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手入れする生活(32)恥ずかしいという感情。

今日から娘の保育園が再開する。久しぶりだから、出かけるのに苦労するかと思ったけど、自分からカバンを用意して早く行こうと言ってきた。まだ7時半だが、すでに娘は登園していった。


稼働率50%で動く。

昨日宣言したとおり、今日からの1週間は、まずリズムを作ることを最優先として、50%稼働でやることにする。生活の変化があると、ぼくは出だしを張り切ってしまうタイプなんだ。そして数日間はそれをキープできるが、その詰め込みすぎたスタートダッシュを維持しようとして、そのあと勝手につぶれていくというパターンが多い。振り返ってみると、ことあるごとにそうだった。なので、今回は50%という縛りをあえて作ってみる。

案の定、今朝も今まで出来なかったあちこちの掃除がやりたくて、一気に仕上げてしまいそうになった。玄関・トイレ・扇風機とサーキュレーターの掃除、洗面所などなど、気になることがいくらでもあったが、今日は玄関だけで終えておく。明日はトイレだけをやろう。そうやって、まずは朝掃除の時間をつくることから取り戻していこう。今までは数日に1回しか掃除の時間をつくれていなかったので、それを毎日に変えていくことから慣れていく。移行期はいっぺんにやらない。

そう決めて、玄関掃除を終えたところで、娘が起き出して、早速一緒にケーキ屋さんごっこをしようと言ってきた。ぼくは快く受ける。娘に何のケーキにするか聞かれながら、トイレ掃除をしようとしていたら今頃気になってイライラし始めていたかもしれないな、と思った。50%の稼働率でよかった。すごくちいさなことだけれど、こうやって余裕を持って暮らすことはとても大事だ。小さな事の積み重ねで僕の生活リズムは形成されていく。小さな事を大切にしたい。


恥ずかしいという感情について

昨日は毎週恒例の家族スカイプミーティングを行った。ズームではない。慣れ親しんだスカイプのままだ。実家の両親と弟とつなぐ。弟は少し離れたところで一人暮らしをしているが、このミーティングのためにわざわざ実家まで来てくれている。毎週2時間ほど話す。僕の仕事についての相談だ。僕は一人で仕事をしているので、誰かに相談できるととても助かる。うちの家族4人のそれぞれの視点があるので、色んな角度から物事を考えられ、一人では気づかなかったような気づきを得られる。また、一人では落ち込んでいただろうことも励ましてもらえる。

家族関係も変化している。僕は今まで恥ずかしくて言えなかったようなことを言えるようになってきた。というか、今まで恥ずかしがっていたことすら気づかなかったこと、こんなことが恥ずかしかったのだと気づくことも多い。

恥ずかしいという感情は不思議だ。恥ずかしいからと、思っていることとは違う言葉遣いをしたり、別の感情で恥ずかしさを隠そうとしたりする。悲しいことを知られたくないから、怒ったりする。そして相手を誤解・困惑させることになる。誰の得にもならないことをしてしまう。


知らないことを堂々と言う。堂々と聞く。

恥ずかしいという感情が僕の人生を大きく握っている気がする。僕はまだまだ恥ずかしがっている。昨日だって、花屋に榊を買いに寄ったのだが、ついでに花を買おうとしたけれど、冷蔵ショーケースに飾られた花の名前がわからなくて、「あの青いやつ下さい」というのが恥ずかしいから、結局花を買わずに終わった。恥をかけば僕はあの青い花を今頃ダイニングテーブルに飾っていただろうし、そもそもそれが恥だと思っているのは僕の問題なので、僕さえ良ければ花屋には迷惑はかからない。ただ、それができなくて、僕は花を買わなかった。こうやって書いてみると、何だか馬鹿らしくしかも損をしている気になった。「この花はなんていう名前なんですか」と一言聞くことで、花屋は喜んで教えてくれたかもしれない。そして次からは、その花の名前を呼んであげることができるではないか。とてつもないもったいないことをしている気がしてきた。「一時の恥」と心に刻んでおこう。

知らないことを正直に言おう。いや、正直になんていう、もったいつけた言い方がそもそも良くない。堂々と言おう。知らないことを堂々と言おう。よし、これだ。堂々と言えないのは、知らないことをバカにしてくるやつがいるからだ。いやまて、過去の僕もそういう態度をとったことがある。あのときは申し訳なかった。うん、その罪滅ぼしのためにも、これからは堂々と知らないことを言えるように、聞けるようになるのだ。


タイプミスを減らす。

なんとなく思いつきで書き続けていると、あっという間に2000文字になる。毎日タイピングしているのに、ブラインドタッチがなかなかうまく行かない。人差し指と中指をうまくつかいこなせていない。Tは人差し指。Rは中指と統一したいのだが、勢いで打っていると、指使いを混合してしまう。「、」と「。」もそうだ。「、」は人差し指。「。」は中指。のはずなのに、これも混合してしまう。

だからよくタイプミスが起こる。この4つのキーを性格に打てるようになるだけで、随分とタイプミスが減り、結果として、打つのも早くなり、疲れることもなくなっていくのかもしれない。しばらくは手元を見ながら、間違えないように打ってみることにする。うん、タイプスピードはすごくゆっくりだけど、全く間違えない。間違えないということはとても快感だ。この調子この調子。指使いを間違えたら、その分の先頭まで消して、最初から打ち直す。文の流れの中でついつい打ち間違えてしまうのだから、流れの中で体に覚えさせないといけない。例の4つのキーの箇所まで来たら、丁寧に押すように心がける。コレでよい。明日もこういう時間を作ろう。打ち間違えを消しているだけで、ストレスになってしまっていることが結構ある気がする。あ、突然わかった。どうも、TとRを短いスパンで打つときに、打ち間違いが出てくるっぽい。Tを人差し指で押したそのままにRを人差し指で押そうとしたりするらしい。明日からは丁寧に打つようにしよう。


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