あさがやドラム20周年

あさがやドラム20周年

7月3日はあさがやドラムの20周年記念イベントが座高円寺で開催されました。
今回はドラムにゆかりのある企画、演者が多数出演していて、自分もテレガマ枠として出演枠をもらいました。
うちからはザ☆アニメランドFから大野敦子、髙良かすみ、しおたんが、すなっく音色小町からは+αが参加しました。時間枠の都合でこれがギリギリで本当は出て欲しい人もいたんだけどね。
人毎に別れて5分を三つ四つよりはまとめてくれたのはよかったです。
こういう時はうちはメドレー編成で組むようにしています。出るだけじゃなくてできればちゃんとインパクトを残すステージを魅せたいので外部出演用特別編成です。
今回はドラムではなく外部イベントということもあり事前にセトリと音源を提出することになりました。頭の中の構想ではOPとEDで全員曲をフルで間のメドレーパートをショートサイズで各々に振り分ける感じでした。
ちゃんと15分の尺に全部収まるかだけが心配でしたが構成したらちゃんと収まったのでホッとしました。実際作ってみないとわからないのよね。
当日のリハーサル、会場につくとみんなカフェでランチをしてました。みんな集まっているのをみると本番なんだなと実感しました。
ランチのあとにリハーサルになります。時間は10分なので簡易的に行います。マイクの渡しとか入りの感覚なんかも見てみると、いつものドラムより広いなあと改めて感じました。広いステージなのでいつもより感覚や動きも大きめにしていたようです。こういうのはみんなに任せておけば安心でした。
リハのあとは動きとかMCの尺合わせとか調整。その間にもいろんな出演者がやってくる。いつも見るメンバーや普段交わらないゲストまで。男性楽屋も最初は自分とアニアコの伊藤さんだけだったのがだんだん賑やかになってくる。

会場の様子をみるとロビーに大きな看板幕と有志からのメッセージが貼られていた。クラウドファンディングで募ったコメントは出演者、お客さん、中には懐かしい名前もあったり、20年の重みを感じます。ちなみにうちはパンフレットの広告欄に投資で参加しました。
会場時間近くなるとお客さんが集まってきます。出演者だったり、懐かしいドラムのスタッフだったり、会えば昔みたいに話をします。今回、誰が来てるか聞いていなかったので突然出会えたりしたのもたのしかったです。全員にあいさつできてなかったのは申し訳ないのだけど。
本番がはじまって我がテレガマの出番は大体18時30分くらい。お客さんもいい感じに埋まってるなかでてきました。ステージの反応がすごく気になったけど概ね盛り上がっていたのでホッとしました。

今回のセトリはこんな感じ
OP:SOS(全員)
※80年代メドレー
トップをねらえ(+α)
銀色ドレス(大野敦子)
鏡の中のアクトレス(しおたん)
SuperLoveLotion(髙良かすみ)
ED:ドリーム・シフト(全員)

今回は客層も広そうなのでみんなが知っていて微妙にメジャー過ぎない80年代アニソンメドレーにしました。アニメランドCDの曲は痒いところにしか届かない曲が多いなと改めて思ったりw

イベントは21時くらいに無事終了。長い一日もおわりました。いつもと勝手が違うイベントで少し戸惑いつつもリラックスしてできたなと。まあ自分はなにもしてないけどねw
あさがやドラムの20周年の節目に良いイベントできたのは素晴らしいです。
まだまだここも通過点なんであさがやドラムはさらに発展していくでしょう。うちももう少しだけお付き合いしていこうかなと思ってます。

余談。
朗読ナイトとアコギな夜。今回のイベントでも活躍の両イベントはあさがやドラム初期から開催されている看板イベント。自分もイベントは開催しているけど特にイベントやるのに先輩に教えを乞いもいないけど)なんとなくこうやるんじゃないかなって感じだけで開催してきました。要は正しいイベント開催方法も知らないでやっちゃったのだけど、そんななかでこの二つのイベントはいろんな要素を参考にしました。
朗読ナイトのメリハリとかアコギな夜のフラット感は主催に必要なんだなって感じます。もちろん小尾くんや王賀さんが主催としてだけじゃなくて演者役者としてもしっかりしてるからなんだけど。自分にはどうしてもない部分だから同じようにはできないけど少しずつ目指していきたいなと常に思ってる。

アニソンホリデーZZ。今回はドラム以前からあるイベント、アニソンホリデーも参加。アニホリは初期からたぶん自分が一番通ったイベントでした。秋葉原のジョイニングスクエアからドラムに移動してアニソンサタデー&サンデーになったり紆余曲折あって現在の形に。
思い出深いイベントのひとつです。
木ノ下さんは初期からうちのイベントに出てくれて、いろんなアイデアのイベントをしました。こういうの面白いと思うんだけどって出たアイデアはどれも興味深くて、普通のライブと違う特別なライブも多数やりましたね。ふーちゃんは熱血、特撮大好きな自分にはいろいろツボで、熱いライブにはよく出てもらいましたね。榊音さんは最初急なオファーで人も少なくて会場滞在時間約一時間という最悪のシチュエーションで会いました。でもそこで自分は絶対つかまえて顔にするって直感で決めたんだよね。その後の活躍見ればうちがそう決めた意味はわかるはず。今までライブが続けられたのは榊音さんのおかげだったと今でも思ってる。今はみんな
一緒にいるわけじゃないけどみんな大事で大好きな人たちです。

今は居ないけど…。
過去20年でたくさんの出演者たちに出会いました。人間が集うライブハウスだからいろんなことがありました。集まって離れてまた集まって。今はもうドラムにいない人もたくさんいます。いい辞めかた残念な辞めかた理由は千差万別。
顔だしづらい人も中にはいると思う。ただ出るだけのライブハウスだったら気にもしないだろうけど、関係が深いがゆえの結果だったりもする。今は居ないけど確実にその人たちもその時代を生きてたことは覚えておきたい。まあうちも人のことは言えなあかもだけどね。

あさがやドラムができてからお客として主催として通ってもう20年になる。コロナや地震で休業した以外はほぼ毎月ドラムには行っている。
たくさんの出演者、たくさんのスタッフ、お客さんみんなみてきた。
ドラムはライブハウスっぽくないライブハウスである。普通の商店街にある商店みたいで好きな人は好きだし、合わない人はとことん合わない。うちは音楽畑の人でもないから音楽やりたくているというより、この複雑な人間模様のある空間が自分には心地よかったりします。
他所の箱は依頼されてライブするパターンだからあくまで空間だったけど、最終的にドラムにいるのは音楽やらない自分でも居場所ができたから。自分みたいな素人がライブをしても許してくれる唯一の場所だったから。
今は少しは認めてもらえていたら嬉しいなと。
そんな自分を受け入れてくれたあさがやドラムが益々の発展していけるよう、うちのライブももっと賑やかになるように邁進していくようにします。
野心や野望があるうちはまだまだ走り続けていきますよ。
通過点だけどあさがやドラム20周年、改めておめでとうございました。

#あさがやドラム20周年

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