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3分で読める本日の注目ニュース(2024年7月8日):  経済、芸能、スポーツ、話題

経済ニュース

・敷金がいらない賃貸物件が増えている。不動産情報サイトを運営する「LIFULL(ライフル)」が、2018~23年に自社サイトに掲載した物件を調査して分かった。賃料があがるなか、初期費用を抑え借り手を見つけやすくする狙いもありそうだ。

 サイトに掲載された首都圏1都3県と近畿圏2府1県の物件のうち、「敷金ゼロ」の割合を調べた。

 首都圏の家賃10万円未満の物件では、2018年の35・6%から、23年は53・2%に増えた。そのほかの賃料帯でも増加傾向だ。

 近畿圏では、敷金ゼロの割合はより高い。23年は74・8%で、18年に比べて17・5ポイント増えた。10万円以上の物件でも敷金ゼロは増えており、いずれも首都圏より高い割合で推移している。

芸能ニュース

・6月下旬、ド派手なTシャツ姿で、まったりと犬の散歩をする木村拓哉の姿を発見。息抜きが必要なのは間違いない。ネット上では今、キムタクを煩わせる“ある騒動”が勃発しているのだ。

【衝撃のファッション】ド派手Tシャツで犬の散歩に出かける木村

「木村さんの“身長サバ読み疑惑”です。かつてプロフィールに身長176cmと表記していたのですが、実際にはもっと低いのではないかという疑惑です。ネット上のゴシップ記事を中心に連日のように身長に関する記事が投稿されています」(芸能記者)

 人気俳優やアイドルの身長について、真偽不明の噂をもとに“イジる”のはこれまで何度も起きてきたこと。なぜキムタクがここにきてターゲットにされたのか。

「お笑いコンビ霜降り明星の粗品さんの発言が原因です。粗品さんは5月に自身のYouTubeでフジテレビの廊下で、木村さんにあいさつするも無視されたときの話を紹介。『そんときの俺の首の角度が(相方の)せいやと目合ってる時より下やったなあ』と述懐し、『これ新証言出ましたね』とうなずいたのです。せいやさんの身長は163cm。さすがに冗談でしょうが、そこから火がつきました」(同前)

 いわゆるネタにされてしまったキムタクだが、この“身長疑惑”は昨今の芸能界で非常にシビアなテーマになっている。

「背景には、K-POPアーティストの台頭があります。韓国では美的な価値のひとつとして、非常に身長が重視されています。実際、180cm以上の高身長のアイドルが非常に多いんです。それと歩調を合わせるように、日本でも杉野遥亮さん(185cm)や、眞栄田郷敦(183cm)さん、目黒蓮さん(185cm)など、高身長な若手俳優が人気になっています。スラリとした男性に慣れきった今の若い女性からすると、木村さんがどうしても“小柄”に見えてしまうという理由はあるでしょうね」(芸能事務所関係者)

 一方で、これまで“逆サバ”を読んできたタレントも多くいるという。

「木村さんだけでなく、旧ジャニーズの所属タレントは喜多川氏の“美少年を追求する”という方針のもとに、比較的小柄で線の細いタレントが重視されてきました。そんな旧ジャニーズの人気タレントと共演するうえで、あまりに身長が高すぎると起用されづらくなる可能性があったのです。そこで女優さんや俳優さんもあえて数cm低いプロフィールにすることがありました。しかし、今や“ジャニーズ帝国”は崩壊し、高身長であることが武器になる時代です。今後ますます芸能界の“高身長化”は続くでしょう」

スポーツニュース

・WBA世界スーパーフライ級王者の井岡一翔(35=志成)がIBF世界同級王者フェルナンド・マルティネス(32=アルゼンチン)との2団体王座統一戦に0―3の判定で敗れ、12年6月のミニマム級以来のベルト統一に失敗した。18年大みそか以来の黒星で、キャリア終盤で手痛い黒星を喫した。

 判定はフルマークの120―108を始め、116―112、117―111とマルティネスの完勝だった。歓喜の涙を流す相手を横目に、顔をタオルにうずめた後に陣営の仲間とハグをした井岡は、リングを降りた後、まずは家族の元へ。抱擁を交わし一言二言、言葉を交わした。そして、リングサイドで激闘を見守った歌手の長渕剛(67)を見つけると、ガッチリと握手。長渕に抱き寄せられ顔を胸にうずめた。その後もファンや関係者と握手しながら頭を下げて回った。

