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3分で読める本日の注目ニュース(2024年4月16日):  経済、芸能、スポーツ、話題

経済ニュース

・厚生労働省は15日の衆院決算行政監視委員会で、廃棄される新型コロナウイルスワクチンが約2億4千万回分になると明らかにした。廃棄分は概算で約6653億円に上る。

 新型コロナのワクチンは、3月末で全額公費負担の臨時接種が終わった。終了に伴い、厚労省は、有効期限の前であっても4月以降、速やかにワクチンを廃棄するよう自治体に求めていた。

 厚労省によると、ワクチン購入の契約量は約9億2840万回分。3月末時点の総接種回数は4億3619万回になるため、海外に供給した分などを除く、約2億4415万回分が廃棄の対象になるという。

 ワクチン1回分の単価は契約上、明らかにしていないが、購入予算を契約数で割ると単価は2725円となり、廃棄分は概算で約6653億円になる。

 衆院決算行政監視委員会で、厚労省の担当者は「その時々の状況によって必要なワクチンを購入した。無駄とは考えていない」と説明した。一方、武見敬三厚労相は、日本ではmRNAワクチンの研究基盤が育っておらず、海外製品の確保に奔走せざるを得なかったことに言及。「金をかけても作れなかったという、もっと悲惨な状態にあった」と述べた。

芸能ニュース

・お笑いコンビ「千鳥」の大悟が15日放送のTBS系「中居大悟に言いたい人々2時間SP」(月曜・午後7時)に出演。ドジャース・大谷翔平の試合球を高額で購入したことを明かした。

 「中居大悟に言いたい推し活女子」のコーナーになると、「わし、この年になるまで、推しが一度もいなかったけど、ついにできた。大谷翔平…」と明かした大悟。

 「こんなおっさんが、あんな若い男の子にときめいて」と続けると「わし、大谷のホームランボールでもヒットのボールでもなく、ファウルボールを33万円で買った」と告白。

 共演の中居正広を驚かせると「ただのファウルボールだと思ったら、全部、記録が残っていて、大谷の自打球のボールだった。大谷の太ももをかすったボールだと知った瞬間に、わし、『キャッ』と言ってもうた」と恥ずかしそうに明かしていた。

スポーツニュース

・男子バスケットボール全米大学体育協会(NCAA)ディビジョン1・ネブラスカ大に所属する日本代表の富永啓生(23)が婚約したことを15日、自身のインスタグラムで報告した。

 富永は「ご報告です」として「この度お付き合いしていた方と婚約をすることになりました」と発表した。

 続けて「これからも2人で支え合い楽しい日々を過ごしていきたいと思います!」とし「応援のほどよろしくお願いします」と伝えた。

 婚約したハンナさんとはネブラスカ大で知り合い、交際に発展。その後、互いのインスタグラムで笑顔の2ショット写真などを投稿するなど、仲睦まじい様子をオープンにして交際していた。

話題のニュース

・インバウンド(訪日客)急増でにぎわう京都の玄関口、JR京都駅付近で外資系ホテルの進出が本格化し始めた。鉄道会社系を中心に国内勢の宿が駅近を占めていたが、閉館後のホテルをブランド変更して米ホテル大手のヒルトンが3月に開業。さらに米マリオット・インターナショナルが出店を計画するなど、外資の存在感が高まりつつある。

ヒルトンは今月15日、京都市内で4軒目の運営施設となる「ダブルツリーbyヒルトン京都駅」(京都市南区)の開業記念式典を開催。

脇田裕美総支配人は「京都の観光、ビジネス、買い物に便利なJR京都駅に近い魅力的な場所にあり、地域特色を生かしたホテルとしたい。温かみのあるサービスを提供しつつ、国内外の観光客から地元住民まで幅広く愛されるホテルを目指す」と述べた。

「ダブルツリーbyヒルトン京都駅」は、昨年5月に閉館した大和ハウス工業傘下の「ダイワロイネットホテル京都グランデ」からブランド変更し、今年3月に開業した。場所はJR京都駅の南側にあたる八条口から徒歩約5分の好立地。「ダブルツリー」となった4月現在の客室料金は1泊1室3万円強で推移し、4万円を超す日も少なくない。「周辺にある国内勢の高級ホテル水準の強気な値付け」(業界関係者)だ。

大和ハウス側は平成30年6月に開業した前身のホテルを旗艦施設と位置付け、訪日需要を取り込む狙いだったが、新型コロナウイルス禍を受け、5年ほどで自社運営を終了。所有会社としてヒルトンに運営を任せることになった。

ヒルトンのジョセフ・カイララ日本・韓国・ミクロネシア地区代表は「22ブランドを持つわが社は、オーナー(ホテル所有会社)にどのブランドが良いか提案し、すぐに運営できる強みがある」と話す。

京都駅は買い物や観光名所へ行く上での京都の〝入り口〟で、訪日需要などを取り込みやすい。重要な戦略拠点として、外資勢も注目している。

京都駅南側には平成25年、仏アコーのビジネスホテル「イビススタイルズ京都ステーション」(同市南区)が進出。また、米マリオット・インターナショナルが、国内系のホテル跡地に「コートヤード・バイ・マリオット京都駅」(同)を令和8年度に開業する。京都における外資勢の進出は観光名所の多い東山区や中京区が中心だったが、今後は既存ホテルのブランド変更などにより南区にも広がりそうだ。

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