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【ナナシス考察】4Uが5thライブで送った愛ともう一つ
■はじめに
「Tokyo 7th シスターズ」こと「ナナシス」のキモいオタクである僕Telepathの拙い考察と妄想をメモ代わりにつらつらと書き記したものです、僕が考えるナナシス観が貴方のナナシス観を彩る一部になれば嬉しいです。
また、僕は教養があまりないためおかしい文法や誤字脱字はご容赦ください。
あと今日は8/30!!!!
九条ウメの誕生日!!!!!!おめでたい!!!!!
ので僕の得意分野の「4U」を考察させていただきます。
見とけよ見とけよ。
1.4Uが5thライブで送った愛ともう一つ
さて、ナナシスは2019年の7月14,15日の2日間幕張メッセにて
「Tokyo 7th シスターズ 5th Anniversary Live -SEASON OF LOVE- in Makuhari Messe」
を開催、過去最大規模のライブを「愛」で彩ったナナシス、今回はそのライブの中でも4Uのセットリストに目を向けて考察したいと思います。
2.前提
ナナシス のライブはエピソード内の時間とリンクさせる演出があり、本ライブの時間軸はEp.4.0の後であり「六咲コニーがナナスタを去った後」。
ライブ前のいつものカウントアップの演出が「A.D.2035」で止まったことや「AXiSが出演していない(解散後)」ということからもEP.4.0の後と推測できます。
(777がキラチュナ歌わなかったとか色々あるんだけど...)
そして以下は二日間の4Uのセトリ(変動した曲は太字で表記)
1.TREAT OR TREAT
2.Crazy Girl‘s Beat
3.青空Emotion
4.プレゼント・フォー・ユー
1.TREAT OR TREAT
2.Crazy Girl‘s Beat
3.ワタシ・愛・ForU‼︎
4.Lucky☆Lucky
弟子であるサンボンリボンのステージ直後に乱入、そして同じくバンド体制とするライバルユニット、The QUEEN OF PURPLEに繋げるというイベントエピソードを思わせるセトリの時点で僕は勃起していたが、注目するべきは後ろの2曲、これを中心に4Uのセトリを詳しく解説していきます。
3.4U楽曲の種類
1.TREAT OR TREAT
2.Crazy Girl‘s Beat
まずは両日で固定されている2曲だが、僕が思うに4Uの楽曲は3種類に分けられ、
「Hello...my friend」や「プレゼント・フォー・ユー」のような
「ストーリー性のある曲」
と
「TREAT OR TREAT」「Crazy Girl’s Beat」など
乙女心や友情などを歌う「ガールズバンドらしい楽曲」
と
「ワタシ・愛・ForU!!」「メロディーフラッグ」など
その両方を持った曲
「TOREAT OR TREAT」と「Craza Girl’s Beat」の2曲は「ガールズバンドらしい楽曲」で、4Uが持つ楽曲の中でも力強いロックチューンとして「勢い」や「激しさ」など紹介文でも書かれています。
4Uが乱入する際の最初の曲はこの「ガールズバンドらしい曲」か「両方を持った曲」で「ガールズバンド、4U」として会場の熱量をあげることで、後に来る「ストーリー性のある楽曲」との対比を生んでいます。
4.「愛」を送った1日目
3.青空Emotion
4.プレゼント・フォー・ユー
さて本題の2曲です。これは上で言う「ストーリー性のある曲」に分類されると考えてます。
当日「青空Emotion」は4thライブで披露されなかったエモコのソロ曲のため予想はできていましたが「プレゼント・フォー・ユー」には違和感を覚えました。
なぜなら3rd、4th、ワンマンの両日に至るまで最後の曲は「Lucky☆Lucky」がリリースされて以降それが起用されていました、周りのオタクも「ラキラキは?」となっていたと思います、正直「プレゼント・フォー・ユー」は良くも悪くも「エモ曲」なため万人ウケは良くない、それでもこの曲をトリに持ってきたのは今回のテーマが関係しています。
そのことをいくつか歌詞をピックアップして解説していきたいとおもいます。
「そんなの興味ねえから何が言いたいんだよ!」というオタクは下まで飛ばしてください。
青空Emotion
この楽曲は普段見せることのないエモコが4Uに抱いている想いを綴った曲であり、4Uメンバーに対して向けたであろう歌詞も多くあり、紹介文でも「エモーショナル」と綴られています。
深くまで潜って届けるわ
重低音をどこにいても
だってそれが私のコミュニケーション
普段熱意などを口や態度に出すことなくクールな雰囲気のエモコですが。
「重低音」つまり「ベース」こそが自分のコミュニケーションツールであり「どこにいても届ける」と音楽に対する熱量を感じさせる歌詞になっています。
Count down 横で支えるから
Volume up 思うがままのラストフレーズ
鳴らしてみせてよ
演奏中「横」にいるのはギターの九条ウメです、そしてEP.4Uでもあったように4Uは「ウメのためのバンド」という意味を込め「4U(For UME)」という名前になりました。
EP.4U終盤、ウメの「音楽を続けたい」という意思によりその意味を「4 United(3+1 の団結)」と変えましたがエモコの中では変わらず「ウメのためのバンド」でありバンドを支えるベースとしてだけではなく、ずっと側にいた親友として「ウメの想いを乗せたギターを支える」という歌詞になってるんだと思います。
良すぎないですか?
