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3分で読める本日の注目ニュース(2024年5月19日):  経済、芸能、スポーツ、話題

経済ニュース

・回転ずし大手のスシローを運営する「あきんどスシロー」(大阪府吹田市)がアルバイトの5分未満の賃金を支払っていなかった問題で、同社は退職者を含めたパート・アルバイト従業員に是正措置を取ることを決めた。ホームぺージ(HP)で明らかにした。

 同社を巡っては「スシローヤエチカ店」(東京都中央区)で働いていた男性アルバイトが、5分未満の労働時間が切り捨てられていたとして、所属する労働組合の首都圏青年ユニオンを通じて2023年7月に労働基準監督署に申告。同年12月25日に是正勧告が出された。組合は埼玉県や仙台市で働く従業員についても同様の申告をしており、切り捨ての合計が月80分前後に上るケースもあったという。

 同社は4月16日のニュースリリースで「各労基署と相談を重ねた上で是正措置を実施します」と表明。21年4月~22年8月に勤務していた従業員に相当額を支払うとしている。HPからの申告を呼びかけている。

 支払期間を定めた理由や金額について、同社広報課は毎日新聞の取材に「是正勧告の内容についての回答は差し控えたい」としつつ「従業員の満足を得られるような方向性を決めた」と回答した。

 首都圏青年ユニオンの尾林哲矢事務局長は「会社が組合員以外の従業員を含めて過去分を支払うことについては一定の評価をする。どこまでさかのぼるかを含めた交渉を続ける」と話している。

芸能ニュース

・結成16年以上の漫才師が競うお笑い賞レース「THE SECOND~漫才トーナメント」(午後7時)のグランプリファイナルが18日、フジテレビ系で生放送され、結成19年目のガクテンソクが第2回大会の王者に輝いた。

 「こういう日が来ることを夢見てましたけど、現実になるとは思ってなかったので、たいしたコメントも考えてません。ただめちゃくちゃうれしいです」と奥田修二は感無量の表情でトロフィーを手にした。相方のよじょうは「この場を借りてひと言だけいいですか、国分寺のみなさんおめでとうございます」と地元へ喜びを伝えた。

 トーナメント方式の勝ち上がりスタイルで勝者を決める賞レース。よじょうと奥田による「ガクテンソク」は1回戦で「ラフ次元」、準決勝で「金属バット」を破り、決勝では優勝候補と目された「ザ・パンチ」を大会史上最多の294点をたたき出して、243点のザ・パンチを圧倒し、悲願の初優勝。番組の紹介VTRで「何者かになって辞めよう」と“解散宣言”していたが、「何者かになれたんですけど、まずは辞めません」(奥田)と前言撤回でコンビ継続を明かした。

 今年2月に今大会の「選考会」、3月に「開幕戦ノックアウトステージ32→16」を開催。ななまがり、金属バット、ザ・パンチ、ラフ次元、タモンズ、ハンジロウ、タイムマシーン3号、ガクテンソクの8組が「グランプリファイナル」に進出した。

 ガクテンソクには優勝賞金1000万円と高級オーダースーツ仕立て券などが贈られた。

スポーツニュース

・<2024年5月17日(金)(日本時間18日)ロサンゼルス・ドジャース 対 シンシナティ・レッズ @ドジャー・スタジアム>

大谷翔平(29)が17日、本拠地ドジャー・スタジアムで行われたレッズ戦に2番DHで先発出場。

3回に1死一塁で迎えた第2打席で3試合ぶりとなる13号2点本塁打を放ち、本塁打数でメジャートップタイ・リーグ単独トップに立った。

この日、4打数1安打(内HR1)2打点 無四球 1三振。打率.358、OPS 1.102とした。

大谷は本塁打13、打率.358、安打64、塁打121、長打率.676、OPS1.102と打撃7部門でトップに立つ異次元の活躍を見せている。

なお、試合はドジャースが序盤で3点を奪うも、レッズは4回から6回まで毎イニングの得点で一時はドジャースに追いつく。

しかし、ドジャースは7回にスミスのタイムリーとレッズのクルスのワイルドピッチで2点を追加。再びリードすると、8回には故障者リストから復帰したヘイワードの2点本塁打でダメ押し。ドジャースが7-3でレッズに勝利している。

話題のニュース

・政治団体「つばさの党」幹部らが他陣営の選挙活動を妨害したとして逮捕された。選挙の自由との兼ね合いから警視庁は慎重に捜査し、「限度を超えた」として異例の立件に踏み切った。事件の背景には過激動画の投稿で注目を集める手法が指摘される。SNS時代の選挙活動はどうなるのか。

 他候補への妨害行為を繰り返した衆院東京15区補選で、立候補した根本良輔容疑者(29)は最下位の約1100票で落選した。

 だが、選挙後も黒川敦彦(45)、根本両容疑者らは各地で「抗議街宣」を重ねた。対立候補の乙武洋匡氏を支援した小池百合子都知事の自宅や、つばさの党に批判的な著名人の自宅周辺、警視庁本部庁舎前などだ。

 党事務所などが家宅捜索を受けた5月13日には、捜索後にユーチューブ上で「これから都知事宅に行く」と宣言。実際に小池知事宅前に行き、騒ぎを起こした。

 容疑者らは「街宣」や騒ぎの様子をスマートフォンで撮影し、ユーチューブでライブ配信した。連日の投稿は毎回数万回の再生数を稼ぎ、SNSで拡散された。15万回以上再生されたものもある。

 活動の狙いについて、捜査幹部の一人は「選挙をコンテンツ化し、過激な動画で再生回数を稼いで注目を集めるのが目的だろう」と指摘する。

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