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パイロット | M701

皆さんどうもこんにちは。てるぺんです。みなさんはペン先一体型の万年筆と言えばどのようなものを思い浮かべるでしょうか。今回はそんなペン先一体型万年筆の代表格ともいえるパイロットのM701、通称ミューについて紹介します。相場としては若干高いため、購入を迷われている方も多いと思います。そんな方の後押しをできたら嬉しいです。ちなみに今回のミューはTwitterのとある方に貸していただきました、ありがとうございます。

概要

M701は1971年にパイロットから発売となった万年筆です。前回紹介したParker65などの少し後に登場した万年筆です。1970年代をリードするという意味をこめて、701と名付けるほど、パイロットが自信をもって世の中に送り出した万年筆でしたが、実際はあまり思ったように売れなかったと言われており、パイロット内でも後継機のミューレクスをもって、生産を終了してしまいました。全長12cm程で大分コンパクトと言えると思います。

筆記時は普通のサイズになる

背景には当時売れまくっていたエリートの存在があり、時代的な背景からしょうがなかったのかなとも思います。

ニブ含め特徴的ではあるが…

使ってみての感想

感想は「シンプルに使いやすい」。固めの書き味ではあるのですが、ガッチガチではなく、適度な硬さ。自分はショート軸の中ではセーラー万年筆の18kショート軸が好きなのですが、それにも負けず劣らずといった感じで、とても使いやすいです。

セーラーの18kと一緒に

自分の持っているのが中字というのもあるかもしれませんが、かなり好きな書き味です。また、デザインがカッコいいかつ特徴的な見た目のため、使っていて楽しい万年筆です。筆箱に忍ばせておきたいですね。

硬めのニブ、最高。

最後に

今回はパイロットのミューことM701を紹介しました。冒頭でも述べましたが、人気の万年筆のためかなり相場は上がってきていると思います。ペン先が変形したりしていない限り、使える万年筆なので、安い訳アリ品を選んで購入するのも手だと思います。いろんな方に試していただきたい万年筆です。それではまたお会いしましょう。ここまで読んでいただき有難うございました。

唯一無二の近未来的なデザインは使っていて楽しいと思う

撮影機材

Canon EOS 80D
Canon EF 28-80mm

参考資料

パイロット Mue 701 - パイロット|Pen Cluster

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