Jazzmeia Hornの来日にあわせて
1、今日の読書
「生命式」 の中の短編
「孵化」
常識とは何か。正常とは何か。
生命式の中の最後の短編。
作家さんに知り合いがいないのだけれど、短編集を選ぶときって、
何をもって順番を決めるのかを知りたいと思う。
「生命式」の前半3つがかなり非現実的だったところから、
徐々に現実にあるよね。という感じの終わり方。
最後の「孵化」
はコミュニティの雰囲気に合わせることで、自分のキャラを変えるという主人公の物語。
そのこと自体は、程度の差はあれど、誰しも多少はあるのでは?と思う。
それが行き過ぎると、解離性同一障害(多重人格)になるのだと理解している。
最後は、主人公の反応で、婚約者が呼応してキャラ変化するということで終わる。
と書いてきていて、はっと気が付いた。
作者が最後の最後に言いたかったのは、
自分自身ですら、正常・常識だと思っている自分が、本当か?ということを問いたかったのでは。
そしてそれは、世界や常識というものが変わることよりも、よほど恐ろしいことだと思う。
最も親しい他者である可能性が高い妻に対しての自分すら、
正常・常識ではないかもしれないというテーマ。
では、自分とは何なのか?という深い問い。
怖い感覚で、読み終えました(ただしくは読後感想終わりました)
2、今日のJazz
今度LIVEにいく
Jazzmeia Horn
https://www.universal-music.co.jp/jazzmeia-horn/biography/
今を輝くジャズシンガーです。
とても楽しみ。これからしばらく楽曲挙げていきます。
Jazzmeia Horn
“ Tight”
Album:( A Social Call)
https://music.amazon.co.jp/albums/B06XTKSV69?trackAsin=B06XTYZ1ZS&ref=dm_sh_925c-2979-dmcp-6056-85447&musicTerritory=JP&marketplaceId=A1VC38T7YXB528
3、今日のトレーニング
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