手入れする生活（１８） 「話す代わりに書いている」

やっと風邪の熱が下がり、調子が戻ってきた。やりたいことが溜まっているが、身体と頭はおやすみモードのままだ。少しずつ日常を取り戻すために、朝の日課から始めることにする。

隠してもバレている自分玄関を掃き、トイレ掃除をする。洗面台を拭く。途中、娘がお手伝いをしてあげると言って、僕が左手に持っていたスプレーボトルを持ちたがった。渡してあげると、床に吹きかける。それを、僕が吹いてあげるべきなのだろうが、