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夢を叶える方法

このnoteに夢を叶える方法は書いてありません。

モンゴルに行って帰ったら家族が崩壊してた。元から崩壊してたけど、明確に終わりの印がついていた。私は19歳で成人の扱いだから様々なことを自分の意思で、自分の行動で決めることができる。決めさせられてしまったけど、これが本当に正しいことなのかマジでわからない。毎日誰かとしょうもない話をしていないと気が狂ってしまいそうになる。現実が重すぎて、私はもしかしたら大学をもう一度受験することも、上京することも、絵や文章の仕事とアルバイトで生活をすることも、全て不可能になってしまったかもしれない。一刻も早くフルタイムで働ける職を探さなければならないかもしれない。私は、何がしたくてこんなことになってんだろう、っておもう。誰か、未来の私が私のことを助け出すことがいつかできるなんて思っていたのかも。恥ずかしい。

チェルノブイリには行きたくねぇ
あの娘を抱きしめていたい
どこへ行っても同じことなのかい?

チェルノブイリ

椎名林檎も藤原基央も高校中退やし、俺もミュージシャンなるしか無いかもしれん←そんなことはない

つか、夢ってありますか?私何をしたくて今こんなことになってんのかわからん。俺の母は、大したスキルもなく、仕事も誰でもできるようなアルバイトをして、俺たちを育てたひとで僕はそんな人生をめちゃくちゃ軽蔑してきたんだけど、誰もが自分の尊厳を持って生きてると思ったら、すごい、涙が止まらんくなる。金も希望も夢もなくて、母さんはどうして今日これからも生きていくんだろうっておもう。生きてることが通常の状態だからそんなことに理由なんていらんのだろうな、母さんは。

お母さん いい加減あなたの顔は
忘れてしまいました 
膀胱炎にかかったときからあそこを冷やす快感を覚えてしまった僕は
お風呂が大嫌いになり 
何枚もボロボロに皮が剥げ落ちて剥き出しになった皮下脂肪のしつこさが耐えられず 赤紫の玄関口で一人で泣いていたんです 
お母さん もう一度 アンパンが食いたい
正月に作ってくれた栗きんとんが食いたい
豚肉だらけの砂糖のたっぷり入ったすき焼きが食いたい
好き嫌いは庶民の恥です
お母さん 今朝から下痢が止まらないのです
お母さん 血管もちぎれてしまったみたいです

お母さんいい加減あなたの顔は忘れてしまいました

お仕事くださいってインターネットで言ったって誰も仕事をくれません。駆け出しなら尚更。現代詩をかいてるひとのことをブロックしすぎて、私のTwitterに詩が流れてくることは滅多にありません。詩はオワコンどころか始まっていない。大衆が、商業的な詩として求められているのは最果タヒだけで、もうそれだけで彼らの生活における詩というのは十分で、それ以上の容量を詩に割く人間は狂っている。詩を書く人間は、だいたいどこかが狂っている。私は狂っていたいと思っている。80年代、90年代のロックバンドが好きなのも、そこには本当の詩があるとある時から信じてやまないから。でも、そんなもの誰も商品にしない。でもずっと何かを信じてるからこうやって生きるしかない。信じてるものを、みんなも信用してくれたら嬉しいと思う。私には辛抱強さが足りない。

74という数字が蚊に見えて潰そうとした 指の
起こしてきた罪の数々から逃げたくなる
名前を上書きする勇気がなかった また、誰からも触れられないように
身を守っていた ボールが僕に触れたら負ける そうやってゲームは
行われていた
寝ぼけたまま何かを打ち込んだ跡が、
何かを撃ち殺した跡になる たぶん
脳が沸騰するような痛み いつだって、僕だけ
が僕を2人にすることができない

俺が書きました

俺が好きな詩を書くひとだけを集めてzineなどを作りたい。詩と絵を書いてもらう。ソレをいろんな本屋に送りつけてみる。
まだ私は眠っている。

お父さんは、どこか遠くで生きている。私に家族はいなかった。

憎しみ合うことでしか、生きている実感が感じられない、この貧相な体を、ネズミの餌にだけしておくのは、勿体無いと、チヤホヤされるたびに手を擦り合わせて神頼み、神経質な潔癖症の女子高生の真紅なトサカのような陰部に、何度も何度も頭を突っ込んで、惜しげもなく絞り出した精液を、結婚式のウェディングケーキの生クリームの中に塗り込んで、あなたの夢見た人生の幸福を、参列者全員で祝福するのは実に白々しいと、今にしてボクは思うのです。

父よ、あなたは偉かった。