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3分で読める本日の注目ニュース(2024年7月23日):  経済、芸能、スポーツ、話題

経済ニュース

・「ファッションセンターしまむら」を運営するしまむらの創業者、島村恒俊(しまむら・のぶとし)さんが老衰のため7月13日に死去した。享年98。通夜および葬儀は近親者で済ませた。後日、お別れの会を執り行う予定。

島村家は埼玉県小川町で呉服販売の個人商店を代々運営。1953年に恒俊さんが株式会社に組織変更し、島村呉服店として設立すると共に、取り扱い品目を呉服に加え、当時消費が急増していた既製服や生地、仕立てに拡大。60年代以降、チェーン化理論を取り入れて全国隅々に店舗を拡大してきた。72年にしまむらに社名変更。

しまむらの店舗数は、基幹の「ファッションセンターしまむら」のほか、「アベイル」など計5業態で国内2185店、台湾43店(5月20日時点)。2024年2月期売上高は前期比3.1%増の6350億円、営業利益は同3.8%増の553億円と、ファッション専業ではファーストリテイリングに次ぐ国内2位の規模となっている。

芸能ニュース

・俳優の大竹しのぶ(67)、多部未華子(35)が22日、大阪市内で行われたディズニー&ピクサー映画最新作『インサイド・ヘッド2』(8月1日公開)プレミア試写会に登壇した。

 東海道新幹線事故の影響を受け、イベント時間も遅延。15分遅れで始まると、ギリギリで到着したという多部が「今ここにいるのが信じられない」とあいさつし、大きな拍手を浴びた。さらに「飛んでまいりました」と、急きょ空路を利用したと明かした。大竹は、滞在していた淡路島から大阪に入った。

 同作は、主人公の少女ライリーの感情を擬人化して描いた『インサイド・ヘッド』(2015年)の続編。思春期にさしかかったライリーの頭の中に、大人の感情たち(シンパイ、イイナー、ダリィ、ハズカシ)が現れ、子どもの頃からずっといた感情たち(ヨロコビ、カナシミ、ムカムカ、ビビリ、イカリ)との間に嵐が巻き起こる。

 多部はシンパイの声を務めたが、この日も舞台あいさつに間に合うかどうか、シンパイばかりだったという。

 「朝6時に起きた」と振り返り、「電話がかかってきた瞬間からずっとシンパイして、ここに来られるのかな、と」とファンを前に安堵の笑み。“私だけの感情キャラクター”をフリップに記すトークでも「たどり着くことができるのかと、ソワソワ」と重ね、映画を楽しんでもらえるかについても「ソワソワ」と笑った。

 ディズニー&ピクサー作品が大好きだという多部は「ニューキャラ、ニュー感情で参加させていただけて、一ファンとしてうれしい」と喜び。「引っかき回すキャラなので、うまくできたかな?ってシンパイなまま過ごしています」と話していた。

スポーツニュース

・◆日韓ドリームプレーヤーズゲーム 日本10―6韓国(22日・エスコン)

 国際大会でし烈な戦いを繰り広げてきた日本と韓国のレジェンド選手たちによる一夜限りの真剣勝負「日韓ドリームプレーヤーズゲーム」がエスコンで行われ、日本が劇的な逆転勝ちで韓国をくだした。

 7イニング制で実施された一戦。日本は終盤まで5―6と1点ビハインドだったが、6回に1死二、三塁と好機をつくり、「7番・中堅」で先発した糸井嘉男の3ランで試合をひっくり返した。右翼ブルペンに飛び込む「超人」らしい強烈な一撃にエスコンもお祭り騒ぎとなり「興奮してますよ。久々にこの感覚。最高です」と笑みを浮かべた。

 6回に一挙5得点で逆転すると、最終の7回は森福允彦が再登板。1死一塁からは元阪神の藤川球児に継投した。藤川は先頭に四球を出したが、徐々に球速が上がり、140キロ以上も数球マーク。暴投で1死二、三塁となったが、火の玉ストレートで続く打者を見逃し三振、最後の打者を右飛に打ち取って締めくくった。日本の監督は09年のWBCで世界一に導いた前巨人監督の原辰徳氏が務め、66歳の誕生日となったこの日に記念の白星を挙げた。

 MVPには糸井が選ばれ、MIP(最も印象的なプレーヤー)には元中日の李鍾範が選ばれた。

話題のニュース

・保守用の車両が脱線した影響で名古屋駅と浜松駅の間で運転を見合わせている東海道新幹線について、JR東海は会見で事故原因について「ブレーキが利かず減速できなかった」と説明しました。

 JR東海によりますと、22日午前3時半すぎ、愛知県の豊橋駅と三河安城駅の間で保守用の車両同士が衝突し、双方の車両が脱線しました。

 この影響で東海道新幹線は上り、下りともに浜松駅と名古屋駅の間で運転の見合わせが続いています。

 終日で運転再開の見込みがないことを明らかにしたJR東海は午後8時すぎから会見を行い、「大変なご迷惑を与えたことを深くおわび申し上げます」と謝罪しました。

 そのうえで、保守用の車両の衝突について、ブレーキ操作が行われたが何らかの原因で減速ができなかったとみられることを明らかにしました。

 運転手の居眠りなどのヒューマンエラーはないとしています。

 この事故で運転手ら2人がけがをしていて、このうち1人は首の骨を折って入院しているということです。

 また、当初、復旧作業は午後7時ごろに完了する見込みでしたが、故障した保守用の車両を搬出する作業や衝突により油が漏れるなどしたため、想定よりも時間がかかっているということです。

 この復旧作業は午後9時ごろまで続くとみられています。

 また、22日夜にもすべての保守用の車両を一斉点検をするとしています。

 復旧作業の進捗状況を見つつ、22日中の臨時運転などについても検討するということです。

 また、23日の運転計画については予定通り行えるように作業を進めていくと話しました。

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