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統合失調症について理解する③


統合失調症の典型的な3つの症状

陽性症状
発症初期の急性期にあらわれる。
「幻聴」「幻視」「妄想」

私が初めて違和感を感じたのは「誰かに盗聴されている」という「妄想」だった。


陰性症状
一日中寝ていたり、他の人との接触を避けたりするようになる。

今振り返ると、そういう行動が良く見られた。


認知機能の障害
忘れっぽくなり、手順通りに作業ができないなど、記憶力や集中力、実行力、判断力などが著しく低下する。

これについては、正直よくわからない。



症状を放置しておくと起こる事

最初は小さな違和感だったものが、症状を放置することで実際の事のように感じ、現実と妄想の区別がつかなくなっていく。

脳の状態は悪化し、妄想や幻聴からくる言動で人間関係が壊れたり、集中力が低下して仕事や勉強ができなくなったり、日常生活が困難になってくる。

こうして少しずつ周囲との関係をがうまくいかなくなり、他人とかかわることが怖くなったり、不安や孤独を感じてしまいやすくなる。


本人の生活のしづらさを考える

なんとく「幻覚」や「妄想」の症状があるからといって、家族側で統合失調症だと判断したりせず、まずは病院で診断してもらう方がよい。

ただ、統合失調症ははっきりとした原因が特定されていないので、医師の側からみても確定できるものではない。

確実に治るという保証もない中、自分の症状に苦しみ生きづらさを感じている、という事実に目を向けることが必要。

本人は私たちの目に見えないだけで、とても心細く、孤独をかんじているかもしれない。


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