3分で読める本日の注目ニュース(2024年6月5日): 経済、芸能、スポーツ、話題
経済ニュース
・JR東日本の喜勢陽一社長は4日、埼玉県内の川口駅など首都圏15駅について、廃止したみどりの窓口を復活させると発表した。
JR東によると、窓口を復活させるのは、お盆や年度末の定期券購入シーズンなどの繁忙期。窓口を全廃した川口や北朝霞など6駅については臨時窓口を設ける。窓口の数を減らした蒲田、登戸など9駅については、混雑状況に応じて閉鎖した窓口を復活させる。
喜勢社長は「通常の繁忙期に加え、インバウンド客が増えるタイミングなどにも機動的に対応する」と話した。
JR東は2021年、チケットレス化を推進するとして、当時管内440駅にあったみどりの窓口を25年までに140駅に減らす計画を発表。今年4月時点で209駅にまで減らした。一方、半分以下になった窓口では、繁忙期に大行列ができるようになり、利用者から不満の声が上がっていた。
これを受け、喜勢社長は5月、窓口の削減方針をいったん凍結し、当面は現状を維持する方針を示していた。
芸能ニュース
・お笑いトリオ・四千頭身のYouTubeチャンネルが4日までに更新された。今回は「ドッキリ」企画。しかし、メンバーの後藤拓実の現在の姿に視聴者は困惑しているようだ。
後藤は今年、縮毛矯正をかけたことをYouTubeで報告。相方の変化に都築拓紀は「お前の天パをそんなに責めたことあるっけ?」と思わずツッコミを入れていた。半永久的に矯正がかかるといい、現在もサラサラヘアーを維持していた。
サラサラどころか長髪になっている。後藤は長い髪をカチューシャで上げ、サイドは刈り込み、あごには髭を蓄えていた。まるで『ROOKIES』に出てきそうな風貌だった。
映像の内容は遅刻ドッキリだが視聴者は後藤の現在に注目。コメント欄には「後藤さんの髪型wwwどうなってんw」「後藤さんの髪の毛気になりすぎて検証内容の説明入ってこない笑」「髪型が気になりすぎて」「ドレッドヘアにしたら?」などの声が寄せられていた。
スポーツニュース
・テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は4日、男子シングルスで準々決勝まで勝ち進んでいた世界ランク1位のN・ジョコビッチ(セルビア)が右膝の負傷により大会を棄権すると発表した。
37歳で世界ランク1位のジョコビッチは同大会で2016年・2021年・2023年に優勝を飾っており、今大会には2連覇と4度目の優勝を狙い出場した。
今大会の1回戦ではワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク142位のPH・エルベール(フランス)、2回戦で同63位のR・カルバレス バエナ(スペイン)を下し3回戦に進出。3回戦では第30シードのL・ムセッティ(イタリア)を4時間29分に及ぶフルセットで破り4回戦に駒を進めた。
そして3日に行われた4回戦では第23シードのF・セルンドロ(アルゼンチン)を6-1, 5-7, 3-6, 7-5, 6-3の4時間39分に及ぶフルセットで下し8強入りした。
ジョコビッチは今大会、3回戦と4回戦だけで9時間以上プレー。1回戦から4回戦までですでに13時間43分プレーしていた。
4回戦後の会見では準々決勝出場については身体の検査を行い判断するとし、明言を避けていたが、この日大会はジョコビッチが右膝の内側半月板断裂により棄権すると発表した。
なお、ジョコビッチの棄権により第7シードのC・ルード(ノルウェー)が不戦勝で準決勝に進むこととなった。
話題のニュース
・フィリピン軍は4日、南シナ海アユンギン礁(英語名セカンド・トーマス礁)の軍拠点に航空機から補給物資を5月19日に投下した際、中国の硬式ゴムボート2隻が軍拠点まで5~10メートルの至近距離に迫り、食料の一部を強奪したと発表した。軍は、自国の排他的経済水域(EEZ)で合法的な任務を妨害されたとし、「容認できない」と非難した。
記者会見したブラウナー軍参謀総長によると、駐留兵向けの物資投下は4回実施。海上に浮かんだ物資をフィリピンのゴムボートが回収していたが、中国のボートが2回目の投下物資を強奪。封を開けて食料と気づき、海中に投棄したという。
中国メディアは2日、同礁のフィリピン軍拠点となっている老朽艦の甲板で兵士が銃のようなものを向ける動画を公開した。ブラウナー氏は、中国人に銃口を向けた事実はないとして報道を否定。兵士には「自衛の権利がある」とも強調し、中国のボートが軍拠点に異常接近し脅威となったため、交戦規定に従って銃で武装したと述べた。