フジロックフェスティバル2023

思い返せば2020年、ストロークスがフジロックに来るということで3日券と宿を大金を叩いて購入した。その時はフジロックもやるだろうと思っていた。それが、コロナでとても来日できる状態ではなかった。

ストロークスを最初に見たのは2003年?のサマソニだったかな。もう一回どこかで見てて、ジュリアンのソロを今はなきクラブクアトロで見たように思う。ジュリアンのソロ(voids)も一度流れてるはず。なんかレアな感じなので、今年はちょっと無理して行くことにした。

もう基本、見るのはストロークスだけ。幸い絶対見たいというのが他になかったし、追加で矢沢永吉が発表されたので、じゃあここから見ようとなった。あとは宿を取らないので、電車を待つ間色々見ることに。色々見ると言っても、ルーキーアゴーゴーとレッドマーキーくらいだけど。レッドマーキーに至っては誰がやってるかもわからんまま見た。

さて、感想を。

■矢沢永吉
当然初見。しかしまあ、所作が一々カッコ良かった。白いスーツを脱いで、肌着なしの白いワイシャツみたいなのを着てたんだけど、汗で乳首が透けてるのすらカッコ良かった。「今年で74になるんだけど、まだまだできるよね。ミック・ジャガーとかいるしさ。ローリング・ストーンズにできてヤザワにできないわけないよね」とかカッコ良かった。曲も知らんと思っていたけど、大体知ってた。予定より20分も短く終わったけど、まあ契約でそうなってたんだろうな。

■ダニエルシーサー
なんだろうなあ…あんまりメインステージトリ前は合わない感じがした。ヤー・ヤー・ヤーズと逆のほうが良かったのではないかと思う。ストロークスと客層がズレてるせいで、本人も「どうせストロークス見に来てるんでしょ?」みたいな態度だったし。上手く作ろうと思えば作れた枠だけど、双方やる気が無い感じだったかな。

■ストロークス
選曲は1st中心。4thが少なかった気がする。1曲?5thも1曲かな。6thは3曲?3rdまでがやはり多い。やっぱりバンドとしてあんまり上手く行ってる感じではないんだろうなあ、というのが感想で。後半は大分合ってきたけど、たぶんよく演る曲が多かったからだろう。
はっきり言って、今まで見たストロークス、ジュリアンの中では一番良くなかったな。まあそれでも新潟まで来た価値はあると思ってるんだけどね。もう最後になるかもわからんし。

■ルーキーアゴーゴー
グソクムズというバンドは掛け値なしに良いと思った。運が良ければ売れると思う。kingoってパフォーマンスというか、身振り手振りは完璧だったけど肝心の言葉が何言ってるか全然わからなかった。が、バンドはめっちゃ上手かった。ヒップホップのバンドって異常に上手いよね。

いやしかし、何よりびっくりしたのが、今まで行ったどの場所より現金が使えなかった。フジロックめちゃ未来行ってたな。おじさんビックリ。



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