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3分で読める本日の注目ニュース(2024年8月21日):  経済、芸能、スポーツ、話題

経済ニュース

・金融庁が2025年度税制改正で、公的年金に上乗せできる個人型確定拠出年金「iDeCo(イデコ)」の拡充を要望することが20日、分かった。加入者が拠出する掛け金の全額を課税所得から差し引いて所得税を優遇する仕組みを維持した上で、掛け金の上限引き上げを求める。老後の資産形成を後押しする狙いがあり、政府、与党が年末に決定する税制改正大綱への明記を目指す。

 イデコは私的年金制度の一つで加入は任意。制度を運営する国民年金基金連合会によると、6月末時点で337万人が加入する。現在、掛け金の上限は個人事業主が月6万8千円、サラリーマンが月2万3千円。厚生労働省が掛け金の上限引き上げを検討していることを受け、金融庁は8月末に財務省に提出する税制改正要望に、税制面での対応策を盛り込む。

 ただ上限を大幅に引き上げると、お金に余裕があって、多くの掛け金を出せる人ほど税金面で得をすることになりかねない。政府、与党は「金持ち優遇」との批判は避けたい考えで、議論は曲折がありそうだ。

芸能ニュース

・「脊髄梗塞」のため活動を一時休止し療養に専念していた“ひろみちおにいさん”の愛称で知られるタレントの佐藤弘道(56)が退院した。20日、所属する太田プロダクションが発表した。

 サイトでは「弊社所属の佐藤弘道が体調不良のため活動を一時休止し療養に専念させていただいておりましたがこの度退院させていただきましたことをご報告申し上げます」と伝えた。

 今後については「回復を最優先とし医師の判断を仰ぎながら可能な範囲で仕事も再開していく所存でございます」とし「ファンの皆様、各関係各位には今後ともご指導ご鞭撻の程宜しくお願い申し上げます」と呼びかけている。

 佐藤も直筆で、ファンをはじめ、支えてくれた人たちに感謝。また、「退院はしましたが、下半身の麻痺やしびれが残り、失ってしまった機能もある為、一般の方のような歩き方は出来ません。次のステップに向けて通院りハビリ及び自宅リハビリは続きます」と現状を説明し「一日でも早く社会復帰が出来るように頑張りますので、今後も応援の程よろしくお願いいたします」とメッセージしている。

 佐藤は、1968年7月14日生まれ、東京都出身。A型。1993年4月より、NHK・Eテレ『おかあさんといっしょ』の第10代目体操のお兄さんを12年間務め、“ひろみちおにいさん”の愛称で知られる。2005年4月よりNHK「あそびだいすき」を3年間務め、計15年間教育番組にレギュラー出演。07年「ベストファザー賞」受賞。また、02年「エスアールシーカンパニー」を設立し、子どもと指導者のためのスポーツクラブを立ち上げ、幼稚園・保育園・こども園の正課体育及び課外体操教室で指導。全国で親子体操教室・指導者研修会・講演会など、教育活動に幅広く活動していた。

 今年6月に所属事務所の公式サイトで「脊髄梗塞」により活動を一時休止、療養に専念すると発表した。

スポーツニュース

・■広島 8ー3 巨人(20日・東京ドーム)

 巨人は20日、広島との首位攻防戦(東京ドーム)で敗れた。2連敗で、首位・広島と2ゲーム差に広がった。阿部慎之助監督は試合前に長嶋茂雄終身名誉監督の激励を受けたが、完敗の内容に「残念すぎる試合」と厳しい表情だった。

 試合後、長嶋氏からの激励について問われた指揮官は「首位攻防戦ということで激励に来ていただいたんですけど、ちょっと残念すぎる試合だったので。申し訳なかったなと思います。以上」と“謝罪”した。

 勝負所で粘れなかった。先発の山崎伊は1点ビハインドの4回、連打と投手・森下のバスターなどで無死満塁のピンチを招いた。秋山、野間を連続三振に仕留め、小園も2球で追い込んだものの、ここから際どいコースを見極められて押し出し四球。続く末包には左翼線へ走者一掃の3点二塁打を許した。

 続く坂倉の中前適時打と合わせて1イニング5失点。首位攻防戦では、あまりにも重すぎた。山崎伊は4回を9安打で今季ワースト7失点と試合を作れず、5敗目を喫した。

 右腕に対して阿部監督は「あと1人、とかね。あと1球とか。そういうとこを詰めることができなかった。そこだけだね」と評価。さらに2ストライクから小園に許した押し出し四球について「そうですね。そこじゃないですか、全て」と語った。

 末包には5打数3安打5打点。対巨人戦は滅法強く、昨季は打率.344、6本塁打、11打点。今季は20打数6安打の打率.360、2本塁打、9打点となった。“天敵”に打たれ、試合の流れを持っていかれた首位攻防カードの初戦。指揮官は「明日切り替えてまたやりたいと思います」と前を向いた。

話題のニュース

・自民党の小泉進次郎元環境大臣が9月の総裁選に立候補する意向を固め、周辺議員に伝えていることが明らかになりました。すでに出馬に必要な推薦人20人は確保していて、来週以降に記者会見を行う方向で調整しています。

これは、JNNがきょう午後に撮影した小泉進次郎氏を支援する議員が会合に向かう様子です。

こうした会合は連日開かれていて、きょうまでに小泉氏は、総裁選に向けてしっかり準備を進めていきたいので支援をお願いしたいとの考えを伝えているということです。

関係者によりますと、小泉氏は出馬に必要な推薦人20人を確保していて、周辺議員は「支援を表明してくれる議員は全ての派閥からすでに40人以上いる」と話しています。

小泉氏は他の候補の動きも見極めたうえで、来週以降、正式に立候補を表明する方向で調整しています。

「選挙の顔」として自民党内で期待の声が挙がり、菅前総理も支援する意向の小泉氏の出馬は、総裁選の構図にも影響を与えそうです。

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