手入れする生活(21)カセットテープと蕎麦

今日は早起きしよう、と思いつつ、結局7時起きだった。昨晩は蒸し暑く、寝苦しかった。鼻詰まりもしてしまい、喉が乾いて夜中に何度も起きた。いったん、5時に起きたのだが、寝不足は困るなあと考えていたら、いつまにか寝てしまっていた。早くには起きれなかったが、遅くもない。きちんと寝たので体調は良い。いちいち自分を責めない。


ばあちゃんにカセットテープを贈る

もうすぐ、ばあちゃんの誕生日だ。ばあちゃんは、8月15日生まれ。終戦記念日だ。誕生日プレゼントに、娘の声が録音されたカセットテープを贈るつもりだ。去年の日記に、「今日はカセットテープを買いに行った」と記されていたので、今年もそうすることにした。毎年贈れば、成長がわかって楽しいだろう。

カセットテープにした理由は、いくつかある。
まず、ぼくは普段からばあちゃんにハガキを送っている。毎日だ。ハガキには主に娘の写真を印刷しているので、娘の成長はリアルタイムにわかる。ちなみに、ばあちゃんは福井県に住んでいて、僕は神奈川なのでなかなか会えない。だから毎日ハガキを送っている。
ハガキのおかげで、ばあちゃんは娘(ひ孫)の様子はよく知っているが、声はわからないし、どれだけ上手にお話ができるようになったかまではわからない。電話だと娘はほとんど話さなくなってしまうので、声を聞かせるのは難しい。カセットテープに録音すれば、ばあちゃんはラジカセ(演歌用)を持っているで、一人でも聞くことができる。

ばあちゃんの家にWi-Fiをひけば、Amazon Echoなどを使うこともできるが、結局使い方を覚えなければいけない。それはばあちゃんに負担だ。固定費もかかる。まごチャンネルも考えたが、使い方を覚えなければいけない点に関しては同じだ。まあ随分と簡単なのだろうけど、92のばあちゃんだから。馴染みのある道具を使ってコミュニケーションをとれるのが一番よい。それにカセットテープをたまに買うというのは、僕にとっても楽しいことだ。

10、20代のころは、よくカセットテープに自作の歌を録音していた。思いついた歌詞やメロディーの断片をちょこちょこと吹き込んでいた。あのテープはどこへやってしまったか。今聞くと恥ずかしいだろうな。でも聴いてみたい気もする。


蕎麦を茹でる

さて、あっという間に11時だ。そろそろ昼ごはんを作らなければいけない。今日は蕎麦にしよう。蕎麦と納豆だ。今は娘が在宅保育期間中なので、家族3人が1日一緒に暮らしている。なので昼か夜、どちらかのご飯は僕が作ることにした。奥さんが、何もしなくていい時間を作ってあげたい。だから今からそばを茹でる。

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