【お知らせ】今後箱ゴリラに関わる全てのモノ作りにおいて、プロデューサー制度が適用されます

今後箱ゴリラが関わる全てのモノ作りにおいて、本日より以下の通りのプロデューサー制度を適用されます。

プロデューサー制度

①プロデューサーの権限と役割
・プロデューサーは企画に関わる全決定に責任を持ち、企画の実現にかかる予算を全額負担します
・プロデューサーは複数人で担当することもできます(その場合は費用負担内訳や各決定事項の決め方はプロデューサー内で決めます)
・ここでいう企画とは、プロデューサーが企画と考えるありとあらゆる実現したいアイデアを指します

②作業者の報酬
・プロデューサーは企画の実現に向けて必要な作業を行うも者を作業者として任命することができます
・作業者は作業内容と報酬を事前にプロデューサーから説明を受けて、説明内容に合意できれば、作業にあたります
・途中で合意した作業内容に変更が発生する場合プロデューサーが作業者に説明する責任を負い、再度合意し直さなければ作業を行わせてはいけません
・作業者は作業を完了した時点でプロデューサーから事前に合意した謝礼を受け取ることができます
・謝礼額はその地方の最低賃金以上を守った上でプロデューサー作業者間で合意の上決定します
・作業者は企画内容に意見することはできますが、最終的な決定権はプロデューサーが持ちます
・作業者はいつでも作業者であることを放棄し、プロデューサーの要求を拒否できますが、作業者であることを放棄した場合は謝礼を受け取れません
・プロデューサーは自身で作業を行うことができ、その作業の謝礼はプロデューサー判断で決定することができます(無しにすることや経費のみ予算から負担とすることができます)

③プロデューサーの報酬
・企画によって収益が発生した場合、その全額をプロデューサーが受け取ることができます

④プロデューサーへの就任
・プロデューサーは自ら宣言した時点でプロデューサーです
・やりたい企画を始動させ、自らがプロデューサーであると宣言することでプロデューサーに就任できます
・企画の進行中において、希望者はプロデューサーに就任することができます。希望者が作業者として既にプロジェクトに参加している場合プロデューサーであることを宣言し、分担された予算の支払いが認められた時点でプロデューサーの一員になることができます。希望者が作業者ではない場合は、現職プロデューサーの承認が必要になります。
・作業者がプロデューサーになった時点でプロデューサーとしての権利を全て得ますが、作業者であることは放棄したとみなし、謝礼を得る権利を失います

この制度は、箱ゴリラがプロデューサーまたは作業者として関わる全てのプロジェクトに適用されます。
チームに適用される法ではなく、箱ゴリラ個人に適用されるルールです。箱ゴリラが関わらないプロジェクトにおいてはこの制度は適用されません(当然ですが)。

箱ゴリラアシスタントプロデューサー制度

また、オプションとして今後1年間限定で箱ゴリラアシスタントプロデューサー制度を導入します。
箱ゴリラアシスタントプロデューサー制度では、

・箱ゴリラが自分の作業人件費をアシスタントプロデューサーとして負担します
・今まで箱ゴリラプロデュースの企画に参加してくれた人が参加する場合に限りその人の人件費を箱ゴリラが負担します
・箱ゴリラが負担する人件費は企画立ち上げ段階で合意が必要です
・それ以外の費用は全てプロデューサーが負担します
・プロデューサーは箱ゴリラと必要に応じて作業をプロデューサーの一人として(つまり無報酬で)行います
・箱ゴリラが担当する作業については箱ゴリラと企画立ち上げ段階で合意が必要です
・その他の企画に関わる全決定はプロデューサーが行います
・企画において収益が発生した場合、箱ゴリラは収益の30%以上を報酬として受け取ります

