いつか忘れて進んでいく

今週のしいたけ占いに『「海外の文化」を感じられる場所にも行ってみて。』と書いてあったのを読んで、昨日のお昼ごはんは歩いている最中に見つけたアジア料理のお店に入ってみた。
グリーンカレー。唐辛子/砂糖/お酢/ナンプラーを好みで足していくタイプ。辛くておいしかった。
口の中がひりつく辛さで、でもいつかあの辛さも忘れてしまうんだろうな。

この一年半でお世話になった人たちが異動してしまうのでちょっと寂しい。でも市役所での仕事もたまにあるし、きっとまたそのうち会えるでしょう。
そしたら近況報告をするのだ。

何度も何度も練習してぎりぎり5分で収めたのだが、早口になってしまったのかいい具合で締めることができた。
前の人の発表の時、わざわざ係長が会場から出てきて話し相手になってくれた。おかげでちょっと気分がほぐれた、やはり一人は緊張する。
プレゼンで使うものをバスに落としてきたこと、めちゃくちゃ凹んでたけど「バスに忘れました」と言ったらみんな笑ってくれたので救われた。まさか日本酒をスラれるわけないだろうし、多分うとうとしてるときに紙袋から出た?それしか心当たりがない。
→やはりバスの中にあったようで、今日引き取りに行ってきた。割れてなくてよかった。

知ってる課長と係長がいて心強かった。なぜかこないだイベントでご一緒した隣の係の人もいた。
審査員の中で一番顔を合わせていた部長が一番怖かった。すいませんでしたわたし如きが…という気持ち。

ここまで来たらあとには引けないと頭では分かっているのに、わたしは何か悪いことをしたのかと罪を犯した気分になる。その度に誰かに縋りたくなって自分は一人じゃないんだと確かめたくてたまらない。とにかく仕方のないことだと理解している。
弁護士と忘れ物のダブルコンボで半泣きになりながら地下歩道を歩いていたら、カートを持ったおばあさんに道を訊かれた。藤崎まで行きたかったらしい。あっちの青い5番出口を出てくださいと伝えて立ち去ったが、せめて彼女がエレベーターに乗るところまで一緒に行けばよかったと後悔した。無事に辿り着けただろうか。

昨日の夜はずっと泣いていた。
気持ちと身体が別々というか、泣くということが止められず、ただただ咽び泣いた。心が痛かった。泣いたってどうしようもないと頭では分かっているのに泣いてしまう。
あんまりにもひどく傷ついていてNさんに電話してしまったのだけど、東京から出張帰りにもかかわらず会いに来てくれた。ラデュレのマカロンを持って。宝石みたいできれいだった。
たくさん撫でて抱きしめてくれて、本当に安心した。会いに来てくれて本当にうれしかった。マカロンと三方六を食べて歯を磨いて一緒に眠った。
叔母やNさん、仕事で関わりのある人、とにかくいろんな人たちに生かされている。いつか気持ちを返していけたらいいのだけど。

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