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手入れする生活(20)お互いを思い合う

今日はとにかく暑い日だった。午前と午後、2回娘と散歩に出かけて、汗だくになって帰ってきた。娘は僕といると、大抵おんぶをして欲しがる。だから、余計に汗だくになった。でも、気持ち良さもある。夏は汗をかくものだ。びっしょり濡れたインナーのタンクトップを脱ぐときに、夏を感じれた。健康的な1日だったと思う。

娘とお手紙とコロッケ

午前の散歩は、娘が書いた母(娘にとってのばあば)宛の「おてがみ」をポストに投函しに出かけた。自分で手紙を書き、封筒に詰め、差し出し名を書き、切手を貼り、封をして、ポストに入れた。宛名だけは書いてあげた。きっと母も喜ぶだろう。

散歩のついでに昼ごはんの惣菜をと、食料品店に立ち寄った。娘が食べたいと言うので、コロッケを買った。まだ温かかったので、できたてなのだろう。特売コーナーにきらず揚げが100円で売っていた。奥さんの大好物だ。ラッキーだ。奥さんはたいそう喜んでくれた。昼ごはんの時間、娘はコロッケを一口も食べなかった。そんなもんだ。


娘と絵本と青いアイス

午後の散歩は、図書館に出掛けた。以前いっしょに行ったに読んであげた絵本がもう1回読みたいという。その後、何度か探しているのだが、どんなタイトルか覚えておらず、くまなく探すもそれらしき表紙も見つからず、再度リベンジ。娘と手分けして探すが、今日も見つからない。誰かが借りていったのかもしれない。iPhoneを取り出し、覚えているストーリーの断片をもとに、なんとなく検索ワードを入れる。

「絵本 動物 食べ物にのってくる 電車」

こんなんで出てくるんかいな、と思ったが、画像検索をスクロールさせると、画面を覗き込んできた娘が「これだよ」と指差した。
「え、コレ?」「うん、コレコレ」
大した記憶力だ。正直ぼくはわからなかった。ありがとう娘。

図書館備え付けの検索機でタイトルを入力すると、「貸し出し中」になっていたので、予約をして帰る。また来ようね。

その後、アンパンマンの絵本などを読んであげて、薬局でアイスクリームを買って帰った。バニラモナカを気に入って食べていたが、最近は冷えていないことが多く、やわらかくてモナカを割ろうとすると、クリームが溢れ出てくる。手がベタベタになる最悪のやつだ。これで3回目。次からはパピコを買おうねと娘と話しながら帰った。娘はパピコを「あおいアイス」、モナカを「きいろいアイス」という。パッケージの色だ。「あしたは、あおいアイスをかおう、ねー」と何回も言っていた。明日も行かなければいけない。毎日アイスを食べるのか君は。


お互いを思い合う

娘と散歩に出掛けてばかりの1日だったが、早起きして仕事の時間も確保していた。だが、仕事の方は思うようにいかなかった。ずっと制作を進めてきたウェブサイトを公開する予定だったのだが、サーバー移行にハマってしまい、1日かけても完了しなかった。何が原因か未だにわからない。全く。以前なら、随分機嫌が悪くなっていただろうが、今日は違う。一昨日、奥さんと色々たっぷり話し合ったのが生きている。余韻による一時の効果ではなく、これからもこうであると信じたい。なるべく、奥さんに甘えることにした。イライラが発動してしまう前に、こうしようという約束ごとやお願い事も二人して決めた。これがうまくいくかはわからないが、試みることが大切だ。試みるということは、2人で積み上げようとしているということ。2人で一緒に考えているということ。お互いを思っているという証である。うまくいくか以上に、その証を互いに感じ合うことが大切だ。

いろんなことがあるけれど、今の状態をよいと思うこと。望むことが全て手に入って、望まないことが一切起こらない状態などありえない。いいこともあれば、望まないことも起こる。
理想に近づこうと頑張らない。そこにたどり着けない自分を責めてしまうから。相手を思おうがあまり。相手を嫌いになるくらいなら、自分を嫌いになってしまうから。お互いに励ましあって、今の状態と、今の自分をよいと思い続ける。そうやっていけたらいいと思っている。

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