Canon PowerShot ZOOMの運用ノウハウ

ハイエンドスマホの売りに望遠撮影があるらしい。仕事柄望遠で取りたいときもあるけど、$1000 overのスマホって高いよね。というわけで、望遠撮影ミッションをPowerShot ZOOMに与えて普及クラスのスマホにすることにしました。

防水?

防水じゃない。防滴でもない。防水ハウジングは無い。排熱があるので防水は諦めたと開発者インタビューに書いてあった。

温度湿度

0℃から40℃。湿度90%以下。結露しないように気を付けた方がいい。

メモリカード

microSD 速度クラス4が最低スペック。2022年時点ではクラス10がコンビニで手に入るはず。64Gで静止画11000枚か動画4時間

AF/AE

測距センサーはなさそう。仕様書によれば「測光方式:評価測光」。画像センサで高周波成分が最大になるようにする方式。静止画は半押しでAF、全押しでシャッター。動画は中央追従か顔追従の事前選択式。望遠カメラでなぜ顔追従なのか謎な設計。芝生や林など高周波成分が多い背景ではピント外しがおきます。フォーカス追従は上手じゃない。

充電

USB-PD対応で9V取得対応品なら充電できます。だから、ホテルベッドサイドのUSB端子やパソコンのUSBポートからの充電はできない。USB-PD対応のACアダプタやカーチャージャーなら大丈夫。充電中は9V0.5A位流れている。PowerShot側の充電端子はType-C。

夜間撮影

HDRやナイトモードはありません。ダイナミックレンジもふた昔前のコンデジ相当な感じ。星は映らないし、ゲイン上げて稼いでくるのか黒レベルが浮いてきてざらついた写真になります。運動公園の水銀灯でも暗い感じ。ナイトゲームを取りたい人は、レンズ口径が大きいカメラを選んだ方がいいでしょう。

画像転送

WiFiかBluetoothが選べる。Bluetooth接続は10秒くらいかかる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?