あと1000文字は書きたいところですがまたの機会に。
プレゼント・フォー・ユー
この楽曲のコンセプトは「3つのありがとう」であることがリットーミュージック・ムック本で語られています。
まず「4Uそれぞれのメンバーから他のメンバーに」、次に「4Uから4人目のメンバー(ファン)に」そして「茂木監督から4Uとそのキャストに」。
歌詞を見てもその「ありがとう」やそれ以上のメッセージが曲の隅々までちりばめられています。
■考察
この2曲に共通することは
メンバーへの「愛」を歌った曲
です。つまり1日目の選曲はそのままテーマに沿った「愛」をストレートに伝える選曲だったということです。
5.「もうひとつ」を送った2日目
そして問題なのは2日目です。
3.ワタシ・愛・ForU‼︎
4.Lucky☆Lucky
一見4Uらしくアップテンポでガーリッシュな展開ですが、1日目のように「愛」を伝えるならメンバーへの愛を同じく語った「Hello...my friend」やこれまでの軌跡やこれからを語った「メロディーフラッグ」が入ってくるところをこの2曲。
「ワタシ・愛・ForU‼︎」はその成り立ちや歌詞から「愛」に絡んだ楽曲と言えますが、「Lucky☆Lucky」は「愛」とは少し離れており、上記の楽曲よりこちらを優先しているのはなぜか、僕なりの考察をしていきます。
これまた同じく「そんなの興味ねえから何が言いたいんだよ!」というオタクは下まで飛ばしてください。
ワタシ・愛・ForU‼︎
まずノベライズ版「EPISODE.The QUEEN of PURPLE」に収録されている「EP.4U」にこの楽曲の成り立ちが綴られており。
4Uがメジャーデビューをする際の楽曲として制作されました。
その際にテーマになったのが「恋愛」。
劇中や公式サイトでこの曲の作詞が「UM-E-MO」となってるようにウメが原案、エモコがブラッシュアップをするという形で作詞をするのですが、恋愛をしたことがないウメは大苦戦。メンバー全員徹夜で取り掛かるも難航します。
困り果てたウメはエモコが描きだした「恋=憧れ」というメモを見て何かを感じるも寝落ちしてしまいます。
「てめーら!元気ですかー!」と夢の中で誰かが言い放ったと同時に目が覚めたウメはその人物に胸の高鳴りを感じ、それを「憧れ」として、この歌詞を書き上げました。
つまりは「ある人物への憧れ」を「愛」として歌ったのがこの曲です。
Lucky☆Lucky
この曲は「誰にも無いものがなければ作ればいい」というメッセージが込められており
こちらもリットーミュージック・ムック本では「自分たちだけじゃなく、他の人や外の世界を思いやってる」と言われています。
それはきっと君のもの
等身大の自分でいれたなら
大好きがわかるでしょ?
借り物のHappyはいらない
これを九条ウメに置き換えると「借り物のHappy」は
「過去セブンスにもらった友人たち」
「等身大の自分で~」は
EP.4.0最後の「4Uとして音楽をやりたい」という彼女が本心をさらけ出したシーンとも重なります。
つまりこの曲はウメが過去の自分と同じように「本当の自分」を出せずにいる人に向けた応援歌のような曲ではないでしょうか。
■考察
この2曲の意味ですが。
「ワタシ・愛・ForU‼︎」で「憧れ」として語ったある人物。
つまり「七咲ニコル/六咲コニー」を指し。
「Lucky☆Lucky」でそんな彼女に「等身大の自分で」
というメッセージを送ったのではないでしょうか。
そしてこれは「七咲ニコル/六咲コニー」の思いを継いだ777☆Sへ音楽で向き合ってきた4Uなりの、旅立ちへ手向けた「応援歌」と考えるとかっこよくないですか?????
そして「等身大の自分」というメッセージを受け取った「七咲ニコル/六咲コニー」は七咲ニコルでも六咲コニーでもない「女の子」として、ナナスタメンバーの前に再び現れたわけですが、そのエピソードとこのライブは同じタイトルです、偶然ですかね?
1日目にはシンプルに「愛」を伝えた彼女たちですが、2日目ももちろんそのテーマは同じです。
しかし深読み常習犯の僕は「ワタシ・愛・ForU‼︎」から「Lucky☆Lucky」の流れでこんな意味があったらいいなぁと妄想した訳ですね。
以上!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
おまけ
少し触れたEP.5.0との関係性ですが実はライブタイトル以外にもヒントが隠されていました。
このライブのビジュアルとEP.5.0に出てきたキャラたちを並べて見ましょう。
「SEASON OF LOVE」の「LOVE」の色を見ると
「黄緑」「紫」「黄」「水色」の4色が確認できます。これはSOL達4人のイメージカラーと一緒です。
そして頭文字であるSの「緑」は2代目ジャーマネである芹沢モモカのイメージカラーかつSERIZAWAの「S」でもあります。
おまけのおまけ
劇中よく「4U=風」「QoP=雷」と対比されますが。
QoPには「THUNDERBOLT」という曲があったり、そのサウンドの激しさから「雷鳴」と言われてました。
しかし4Uには「風」を直喩している曲はありません。ではなぜ「風」と称されるかというと茂木監督の「ロック=自由」という考えから来ており。
「風」のようにどこまでも自由で無軌道
だと4Uワンマンライブのパンフレットで語られています。
これを体現するかのようにライブでの4U達のパフォーマンスは、サングラスをつけたり歌唱中ふざけあって笑ってしまったりと自由奔放なのです。
あと
ウメ、おめでとう、愛してるよ。
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