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ネットで作品を販売する時の数量

#手作り品販売 #作品販売 #ネット販売


ネット販売の1商品あたりの在庫数


初めてネットで物を販売する時、在庫をいくつにすれば良いのだろうか?と悩むと思います。
これはネット物販(物を仕入れて販売)する時も同じだと思います。
答えは商品によって変わります。


一般論で言えばリアル店舗でそれを買った場合を考えてください。
もし複数の商品が欲しいと思った時、お店の人は何て言うでしょうか?
お取り寄せになります。
在庫3個ならあります。
10個在庫があります。
自分のお店の在庫数も同じと考えれば良いです。


多くの在庫を用意して販売するものの場合は、テスト販売を行います。
最低の数が3個から5個になります。
商品によっては10個用意する事もあります。
私は最大10個でそれ以上の在庫を用意する時は、既に販売実績がある時のみです。


手作り品の時はどうでしょうか?
これは制作時間で決めるのも1つの方法だと思います。
1個作るのにどのくらい時間がかかるでしょうか?


私は先日、手まり用のお座布団を作りました。
布を裁断し、わたを入れて口を閉じます。
色違いの商品ですが3日で30個作ることが出来ました。
1日あたりで10個という計算になります。
このように1日で多くの商品を作ることが出来るのであれば、1商品あたりの在庫数を複数にして良いと思います。


私は手まりを制作販売していますが、1個作るのに数時間から数日かかります。
また販売もかなりゆっくりなペースになります。
こういう商品の場合は1商品あたりの在庫数は、1個をお勧めします。
もし2個用意する事ができるのであれば、色違いをお勧めします。
これは商品を仕入れて販売する時も同じです。
色違いを用意したほうが売れる可能性が高いです。


専門店を作る


どういう作品や商品を取り扱うのかで変わってきますが、専門店を作る事をお勧めします。
そうする事で周囲の方やお客様に、あの人がやっているお店はこういうのが専門と認識されるようになります。
その結果、在庫の品ぞろえも決まってくると思います。


軌道に乗るまでの間、いろいろ迷いもあるかもしれません。
10個くらい用意して売れないと嘆く方もいらっしゃいます。
私が初めてネットで作品を販売出来たのは、初めてから1年後、100個の商品が出来たころでした。
今は昔と違いいろいろ売れやすい環境が整っていると言われます。


昔は無料で使えるのはブログくらいしか宣伝ツールが無かったです。
しかし今は Instagram や Twitter など各種SNSを駆使して宣伝活動が出来ます。
それでもとりあえず100個と思えば売れなくても仕方ないと納得する事も出来ると思います。


売れたら在庫補充


売れる作品はだいたい決まってきます。
売れたら似た作品を補充で作りましょう。
売れてそのままになって居る方が大変多いです。
在庫を補充する事で確実に売り上げを伸ばすことが出来ます。


新しい作品を作りながら、在庫を補充させ色違いも作るとなるとなかなか大変な部分もあると思います。
正直私もなかなか手が回らないのですが、売り上げを伸ばすためには大切な作業になります。


作り手が好きな作品とお客様の好みは違う


作りながら同じ作品、似たような作品がとてもよく売れるという経験をすると思います。
なぜこの作品がお客様に好まれないのだろう?
可愛いのに、などと感じる事もあると思います。


逆に作り手としてはいまいちと思っていたのに、好まれる作品をあります。
在庫をまめに補充する事で見えてくる物もあると思います。
在庫補充をするからこそわかる、定番商品というのがあります。
材料やパーツが入手できなくなったという理由でない限り、在庫は補充するようにしましょう。


販売リストを作る


販売実績などを数値として見えるようにしましょう。
私は販売実績をエクセルでまとめています。
作品の写真と、販売日、売れた場所、お客様のお名前などを記録しています。


顧客データに関しては、後でどう活用するかによって記録する内容を決めます。
販売場所によって後ほどDMを送れるのか?それとも送ることが規約違反になるのか?
これにより記録する内容が変わると思います。
私はDMを送らない方針なので、お名前やIDのみの記載にしています。


個人情報は気をつけないと保管方法や使い方が面倒になるので、使わない方針であれば残さないほうが気楽です。
DMに関しては規約違反でないのであれば、それを使ったマーケティングという方法も可能になります。
商品によってはそういう戦略も良いかもしれません。


私は作った販売リストを、在庫補充のためのデータにする事が多いです。


売り上げが上がってきたときの在庫数


これは常に複数の在庫を持ち、ひと月にそれなりに売れているときの数量になります。
過去1か月にどれだけ売れて、過去3か月にどれだけ売れているか?
この数値から未来3か月間でどれだけ売れるかを予測します。
そして3か月分の在庫を積むようにします。


ただし季節商品の場合は、シーズンが終わったら急に売れなくなります。
その場合は昨年の今頃、何がどのように売れたのか?
販売実績のデータを見ながら、今季どのように品ぞろえをするのかを考えます。


最後まで読んでいただきありがとうございます。

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