
正に総決算ですね。

【個人的に好きな曲】

あんまりyoutubeで上げられているフルサイズの曲は貼りたくないので今まで控えていたのですが、削除氏本人が上げているので本当に好きな曲だけなら……と。

最初にも書きましたが、タイトル曲にして主人公である零ちゃんのテーマ曲であり、この曲のフレーズが物語のラストで一気に何度も使われるんですよね。
正に最初にして、最後の曲。「0」という形から表わすように、CRYSTARは0で始まり0で終わる。色んな意味で……。

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姉妹作であるCRYMACHINAのタイトルテーマ曲「Blue fairy」も「0」に通じるところがあって、これがもうすぐ体験版解禁でようやくフルで聞けるようなので嬉しいところ。

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