2024年能登半島地震で影響を受けた番組 その2

地震発生前の地上波テレビ番組は?

日本テレビは「笑点」、テレビ朝日は「おしょうバズTV」、フジテレビは「さんタク」を放送したが、16時21分までに全て中止し、緊急報道特番を放送した。

振り替えについて

日本テレビの「笑点」はマキタスポーツの演芸の途中で打ち切りし、1月7日・14日の放送では未公開部分を分散して放送した。
そのマキタスポーツの演芸は1月14日の特別版と通常放送に分けて放送。
1月7日の通常放送では友近の演芸と東西大喜利(構成の都合により途中で打ち切り)。
1月14日は14:00からの1時間の特別版として林家木久扇と綾瀬はるかの浅草ロケと寿大喜利。同じ日の通常放送では師弟ぺア大喜利を放送した。
フジテレビの「さんタク」は「予約7年待ち・住所非公開の謎店で魔法の肉を食う」のところで打ち切りし、関東地区では1月20日に未公開となった後半部分を放送した。

23時3分で発生した震度7の誤報による中断・振替放送

日本テレビでは「月曜から夜ふかし」(21:00~23:30)を放送したが、「中国から夜ふかし第4弾」と途中で中断され、再開後は「夜ふかし素人さん大賞」の途中からだった。その未公開分を含め、1月15日の通常放送で改めて放送した。なお、この日は読売テレビとテレビ新潟はローカルでの報道特番を放送した為、後日2時間の編集版を放送した。
テレビ朝日では「相棒」(21:00~23:15)を放送したが、クライマックスシーンの途中で打ち切り。再開後は後番組「朝メシまで。SP」を放送。その後のTVerでの見逃し配信では208万再生を超え、テレビ朝日には再放送の要望が多く届き、3月27日(水) 20:00~23:14(「ミラクル9」休止と「報道STATION」以降の番組を20分繰り下げ)にノーカット再放送した。

恒例の番組も影響

テレビ埼玉では元日恒例の「埼玉政財界人チャリティ歌謡祭」を地震の影響で直前で取りやめ。当初、再放送枠としていた1月7日(日)を本放送として放送し、1月7日(日)に予定していた再放送を1月21日(日)に2週間遅れで放送した。
NHK総合テレビでも影響あって、元日に予定していた「タモリと鶴瓶のテレビDEお正月 2024」(19:20~20:20)は1月6日(土) 8:15~9:15に放送。2日に予定していた「生放送!NHK紅白歌合戦お正月スペシャル」(19:20~20:50)は放送を生放送から生放送を予定していた2日夜に収録し、放送枠を12分縮小して1月8日(月) 8:15~9:33に放送した。
また、3日の「新春生放送!東西笑いの殿堂2024」(13:05~17:00)は開始時間を13:10と5分繰り下げ、各定時にニュースが挿入されるなど演出を一部変更された。

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