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3分で読める本日の注目ニュース(2024年9月4日):  経済、芸能、スポーツ、話題

経済ニュース

・27日投開票の自民党総裁選で、株式の売却益などにかかる金融所得課税の是非が争点の一つに浮上してきた。

 総裁選への出馬を表明している自民党の石破茂元幹事長は2日のBS日テレの番組で、金融所得課税について「それは実行したいですね。だから岸田(文雄首相)さんも最初それをおっしゃってたはずなんですよ。どっからどんな抵抗があったか知らないが、何かそれが後退しちゃった感がありますよね」と述べ前向きに検討する意向を示した。

 さらに「金融所得に課税すると、いや、外国に逃避しちゃうよ。お金持ちが外に行っちゃうよってことがあるんで、それでそれを抑えられたのかもしれません。ですけども、本当に外に行っちゃうんでしょうかねという、そういう議論は詰めていかなければいけません」としたうえで「単に金融所得課税を強化するとは申しません。それを強化する場合には、どうやってそういう方々が出ていかないかってことも併せて考えないといけない」と話した。

 一方、同じく総裁選に出馬すると表明した小林鷹之氏は3日、SNS(ネット交流サービス)に「金融所得増税よりも中間層の金融所得増を」と題して投稿。「自民党として新NISAの拡充などを進め、多くの中間層が金融所得による所得増の恩恵を得られるよう取り組みを進めてきました。ここで金融所得課税を強化することは、これまでの取り組みに逆行する上、物価高に苦労する中間層に対する増税となりかねず賛同しません」と主張。「私はむしろ、iDeCo(個人型確定拠出年金)の拡充など、中間層にさらに金融所得増の恩恵が届く施策を進めていくべきと考えています」とした。

 金融所得への課税は一律20%。所得税(個人住民税を含めた最高税率55%)などのように累進課税でないため、高所得者にもたらす恩恵が大きい。岸田首相は就任当初、年間の所得額が1億円を超えると税負担率が下がる「1億円の壁」と呼ばれる逆転現象の是正に向け、金融所得課税の見直しに言及していた。

芸能ニュース

・女優の篠田麻里子(38)が3日、自身のインスタグラムで交際中の男性がいることを報告した。

 「私事ですがひとつ報告させてください。唐突にすみません」と切り出し、「現在私にはお付き合いしている男性の方がいます。一般の方なので詳細は差し控えますが、私や娘のことを大事にしてくれる、とても尊敬できる方です」と交際を報告した。

 知り合ったのは昨年といい、「誠実に私達に向き合ってくれる姿勢に引かれてお付き合いすることになりました」と経緯も明かした。当初は恋の予感もなかったようで「まさかお付き合いすることになるとはと自分が一番驚いています 笑」とつづった。

 「今の私は子どものこと、仕事のことを大切にして、心穏やかに過ごしています。今後も何かあれば自分からお伝えしたいと思っているので、温かく見守っていただけるとうれしいです」とファンに理解を求めた。

 AKB48の人気メンバーとして活躍した篠田は2013年にグループを卒業。その後は女優として活動しており、今年1月期に放送されたテレビ朝日ドラマ「離婚しない男-サレ夫と悪嫁の騙し愛-」では浮気しまくりの不倫妻を演じて話題になった。

 私生活では2019年2月に3歳年下の一般男性と結婚。翌20年3月に女児が誕生したが、昨年3月に離婚を報告している。

スポーツニュース

・◆「TAKAYAMANIA EMPIRE3」大会(3日、東京・後楽園ホール、観衆1701人)

 「プロレス界の帝王」が7年4か月ぶりにファンの前に“降臨”した。

 頸髄(けいずい)完全損傷の大ケガとの不屈の闘いを続けているプロレスラー・高山善廣(57)支援を目的とした大会が行われ、メインイベントで高山の盟友・鈴木みのる(56)と柴田勝頼(44)が激突した。

 高山は2017年5月4日のDDT大阪・豊中大会でのリング上の事故で負った負傷のリハビリ中で「TAKAYAMANIA」の開催は2019年8月26日の「EMPIRE2」以来5年ぶりとなった。

