COLLUMN ATTITUDE「旗揚げ記念日まであと3日~コロナ渦のライブ~」

もうすぐ旗揚げ記念日です。2004年にはじめたライブも12月3日で18年になります。
長いなとは気にしたこともなくまたこの時期かなくらいの感覚です。
だんだんあの頃はね……なんていうこともなく今をどうするかしか考えてなかったりします。
基本思い出は終わってからでいいやと思いつつ、集合写真の移りかわりを見てるとちょっと切なくもなります。
旗揚げ記念日もそろそろ終わりでいいのかなと思いつつ、やらないと自分のモチベにも関わるので暫くはやろうかなと。

今年の出来事といえば世間的にはコロナからの解放があり会場でのライブの制限が緩くなりました。とはいえ別に収まったわけでもなく、かかってしまう人がいる現状は変わりません。
個人的には始まった当初から会場や仕事場が休みを決定した以外は通常を続けてきました。
もしもかかったら大きな迷惑かけるだろうなというのはあったけど、コロナおさまるまで休みますは出来なかったです。帰ってくることはできないかなと思ってしまい、休む勇気は無かったです。
自分は現在まで何事もなく過ごしていますが、あくまで結果論で、あの頃、休んだ人は正しい判断だとは思います。
ただあの時期で一人一人の生活習慣や考えは多分大きく変わりました。
ライブをやらなくなる、見なくなる。他の趣味を広げる、家庭環境が変わる。
見える所見えない所で様々は変化があります。
その結果、以前のようなライブができなくなりました。まぁうちのやり方がよくないだけかもですが。
たった月、二三本のライブすらまともに組めなくなってしまいました。
出演者が減ったというより、出たくなるようなライブのプレゼンができてなくて、流し見されてしまったことによるものでしょう。昔から出演者同士や箱からのアプローチみたいなやりかたは確実だなと思っていたけどさらにそれが浮き彫りになってしまいました。
“出てもいいよ”から“出たい”と言われるライブの構築はうちの永遠の課題です。

ちょっと話は脱線しますが、うちがずっとライブするにおいてやっちゃいけないと思っていることは“一人でやる”ことです。ライブだけじゃないんだけど企画ものにおいて一人で全てすることは愚策でしかないのです。物事を一つの判断で決めることは正しくないし、誰かに意見を求められないの環境は作っちゃダメなのです。批判、合議、改善の環境はどんなときにも大事。
一人でやるのは自分の責任だから人に迷惑かからないという個人的納得でしかなく、正しい方向には向かいません。しかも人ごとだから他の人には大変そうだねで終わってしまう。
迷惑かけても結果別れてもいいのでその時はちゃんと人と向き合って企画しないといけない。経験値にはちゃんとなるので。
現代のSNS普及や人との対話が減って病む現代病が蔓延している今は特に一人でもいいので“味方”がいるのが望ましいのです。コロナ渦で一緒に住んだり、結婚したりという傾向増えるのは共に支えあう存在が必要だと思えるからだと自分は勝手に思ってる。いやぁ自分には縁がなくて想像の範囲を超えてないけどw。

話を戻して、会場ライブできない、人が来ないを補うために配信ライブを始めました。
今は主にザ☆アニメランドFを配信しています。制約やスケジュールもキツキツだけど、配信時間になってみんなで見ながらチャットでワイワイするのをみてると新しい楽しみ方としていいのかなと。どうしても会場に来れない、時間帯的に難しいという人にも見てもらえる機会が一つできたかなと。あとはライブだけではペイができないのでみんなが応援してくれるのでなんとか続けられます。
会場のドラムも配信に力入れていく箱として生まれ変わったのでそれに準じた内容を練らないといけなくなります。ドラムランドやトークショーなど試行錯誤だけどよりよいやり方で今後も続けていこうとおもいます。

年に何度かもう辞めようかと思ったライブ、コロナ渦は本当にもう無理だと思ったこと山ほどあるんだけどそれでも往生際が悪いのと、ちょっといいライブ見ちゃうとまだまだやろうとか思うちょろさでとりあえず今日まで続けてきました。
義務じゃなくて選択の世界、楽しまなきゃなと。
「ライブは遊びなんだから思い切りやろうよ」
昔、大事な人に言われた言葉。これうちには大事な言葉なんだよね。
もう少しこの世界楽しもうかな。
長くなったので続きはまた。

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