3分で読める本日の注目ニュース(2024年8月4日): 経済、芸能、スポーツ、話題
経済ニュース
・米半導体大手インテルの株価が2日のニューヨーク市場で前日と比べ約26%急落した。1日発表した2024年4~6月期決算は純損益が2四半期連続の赤字だった。経営再建策を公表したものの、業績悪化を受けた失望売りが広がった。米CNBCテレビによると、インテルの株価としては1974年7月に記録した31%安以来、約50年ぶりの下落率となった。
インテルの24年4~6月期決算は純損益が16億1千万ドル(約2400億円)の赤字だった。経営再建のため100億ドル規模のコスト削減策を同時に発表。その一環で全従業員の15%を超える1万5千人以上の人員削減方針を明らかにした。
芸能ニュース
・「パリ五輪・バレーボール女子・1次リーグ、日本-ケニア」(3日、パリ南アリーナ)
フジテレビで中継され、客席に浜田雅功が映った。
チェック服でスタンドに座り、コートに向けて何かを言っている様子が一瞬映った。
ネットでも話題となり「いま浜田雅功いなかったか?」「観客席に浜ちゃんおった!」「浜田が女子バレー応援してる爆笑爆笑 びっくりしたわ笑」「女子バレー観にパリに行ってる!」「まって、会場に浜田雅功(笑)」「試合よりも浜ちゃん探してまう」「ちらっと浜ちゃん映ったね」と反応する投稿が相次いでいる。
スポーツニュース
・パリ五輪は3日、卓球女子シングルス3位決定戦で、第3シードの早田ひな(日本生命)が第4シードの申裕斌(シン・ユビン)=韓国=を4―2で下し、銅メダルを獲得した。
勝負が決すると早田は座り込んで目を押さえた。この日の3位決定戦も左腕のテーピングはきつく巻かれていた。それでも懸命にラケットを振り、銅メダルをつかんだ。「いろんな人に支えてもらって戻ってこれた。金より価値ある銅」と力を込めた。
第3ゲーム、11-10。申がレシーブでミスしたのを見逃さず、フォアから強烈なドライブを打ち込んだ。2ゲーム目に続きジュースにもつれたゲームを連取し、逆転に成功。意地を見せた早田は絶叫した。
得意のバックハンドに持ち込みたい申に対し、フォアで勝負したい早田。サーブレシーブで先手を打ち、自分の形に持ち込めた方が得点していった。
第5ゲームを失ったものの、第6ゲームを11-7で取り返し雌雄を決した。
棄権の選択肢もあった2日の準決勝から一夜。状態が著しく改善したわけではない。それでも早田は痛み止めの注射を打ち出場した。
3年前の東京五輪は同学年の伊藤美誠(スターツ)らとの熾烈な代表争いで敗れ、補欠として同行。パリ五輪選考では東京五輪銅メダルの伊藤がメンバーから外れた。切磋琢磨してきたライバルの分までという思いは強かった。
万全の状態で戦い切ることはできなかった。だが、「左手よく頑張った」。けがを乗り越えて日本勢2大会連続銅メダルをつかんだ。
話題のニュース
・原爆投下から、まもなく79年となる広島市。同市内を走る広島電鉄には、当時被爆した車両4両が、今も残っている。
そのうちの1両が、650形651号で、1942年に木南車両製造(廃業)で作られた。
1945年8月6日。651号は爆心地から約700メートルの、中電前電停付近を走行中に被爆。車両は脱線し、ドアや屋根の集電装置が吹き飛ばされ半焼した。
しかし翌46年3月までには原形に近い形で営業運転に復帰し、今も広島の街を走り続けている。
普段、千田車庫(広島市中区)に停泊していて、不定期で朝のラッシュ時などに営業運転している。
車体はワンマン化や方向幕の電動大型化、冷房装置が取り付けられるなど改修されている。
■被爆した部分は・・・
一方、台車は製造当時最新式だった車体と独立して回転できる機構を採用したボギー台車で、多くの部分は当時のままだ。また鋼鉄製の車体や車体を留めるびょうも当時のものと思われ、所々が赤茶色にさびている。同社によると、被爆による傷痕は確認できないが、台車や車体、びょうを交換した記録はなく、戦後に作られた部品とは異なるという。
82年に同社に入社した車両課の中村洋・千田検車係長(60)は「651号はアナログなので、最新型と比べて故障箇所がわかりやすい。ただし、部品を交換してから、人の感覚や経験で調整しないといけないので大変だ」と話す。
同社では今後も人々の足としてはもちろん、被爆や戦後復興、未来の平和について考えてもらうきっかけになる車両として運行を続けていきたいという。