 そして、主役の高山が大ケガを負った大阪のリング以来7年4か月ぶりにファンの前に登場したのは、鈴木と柴田が27分18秒の大激闘を終えた直後のリングだった。

 今回の大会のリーダー・鈴木が「高山のためにたくさんのオカネをつぎ込んでくれて、みんなを代表してお礼を言います。ありがとうございました!」と募金に対して頭を下げた後、「今日のスペシャルゲストは高山善廣!」と絶叫。入場テーマ「DESTRUCTIVE POWER」とともに車イスに乗った高山が花道に登場。満場の「高山」コールの中、6人のレスラーの手でロープを外したリング上に担ぎ上げられた。

 帝王の7年4か月ぶりの帰還に場内は沸騰。「高山~!」、「帝王~!」の絶叫が交錯する中、その胸に顔を埋め、号泣した鈴木。特別ゲストの武藤敬司さん、小橋建太さんと次々と握手した後、車イスのまま、高山はリング上で鈴木と対峙(たいじ)。「時間無制限1本勝負。赤コーナー・鈴木みのる、青コーナー・帝王・高山善廣」のコールのもと、緊急試合が組まれた。

 しかし、「来いよ~!」とファイティングポーズを取る鈴木に高山は柔和な笑みを浮かべるのみ。当然ながら組み合うことはできず、鈴木は「おめえが立てねえなら、この勝負はお預けだ。おめえのことを待っていてやるよ。何が帝王だ。悔しかったら絶対、あきらめるなよ」と憎まれ口を叩きながらも、また、涙を流した。

 この言葉に高山はマイクを向けられると観客に向け、「みんな、どうもありがとう」と一言。「行くぞ~! NO FEAR~!」と決めゼリフを口にし、大歓声に包まれた。

 バックステージで奈津子夫人が見守る前で取材陣に囲まれた高山は「うれしかった。本当は立ち上がりたかったけど、これだけ盛り上がったのはうれしかった」と本音をポロリ。

 「まだ自分の足でリングを降りてないので、また立てるようになって戻ってきたいと思います」と続けると「皆さんにあいさつできたことで、ホッとしてます」と笑顔。

 自身のために激闘を展開した鈴木と柴田に対し「本当はアメリカでやりたい2人だろうに、今、このリングでやってくれて、もったいないくらい、ありがたいです」と感謝。

 「皆さん、本当にありがとう」と取り囲んだ取材陣ら約30人に礼を言うと、奈津子夫人とともにエレベーターに乗り込んで聖地を後にした。

話題のニュース

・ライオン株式会社は、9月1日より放映していた新CM「システマハグキプラスプレミアム」(「忘れてない?」篇)について、CM冒頭の効果音が緊急時の警告音に似ているとの指摘を受け、放映を中止することを3日に発表した。

 放映開始後、ネット上では「ハグキプラスCMの効果音がJアラートに似ていて不安になる」「ハグキプラスのCM冒頭の音がJアラートに聞こえて怖い」「真矢みきの風船が膨らむ音がJアラートに似ているのは私だけ?」という意見が上がっていた。

 これを受けて、ライオンの公式サイトでは「システマハグキプラスプレミアム」CM(「忘れてない?」篇)の放映中止を発表した。

「9月1日より放映している『システマハグキプラスプレミアム』のCM(「忘れてない?」篇)において、CM冒頭の効果音が、緊急時の警告音に似ていて不安になるというご指摘をいただきました。当社は、ご指摘を真摯に受け止め、当該CMの放映を中止いたします。(公式YouTubeチャンネルおよびブランドサイトにおいても当該CMを非公開といたします。)」

 そして、「当該CMにおいてはご指摘の部分を修正の上、再開する予定です。何卒、ご理解いただきますようお願い申し上げます」としている。

 また、担当者はENCOUNTの取材に「CMはいくつかパターンがあるんですけども、ご指摘のCMに関しましては、CM冒頭の効果音が、緊急時の警告音に似ていて不安になるという指摘もいただいておりますので、当社もこのご指摘を真摯に受け止めまして、当該CMの放映は中止致します。ご指摘いただいたCMについては、速やかに中止の手配をしておりますので、実際のCMのオンエアが切り替わったりするのは、多少お時間がかかるのかもしれないのですが、私共としては手配をさせていただいております」と回答した。

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