 進退を懸ける覚悟で臨んだ七夕決戦。35歳の井岡が健在を証明することはできなかった。初回から前に圧をかけてくるマルティネスに対し、井岡は左ボディーを当てた。井岡はアウトボクシングではなく、カウンターを狙う展開で応戦。3回には相手の右に対して、井岡の足が止まる場面もあるなど、相手の手数の多さが目立った。

 中盤以降もマルティネスの手数が上回り、井岡は最後まで流れをつかむことはできなかった。終盤は井岡もリスクを背負って前に出たが、マルティネスのディフェンス能力も高かった。

 控室で井岡は関係者と言葉を交わし涙。子供を抱いて「ありがとうございました」とあいさつした。

 今後については「今は今日に全てをかけてきて、この日に懸けてきた思いってのが結果として出なかった悔しさだったり、徐々に時間とともに受け入れるとともに、自分がこの先また人生でどういうふうに戦っていくか考えないといけないですし、終わったばかりなのでそこまでは考えられてはいないです。今はもう本当にゆっくりしたいですね」と語った。

話題のニュース

・7日に投票が行われた東京都知事選挙は、現職の小池百合子氏の3回目の当選が確実となりました。都知事選の選挙結果は、今後の岸田内閣の政権運営にどんな影響があるのでしょうか? 国会記者会館から中継です。

【都知事選】石丸氏“2位”の衝撃 蓮舫氏を上回る情勢 日テレ出口調査

――今回の結果は当選確実の小池氏を支援した、岸田政権、自民党にとって追い風となるのでしょうか?

ある政権幹部は「プラスかわからないが、少なくともマイナスではない」と冷静に分析しています。

裏金事件を受け自民党には、4月の衆院の3つの補選での全敗、5月の静岡県知事選での敗北など、「大逆風」が吹いていました。

今回、支援をした小池氏が勝利する情勢なのを受け、ある自民党ベテラン議員は、「暴風雨は少しは弱まったかもしれないけど、雨がやんだわけではない」と分析しています。ある自民党幹部も「小池さんが強かっただけ。自民党は勘違いしてはいけない」といましめています。

小池知事に対し、自民党は「ステルス」応援だっただけに、小池知事の勝利がそのまま自民党の勝利にはならないということだと思います。

そして今、自民党内で注目されているのは、知事選と同時に9つの選挙区で行われている東京都議の補欠選挙です。こちらは現職閣僚ら、自民党議員が前面に出て選挙戦を展開しました。

自民党と野党候補の直接対決型の選挙区が多く、自民党への逆風をはかるバロメーターになるとみられています。

――蓮舫さんが敗北しましたが、立憲民主党はこの結果をどう受け止めていますか?

ある立憲幹部は「小池さんに負けるならまだしも、まさか、石丸さんとこんな接戦になるとは思わなかった」と驚いていました。

また、出口調査などの結果の通り、2位ではなく3位となれば大きなダメージになるのは避けられません。厳しい結果を受けて、立憲民主党内から選挙戦略に問題があったと指摘する声が出ています。

ある立憲幹部は敗因について「“立憲共産”イメージがついてしまった。共産党アレルギーが大きかった」と分析しています。

国政への影響という点に絞ってみてみますと、9月にも行われる予定の立憲民主党の代表選に向けて、党内ではすでに泉氏の交代を求める声があがっていました。

その中心の1人が蓮舫さんであり、泉氏の対抗馬として名前があがっていたのが今回の選挙で前面に出た野田元総理、枝野前代表でした。それだけに、泉氏の交代を求める声は「今後、おさまることになるのではないか」との見方も出ています。

――石丸さんが支持を伸ばしたことはどう受け止められていますか?

これは衝撃をもって受け止められています。

ある自民党議員は「小池さんの勝利というより蓮舫さんの独り負けで、石丸さんの独り勝ちの選挙だった」と話しています。

何より石丸さんが無党派層の受け皿になったことについて、ある立憲民主党のベテラン議員は「守旧派、改革派というより、破壊派への待望論」があがったなどと分析しています。

また、石丸氏の展開したネット選挙のやり方も注目されました。

ある自民党議員は「これまでネット型選挙は、ネット上で盛り上がっても票にはなかなか結びつかなかった」「今回、一定の効果があったとすると考え方を変えないといけない」と述べていて、今後の国政選挙でも影響が出るかもしれません。

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