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夫婦それぞれの結婚式体験談 ④両家顔合わせ準備編(新郎視点)

このノートは、2018年の末に結婚式を挙げた夫婦がそれぞれの視点で結婚式の体験談をしたためたものです。

○ルール
1.同じテーマについて二人が同時に書く
2.二人とも書き上げるまでお互いの内容は見ない
3.完成したらお互いに内容チェックして投稿
これから結婚式を考えている方にとって、ささやかなヒントになれたら幸いです。

前回は、新郎の両親への挨拶編(新郎視点)を紹介しました。
新婦視点はこちら。


両家顔合わせ準備編

お互いの両親に会って、結婚のおゆるしをいただくことができたので、次は両親同士も会っていただくことになります。

これから親戚同士になる家族同士、正式に入籍となる前に会っておこうというわけです。

準備だけで思ったよりも長くなってしまったので、「準備編」「当日&入籍編」に分けようと思います。
まずは準備編から。


両家顔合わせ or 結納?

結婚前に家族間で交わす儀式としては、2つのスタイルがあるようです。
したがって、まずはどっちのスタイルでやるかを決めることになります。

1つは、結納。

いわゆる婚礼行事の一つで、両家が正式に結びついたことを示す儀式だそうです。
こちらは、結納品という品を用意したり、結納金としてお金を納めたりと、儀式だけあって色々とやらねばならないことがあります。

もう1つは、両家顔合わせ。

これは食事会のようなもので、レストランや料亭で食事をともにしながら、お互いの家のことを紹介する形になります。
結納と比べてカジュアルで、準備しないといけないものも少ないので、まぁこちらの方が間違いなくラクでしょう。


ここは悩みどころです。
せっかくならコテコテにやってみたい気持ちもありました。

ちなみに結納品というのは何品目もあって、カツオ節やスルメ、昆布などがあるそうです。
スルメは長く噛むほど味が出てくるとか、
結婚を喜昆布(よろこんぶ)とか、
そんな感じの意味のこもった縁起物でしょう。

前もって両親に日程は伝えてあったこともあって、それらを当日までにちゃんと集めるのは大変なので、我々は結納ではなく食事会を選びました。

今考えてみれば、ちょっと時期を遅らせて結納というのもアリだったかもしれません。
結納品のスルメを手に入れるため、ひとりイカ釣り船に乗り込む・・・
ロマンに満ちあふれていますね。


日程と場所を決める

日程は、大安の休日を選んでおきました。
あまり大安とか仏滅とは気にしていませんが、両親が気にするとアレなので、基本的に縁起の良い日を選んでいます。

私の家族は長野県在住。
新婦の家族は東京都在住。
場所を決めるにあたっては、どちらかに寄せる必要がありますが、今回は東京でやることになりました。

なぜ東京にしたのはよく覚えていません。なんでだっけ。

そして会場ですが、思いつきで
「母校の近くにある椿山荘ってどうよ?」
という話を適当にしてみたら、意外とお誂え向きの場所だったのでそこになりました。

(ちなみに新婦の方はちゃんと調べていたそうなので、そのあたりは新婦編を読んでみてください)


意外と準備がいっぱい

我々は今回、比較的準備の少ない食事会を選んだのですが、それでも準備することはそれなりにあります。

食事の内容をどうするか?

そんなに悩むことではありませんが、参考までに。
椿山荘にはいくつかのレストランがあるのですが、その中でも会席料理を専門とする「錦水」という料亭を選びました。

ここは結納や両家顔合わせの他に、金婚式やお食い初めなどでも利用される場所のようで、色々なプランがあります。
今回は顔合わせプランの中から、鯛の塩漬けをハンマーで割るという楽しげなイベントがあるプランを選びました。
(ちなみに割といいお値段します。結婚式のご飯くらい)

費用をどうするか?

結納の場合は親が負担したりする場合もあるようですが、我々の場合はふたりで負担することにしました。

二人の服装をどうするか?

服装といっても、食事会なので普通にスーツとドレスでよいのですが・・・
我々の場合は、結婚式は教会式にしようという話をしていたこともあって、今回は袴&振り袖スタイルにしました。

(訳:袴を履きたかったので袴にした)

袴は持っていなかったので、池袋の丸昌さんでレンタルしました。


親族書

親族書というのは、お互いの親族の名前と住所を記したものです。
我々の場合は、二親等まで(祖父母・両親の兄弟とその配偶者)を記載しました。

椿山荘の方に書いていただくこともできるのですが、私の方は母が書道スキルを持っていたので、お願いして書いてもらいました。
(ちなみに書いてもらうと8000円くらい)

下見

我々の場合は新婦が何度か下見に行ってくれて打ち合わせもやってくれたのですが、一応二人でも下見に行きました。

椿山荘は結婚式も請け負っており、その日も何件かあったようで何組かの新郎・新婦さんとすれ違いました。

前日にネットを見るのはよくない

これはいけません。大変にいけません。

なぜなら、インターネットには「両家顔合わせで破談になった」というYah○o!知恵袋やら、NA○ERまとめ記事が溢れ返っているからです。

・結納なのに向こうの親がボロボロのシャツに穴の空いたジーパンで来た
・向こうの親がいきなり実家の土地価格、金融資産を事細かに聞いてきた
・手土産のランクや段取りで両家の価値観が折り合わなかった

などなど、やばい話が山程あって不安を煽られるので、前日にネットを見るのはやめておきましょう。


準備編はこんなところで、次は当日&入籍編です。

新婦視点の記事も、あわせてどうぞ。



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