初めて119番通報した話

どうも、こんにちは。
今回は日記のように自分の出来事を語る記事にはなりますが、もし気になれば、読んでいって下さいね。

さて、あなたは110や119などの緊急通報をしたことがありますか?
おそらくほとんどの人はしたことがないと思います。緊急時の番号は今までさんざん聞いていると思うので、知らない人はいないでしょう。
では、もしかけたらどんな会話をすることになるか知ってますか?
多分大雑把にしかわからないかと思います。
私もそうだったのですが、改めて知っておかないとなと思いました。
では、まず、何が起こったのかを軽く説明します。
※状況説明に必死でしたので、はっきりとしたことは覚えていません。抜かしていることや、順番が入違ったりしていることはありますが、特に支障はないので気にしないでください…

何があったのか

ある朝、通勤通学の時間で起きた事故。電車と乗客の接触事故です。
具体的な駅名は伏せておきますが、関西の駅です。
私は、現場の10mほど離れた位置で電車を待ってました。
普通に電車を待っていると、何か重いものが落ちた大きな音が突然聞こえました。その瞬間は見ていなかったのではっきりとはわかりませんでしたが、乗客のざわめきが聞こえ、ただ事ではないとすぐに気が付きました。
音の方向を見ると、一人が頭から血を出して倒れていた…
幸いにもぶつかったのは、通過列車ではなく駅に停まろうと減速していた電車でしたので、跳ね飛ばされたりはしていませんでした。
それでもぶつかった瞬間は 30~40km/h くらいは出てたと思うので、強い衝撃だったといえます。

通報をする

倒れた人を見た瞬間、「やばい!事故だ」と心の中で思いました。ただ、何もしないで遠ざかったりするのはよくないと思ったので、119番通報しなければ…とすぐに通報。
発信して2~3秒ですぐにかかりました
「もしもし、火事ですか、救急ですか?」「救急です」
できるだけ落ち着いて、言いました。
それから、「どの場所ですか?」と聞かれ、「○○駅です。」
次に、「何がありましたか?」「電車に人がぶつかって、頭から血を出してます」正直にこたえました。

「駅のどこですか?」「ホームです。」
このとき、ホームの外ですと嘘を言いかけそうになりました。少し焦ってたのでしょう。

「事故が起きた時どんな感じでしたか?」
「瞬間を見てないのではっきりとはわかりませんでしたが、突然『どん!』という大きな音がして、言ってみると人が倒れてて…」

「周りに人はいましたか?」「何人か逃げている人がいます」
焦っていたため、少しずれた回答をしてしまった。ただ、少なくともある程度の人がいたことは伝わったかと思う。

「名前は?」「○○です」名前は何に使うんだろうと思いながら答えました。

「ホームのどの位置に倒れていた?」「中央より少し西寄り」
詳細な位置も聞かれました。

「駅員さんに変わってくれますか?」「すみません、私急いでいまして、関わることができません」これに関しては、私は誤った判断をしたかもしれないと思っています。ただ、他の駅員が介抱に当たっていることと、駅員が通報していないはずがないという思いから、自分の事情を優先することになりました。
「わかりました。救急隊を呼びますので…」
すまないが、締めの部分は何を言ってたのかはっきり覚えていない。

119番の方はこれで終わりです。5分程度で終わりました。

駅員に「119しました」と報告したところ、「こちらの方でも救急を要請していますので」と返答が。ただ、通報しないにこしたことはないだろう。

そのあと

電車は数分の遅れとはなりましたが、大きな遅延なく運行は再開しました。
車内で私は「こんなことがあるのか」「あの人は大丈夫なのか」とかいろいろ思いました。今のところ死亡事故の情報は聞いていないので、命に別状はないとは思います。
119通報の電話を切ってから5分後、近くの警察署から電話がかかってきました。発信者番号通知してたから番号は知っているのでしょう。
そこでの内容は
「今どこですか?」
「何があったんですか?」
「名前は?」
など、119で聞かれた内容が。
おそらく、本当か調べるための電話?なのかはわかりませんが、そういうことなのでしょうか。
これも5~7分ほどで終わりました。

おわりに

以降、連絡はなく、おそらく私の役目は終えたのかなと思ってます。
いざというときに、どういう流れで会話を進めるかを知っておくとスムーズに情報を伝えられます。これがよくわかる体験でした。
できる限り冷静を保ちましたが、少々私も焦りが見えてたので、一部うまく答えられなかったのもあります。相手はおそらく慣れているとは思うので、理解できていなことはないと思いますが、やはり冷静が大事です。
なかなか練習をしたり講習したりすることはありませんが、インターネットにはこの記事以外にいろいろ載っていますので、ぜひこの機会に考えてみませんか? いつあなたが通報者になってもおかしくありません。一生に一度もないかもしれませんが、軽くでいいので検索してみてください。

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