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3分で読める本日の注目ニュース(2024年3月20日):  経済、芸能、スポーツ、話題

経済ニュース

・19日のニューヨーク外国為替市場で、対ドルの円相場は一時、1ドル=150円90銭台に下落した。昨年11月中旬以来、約4か月ぶりの安値となり、年初来安値をつけた。

 日本銀行が19日、当面は緩和的な金融政策を継続する方針を明らかにした。マイナス金利政策は解除されたが、日本国内では今後も低金利環境が続くとの見方が強まった。

 一方、米国ではインフレ(物価上昇)の長期化を示唆する経済指標の発表が相次ぎ、米連邦準備制度理事会(FRB)の早期利下げ観測がやや後退している。日米の金利差は今後も縮まりにくいとの見方から、円を売ってドルを買う動きが優勢となった。

芸能ニュース

・女優の長田奈麻さんが14日に亡くなったことが19日、分かった。所属の劇団「ナイロン100℃」が発表した。56歳だった。死因などは明らかにしていない。

 ナイロン100℃は公式サイトで「かねてより病気療養中でしたナイロン100℃所属 長田奈麻が去る令和6年3月14日56歳にて永眠いたしました」と長田さんの死去を報告した。

 「ご遺族の意向として家族葬にて執り行いましたことをご報告申し上げます」とし、「ご厚志(香典・供花・弔電等)につきましても固くご辞退なされております。何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます」と記し、「ここに生前のご厚誼を深謝し謹んでおしらせ申し上げます」とした。

 所属の事務所ダックスープも「弊社 株式会社ダックスープ 所属役者 長田奈麻が去る令和6年3月14日56歳にて永眠いたしました。ここに生前のご厚誼を深謝し謹んでおしらせ申し上げます」と長田さんの死去を報告した。

 ナイロン100℃の主宰で、大半の作品で劇作・演出を手がけるケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)氏は自身のX(旧ツイッター)にて「闘病の末、長田奈麻が逝ってしまいました。90年代頭に劇団健康に参加以来、幾多の舞台で独自の魅力を発揮してくれました。在団中の仲間を失くすのは初の経験で喪失感は大きいですが、稽古中にも『私のことより芝居を成功させてくれ』と叱咤されました。長田に報いるためにもナイロン100℃は続きます」と思いを記した。

 長田さんは東京都出身。ナイロン100℃に所属し、これまで舞台を中心にCM、映画で振付家としても活躍。また、「劇団かもめんたる」に2018年第6回公演から2022年まで劇団員として活動。ナイロン100℃の多くの作品に出演したほか、客演などでも多くの舞台作品に出演していた。

スポーツニュース

・2024年のMLB開幕戦、パドレス対ドジャースが20日、メジャー史上初となる韓国・ソウルで開催される。パドレスの開幕投手を務めるダルビッシュ有(37)とドジャースの大谷翔平(29)は初対戦。夢の対決がついに実現する。

日本ハムに同時に在籍した期間はないが、同じ背番号「11」を背負った二人。2023年のWBCでは侍ジャパンで共にチームをけん引した。大谷は「小さい頃から見てきた大好きな投手ですし目標にしてきたような方。WBCでも一緒にやらせてもらって、一緒に練習もさせてもらったり良くしてもらっているので、個人的に楽しみ。ここまで対戦がなかったので、ここまで思い入れがあるので楽しみ 」と対戦を心待ちにしている。一方のダルビッシュは「今回は敵として戦うので、ちゃんと勉強して私情を入れずに1人の打者としてしっかり対戦したい」と話し、大谷攻略に余念がない。

大谷は、開幕までに50打席立つことを目安に調整を進めてきたが、(ライブBP、オープン戦など)42打席で開幕を迎える。オープン戦の成績は22打数11安打、打率.500、2本塁打、9打点と好調だが、メジャー6年間のシーズン最初の試合成績は25打数4安打で打率.160、0本塁打、1打点。決して結果を残しているとは言えない。

日米通算200勝まであと4勝のダルビッシュは、日本人投手としては最長となるメジャー13年目を迎えた。2年ぶり4度目の開幕投手は、ヤンキース時代の田中将大(35)と並び日本人選手最多タイ。さらに日本人投手としては最年長での大役だ。過去3度の登板(2017年、2021年、2022年)はいずれも勝ち敗けがついていない。史上初の韓国開催には「すごく好きな国なので、韓国のファンの前で投げられることはすごくうれしい。その相手がドジャースなのでそれもすごくうれしく思います」と笑顔を見せる。一方の大谷も「特殊な開幕なので。韓国でやるっていうのも特殊ですし、新しいチームでするのも初めて。楽しみの度合いとはまた違う楽しみがあるんじゃないかな」と話す。

話題のニュース

・国立感染症研究所は19日、マダニが媒介するウイルス感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」の人から人への感染例を、国内で初めて確認したと発表した。

 発表によると、人から感染したのは20歳代の男性医師。昨年4月にSFTSと診断された90歳代の男性患者を担当し、死亡後に点滴を外す処置などを行った。その9日後に38度の発熱などの症状が出て、SFTSと診断された。死亡した男性と医師のウイルスの遺伝子を調べたところ、同一と考えられたため、人から人への感染と判断したという。医師の症状は軽快している。

 SFTSの人から人への感染例は、中国や韓国では報告されている。厚生労働省は「SFTSはマダニからの感染が基本で、人から人への感染は簡単には起きない。ただ、患者の血液や体液に触れる可能性がある医療従事者は感染対策を徹底する必要がある」としている。感染した医師は、処置時にマスクや手袋は着けていたが、ゴーグルは着用していなかった。

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