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【日常】犬の目はどこを見てるの

こないだの日曜日、イ〇ンモールに行った時の事。
中にはペットショップがあり、ガラス越しに、
子犬、子猫がかわいらしいしぐさで、動いたり寝ている姿に
魅了されてきた。

「みんな、かわいいね」

と夫に言うと、夫も笑顔で見ていた。

「もう飼えないけど、欲しくなるね」

「うん、まったく」

家にいる、ニャンズとワンコのことを思うと、手一杯だ。

これって、「浮気かなぁ?」

「帰っても黙って入れば、ばれない」

そんなくだらない会話をしながら、
犬を見ていた。
と、暗い表情の犬を見つけた。

ガラス越しに人を見るでもなく、
まなざしは下を向き、ただじっとしていた。

「どうしたんだろう」

「あ」

私は、思った。

逆に考えてみる。

人間は、猫、犬を選べるけど、
彼らにとっては、選べないんだ。
下にまなざしを向けている犬は、
「ここに、飼い主はいない」と思っているのかも。

犬の表情が変わるというのは、
これまで3度、犬を飼っている
私には、わかる。
3頭ともメスだったが
彼女らが何をしてほしいか
目を見るとわかった。

かまってほしいときの目、
うれしいときの目、
不安なときの目、
犬は目で教えてくれる。

今、飼っている犬もそうだ。
保健所から引き取ったワンコは
11年目になり、
私と夫の話す言葉がわかる。

名前は「テン」です

「自分の事、何か話してる?」
と犬が思う時、向こうを見てても、耳はこっちに向いて聞いている。



「自分で選ばれたらいいのにね」 

下を向くワンコに、そんなことしか言えず、その場を去った。

目は口ほどにモノを言う

という言葉があるけど、
これって犬のためにあるんじゃないかと思うほどだ。


8日目




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