現場でいつも思うこと

なんとなく医者っぽい話も。

ワタシ自体は若干強い分野…人はこれを専門という…は、消化器ということになってまして、お腹の症状を見ることが多いです。

大病院だと、既に病名や治療方針の目処がついた方が多いのですが、ワタシが勤めているところは小規模な病院で、症状が出て、初めてか、近所のクリニックでお薬を出してもらったけど治らない…という方が来るので、不調の原因を探すのは毎回手探りです。

大抵は症状出てから2〜4週間経った方が多いので、まずは検査してみましょう…となり、血液検査とCT検査and/orエコー検査…、それでも決着つかない時は、胃カメラや大腸カメラ…なのですが…。

何割かの方はこれでも診断つかなくて、でも症状はある…という状態。

少し前にも若めの女性で、下痢と便秘を繰り返す、緊張するときに特に症状が強いかも…という方が来院されました。

うまく表現できませんが、お話と診察上では、多分この方も検査しても異常はないんだろうなあ…という印象。

とは言え、本当に何か方針の決まっている病気が隠れてたら…となるので、検査。

やはり何もなく…。

この状態ですと、過敏性腸症候群として、お薬を出しますが、根本を治すというよりは、便秘や下痢の症状に対応するだけなので、あとは、ストレスや環境などのマネジメントなのかなとは思います。

こんな時に、

医療は最後の砦の時もあるけど、医療だけでは足りなかったり、違う時もある…と、ふと思ってしまいます。

ファスティングやアロマテラピー、サプリメントの世界も少しだけ垣間見ていると、医療と並行してこれらが使えないかなーとも思います。

こんな思いも、何か自分らしく人の役に立てないかなーと考えているルーツの一つのようです。

今回はダイエット・ファスティングには関係ない話でした。読んでくださりありがとうございます。

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