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手入れする生活(1)

珍しく5時に起きた。
昨日の夜は娘が8時過ぎにはお布団に行ってくれたから、9時頃には寝れたと思う。たっぷり寝れたので、5時でもスッキリ起きることができた。今これを書いているのは7時40分。セミが鳴き始めたので気がついたけど、そういえば今の時間までセミは鳴いていなかった。5時台に起きると、家の中も世の中も静かだ。この静けさを味わいたくて、音楽もかけない。

シャワーを浴びて、歯を磨いたら、昨日のやりかけの仕事に取り掛かった。活版印刷でハガキサイズのメッセージカードを作ろうとしている。ハガキ用紙を取り寄せたので、書き心地を試してみた。紙の選定は竹尾さんのページが参考になった。

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万年筆、水性ペン、ゲルインキボールペンで書き込む。
グムンドコットンに期待していたが、どのペンで書いても引っ掛かりが過ぎて、あまり書き心地がよくない。コットン系の紙は、活版印刷には相性が良いが、筆記性には劣るようだ。少し硬質で密度のある紙のほうが書きやすくはある。ウェディングカードで使われるアラベールが無難ぽい。


活版印刷の樹脂版は、知り合いにお願いして作成してもらっている。4連休が開けたら届くだろう。そしたら、大磯の『つきやま』で自分で活版印刷をしてみる。初体験なので楽しみだ。

思えば、ぼくは昔から紙モノが好きだった。活版印刷の本なんかを眺めては、いつかやってみたいな〜と大学生の頃から思っていた。実家の本棚にまだあるだろう。まさか10年後、商品として作って販売することになるとは思っていなかった。興味あることは、必ずつながっているということなのだろう。だったら、興味にまかせてどんどんやっていったほうがいい。


筆記テストが終わったら、それぞれのハガキ用紙を実家の家族に送る用意をした。ぼくは商品開発の相談を家族にしている。毎週2時間ずつ、かれこれ半年以上は続けている。
そうやって作ってきた初めての商品が、もうすぐ発売できそうだ。
タイトルは『ほめほめノート』。自分をほめるためのノートだ。

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ノートに添える、おまけのチラシも刷り上がってきたので、『ほめほめノート』と、ハガキ用紙と一緒にダンボールに梱包した。
伝票を貼り、マンション備え付けの宅配ロッカーに持っていき、発送手続き完了。とても便利だ。宅配業者の配達員の方、どうぞよろしくお願いします。

これを書き終えた後は、日課の掃除をして、奥さんに髪を切ってもらう予定。奥さん、バリカンとハサミで上手に切れることが判明したので、もう散髪には行かないだろう。
なんでも自分でやるようになってきた。生活を自分で整えていくのは気分がいい。手触りがある生活は充実している。

サポート頂いたお金は、商品開発の費用として、ありがたく使わせていただきます。