評価すること

最近読んだ本で「人間は他人を評価する能力だけは何故かみんな持っている」という言葉を見て、すごく腹落ちしている。得手不得手があるのが当たり前だし、色々な個性や考え方があるのに、何故か全人類共通に強い能力を持つことが一つだけあって、それがクソアビリティの「他人を評価する」ということだなんて。

人間は自分と違う動きに腹が立ってしまうエゴな生き物だと思うけど、僕は他人の好みは絶対的なものとして捉えたい。他人が自分が嫌いな人のことを好きであろうが、それは勿論良いし、他人が自分のことを嫌いであることなんてどうでも良いし。どう思っても自由なんだよね、人間はね。

ただ、やっぱり自分が好きな人が、なんであんな奴と仲良いねんみたいなことは、どうやっても思ってしまってるわね。嫉妬という感情なんだろうけど。それも一種の評価ではあるので、そういうのはやっぱりやりたくないよね。好きな人なら、余計にその人の考えを尊重せなアカンよね。

こんなん書くと、すごいおおらかな人間みたいだけど、そんなわけはなくて。同じ船に乗る人は、同じ方向を向かないといけないわけよね。最低限の基礎があっての応用ではある。

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