野良猫との遭遇 その2

日曜日の朝から洗濯機が忙しく動いている。
パートナーに頼まれて洗濯物が増えたからだ。
昨日、お勝手の真上にいた猫さんは・・・
やはりその場所に陣取っていた。
ゴロンッと気持ち良さげに寝ていたのか
「にゃんさん、ご飯はいりませんか?」と
尋ねてみても動く気配なし。
1回目は空振り。
洗濯物が止まった。
よし、チャンスかな?
「にゃんさん、ご飯はいりませんか?」と
尋ねてみても少し動いただけで知らん顔。
2回目の空振り。
洗濯機を2回目を回して尋ねてみたけど、
動かない。今日はなかなかにお腹が一杯なのか
やはり動かない。
それならばと、エサの入れ物をカラカラ、カラカラと
振ってみた。まだ動かない。
もう1度振ってみると、上から顔を出して
「何やお前か?何の用や?」
みたいな目で見てくるので、エサの入れ物を見せた。
それだけでは動かないのでエサの入れ物の
蓋を開けた。その途端に動き始めた。
やはり現金なものでエサの匂いがすれば
途端に降りてきて「エサをおくれ」とばかりに
近くまでは来て止まる。
この距離が縮まるのはいつになるのやら。

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