この制度は、これまで人生の中で箱ゴリラが進めてきた企画に作業者として参加したことのある全ての人が利用できます

これにより、これまで箱ゴリラとモノ作りにおいて関わったことのある誰もが期間限定で箱ゴリラの労働力を利用しやすくし、プロデューサーにチャレンジする人を増やすことを目指します。

この機会にぜひご利用ください。

制度導入の目的

この制度の目的は、箱ゴリラに関わる誰もが持つ、

・コストと引き換えに意思決定に関わることができる自由
・及び作業に見合った報酬を得ることができる公平

を守ることです。

簡単に言うと、箱ゴリラとモノ作りにおいて関わる際は、
①自らコストを支払い企画方針の決定に関わること
②自らの作業に対する正当な対価を得ること
のどちらかが必ず保証されるようにします。

誰もがプロデューサーになることができ、誰もが職人であることができます。

つまり、箱ゴリラとモノ作りに関わる全ての人は、
・自分のやりたいことのために、コストを支払って自分のプロジェクトに責任を持つ自由
・自分の技術を用いて作業を行い、報酬を得る自由
が保証されます。

これは、箱ゴリラ個人と箱ゴリラにモノ作りで関わる全ての人に適用されるルールです。
この法によって、箱ゴリラはモノ作りに関わる法治人間となり、以下の理念を遵守していきます。

箱ゴリラのモノ作りにおける理念

箱ゴリラはモノ作りにおける自由と公平を尊重します。

自由とは、企画者が自分のやりたいことのためにコストを払い、プロジェクトに関する全ての権利と責任を持つ自由です。
公平とは、作業者が自らの技術、知識、意欲をもとにした労働に対する対価を得られる公平です。

箱ゴリラ自身がこの理念を守れない場合は、箱ゴリラはそのプロジェクトをプロデューサーであれば即座に中止すること、作業者であれば即座に脱退することを誓います。
また、この理念を守れなさそうな方とは、箱ゴリラはモノ作りでは関わりません。

※例えば箱ゴリラの会社員としての労働は、箱ゴリラを作業者とみなすことでこのプロデューサー制度においても合法であり、箱ゴリラと関わる全ての同僚社員においても彼らを作業者とみなすことでこのプロデューサー制度において合法であるため、箱ゴリラは今の会社に継続して勤めることができるといった風にこのルールを運用していきます。

制度導入の経緯

これまでの箱ゴリラと箱ゴリラに関わる人の間のモノ作りにおいて、意思決定やコスト負担の問題ですれ違いが起こることがありました。

参加者それぞれで動機が異なり、一律に参加の仕方を決めてしまうことに無理もありました。

そもそもアマチュアで収益も出ていないことから金銭の問題もなあなあのまま進めてしまっていました。

しかし、今後も箱ゴリラが持続的にモノ作りをやっていくには、一度この辺りの歪みを整理する必要があると考えました。
そのためには、自分と自分の関わる人の両方の尊厳を守りながら進めていける仕組みが必要なのではないかと思うに至りました。

そして、その仕組みというのは、社会における契約や法にあたるものではないかと思いました。
箱ゴリラの活動は個人によるアマチュア活動であり、法が整備された業界に所属していません。

また、チームや組織と呼べるほど強固なコミュニティ所属しているわけでもありません。

そこで、自分と自分の関わる人がその関りの中だけで適用される独自の法を作れないかと考えました。

その法によって自分自身の暴力性や支配性を制御すると同時に、自分と自分に関わる人がお互いの尊厳を守り、対等な関係を築いていくことができないかと発想し、プロデューサー制度を編み出しました。

このプロデューサー制度は、箱ゴリラと箱ゴリラに関わる人の法です。
よって、箱ゴリラと箱ゴリラに関わる人でさらに整備していくことができます。
もし意見・改善案ある方はどしどしお願いいたします。
(私も運用しながら改善点を考えていきます)

最後に、私はこれまで無法者だったと思います。
迷惑をかけた方、すみませんでした。

これから私は、法治人間になるべく頑張っていきます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?