My club officer history 1 - Sergeant-at-Arms at Osaka Toastmasters Club

僕がクラブ役員(Club Officer)として経験したこと学んだことを"My Club Officer History"というカテゴリーで書いていこうと思います。

僕が最初にclub officerになったのは、最初に入会したクラブ、Osaka Toastmasters Clubで、入会して1、2か月で打診を受けたSergeant-at-Armsという役割。Toastmastersのことをご存じない方向けに簡単に説明すると、Toastmastersでは毎年7月1日から翌年6月30日までをprogram yearとして、毎年違う7人の club officer が中心になってクラブの運営を行います。毎年違う人たちが運営に当たるわけですが、その人たちを選ぶ過程も決まっています。毎年1月か2月頃にClub Leadership Committeeという次期役員候補を推薦するための委員会が設立されます。この委員会が次の年度の役員校を考えて候補者に打診し、受諾した人が正式に推薦されます。その後、5月の最初のミーティングで役員選挙が行われ、当選した人が正式に7月からの役員となるという流れです。役員の任期が始まるときには就任式(Installation Ceremopny)も行われます。

Sergeant-at-Armsというのは日本語では「会場係」と呼ばれる役職。ミーティング会場の予約をしたり、使う備品を借りたり、会場の机のレイアウトを変えてミーティングができる状態に設営したりするのが役目です。僕は2016年1月に入会してその1カ月後か2か月後にSergeant-at-Armsになってもらえないかと打診を受けました。その時点では何をする約なのかも良く分かってはいなかったんですが、入会するからにはできるものは何でも経験しようと思っていたのでそんなに抵抗もなく引き受けることにしました。

ただし、引き継ぎを受けてみるとこれが結構な負担。まず、会場の予約は毎月1日の午前10時までに抽選会場に出向く必要があります。毎月100組くらいが集まる大抽選会なんですね、これが。で、到着した順に整理番号を貰います。この整理番号は抽選の順番を決めるための札を取る順番です。抽選の順番を決める札を取ったら、その順番に従って本抽選です。この2回目の抽選で予約する順番が決まるんですね。最後の方の順番を引き当ててしまうと、12時近くまで待たされるという恐ろしい仕組み💦 しかも、毎月1日なので、当然、平日に抽選会が行われる確率が圧倒的に多いわけです。

ちょっと待ってくれと。こっちは雇われの身。平日にそうやすやすと休んでいる場合やないちゅうねん。

ということで、まず最初に考えざるを得なかったのは、僕の代わりに抽選に行ってくれる人を見つけること。毎回のミーティングで次の月の抽選に行ってくれる人を募集する日々が始まりました。今思えば、delegationをせざるを得ない状況に追い込まれたので、いかに周りの人に役割を分担してもらえるかを考えて実践する、学びの機会を得たことになります。

それ以外にも、会場の設営も大変。12ある長机のうち、6つを移動してみ^-てぃんぐのレイアウトに並べ替える必要があります。それ以外にも休憩時間に会員がコーヒーや紅茶を飲めるようにポットを2つ借りてお湯を入れるのもお仕事、コーヒーブレイクでつまむお菓子やインスタントコーヒーやティーバッグを買いに行くのもお仕事。それから、ミーティング用の掲示物をホワイトボードに貼るのもお仕事だし、クラブの旗(Banner)を演台に固定するのもお仕事。さらには会員名簿を用意して出席した会員が〇印をつけられるように準備するのも、ゲスト用の名簿を用意してゲストに書いてもらい、参加費500円をいただいて領収書をお渡しするのもお仕事。極めつけは、遅れてきた会員やゲストに対応するために常時入り口付近の机に座って待機するのもお仕事。

いや、ちょっと待ってくれと。こっちはスピーチを練習するために入会したんやぞ、と。受付で領収書を渡すために入会したんやないぞ、と。

ということで、僕の身代わりにミーティング中に受付で待機してくれる人を探す日々も始まりました。あ、ついでに早めに会場に来て会場設営を手伝ってくれる人の募集も。

ミーティングの最後には毎回発言の機会を貰い、会場の抽選に行ってくれた人、ミーティング前の設営に協力してくれた人、受付で待機してくれた人などの名前を紹介してregognition(承認)するというのもお仕事に加わりました。まぁ、毎回言い続けたおかげで僕がSergeant-at-Armsを担当している間は、多くの人が協力してくれましたね。ありがたいことです。

ただ、そんな日々もほぼ6カ月で終わります。

あれ? 任期は1年じゃなかったっけ?

そうなんですけどね、ある事情があって、2017年の1月からは別の役職に変わることになったんです。その話はこのシリーズの次の回でお話しします。

Sergeant-at-Arms @Osaka Toastmasters Club(2016年7月~2016年12月):
必要に迫られて、delegationと協力してくれた会員のrecognitionの大切さを学ぶ。

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