【ナナシス考察】イラストの構図から見るEP.6.0の表現
■はじめに
「Tokyo 7th シスターズ」こと「ナナシス」のキモいオタクである僕Telepathの拙い考察と妄想をメモ代わりにつらつらと書き記したものです、僕が考えるナナシス観が貴方のナナシス観を彩る一部になれば嬉しいです。
また、僕は教養があまりないためおかしい文法や誤字脱字はご容赦ください。
1.コレをみてほしい
上の画像は「Tokyo 7th シスターズ -EPISODE展-」で販売される「Ep.6.0ブロマイドセット」の一部画像。
ご覧の通り「Ep.6.0」ラストシーンまで5枚のスチル絵が並べられています。コレを並べ「イラストの表現方法」と合わせてみた時にめんどくさいオタクである僕は「うわぁ。すげぇ(小並感)」となったわけです。
2.「イラストの表現方法」の解説
はじめに上で「イラストの表現方法」と呼んでいる考え方について少し解説をします。
まず舞台には「上手(かみて)」「下手(しもて)」という言葉があります、縦書きの文章や漫画などが「右から左」に流れるように、「上手から下手」は一般的に「気持ちの良い流れ」になっています(詳しくは知らん)。
コレはイラストでも当てはめられ。
右から左の動線は「未来」 左から右の動線は「過去」
をそれぞれ暗示させます。
また「キャラクターの顔の向き」も意味を持ち。
図のような意味になるんですね。
3.それを踏まえて
先ほどのスチル絵のうち4枚の「動線」をみてみましょう。
①.わかりづらいですが、強い光が右から入っています。
②.右側からステージライトが左側に向かって照らしています。
③.木漏れ日が右から漏れて左に照らしています。
④.コレもわかりづらいですが支配人を隠す光が右から左に照らしています。
このイラストたちは全部「右から左」つまり「未来」を暗示させる動線になってるわけです。
しかし最後のイラストを見てみると
カーテンが風を受けてラインが右側に流れています。このシーンはすごく動きますが、ずっと右側にカーテンのラインが出てるんです。
「左から右」つまり「過去」を暗示させる動線になっています。
今まで徹底的に「未来」の構図を描いてきたのにって思ったんですけど、ハルのスカートに注目してほしいんです。
スカートや髪の毛の向きは「右から左」
コレは「未来」を暗示させています。
ハル自身は右を向いてますが動きが多いこのシーンで自身は動かず衣類や髪だけ動いているので動線は「右から左」になります。(人間は動いている物に意識が向きやすい)
つまりこのイラストは
「前景」が「過去」(手前の窓枠とカーテン)
「後景」が「未来」(奥のハルちゃん)
をそれぞれ表しているんです。
4.考察
①〜④は「未来」へ向かっている彼女たちを徹底的に表現しています。(②ではメンバー全員が右を向いているので「過去へ抗っている」という表現も加えられています。)
しかしラストシーンである⑤では
「アイドル氷河期を終わらせるという777Sと春日部ハルというアイドルの役目が終焉し、いずれ過去の存在になること」
そして
「茂木伸太郎が描き続けた「ナナシス」という物語が終幕し過去のものになること」
を前景で演出。
そして後景では
「この世界の中で生き続ける「春日部ハル」という女の子は「未来」を向き、続くEP.5.0を示唆する」
という構図になっているのではないでしょうか。
以上!!!!!!!!!!!!!!!!
この考察を友達に言ったら「キモい」と一言言われました。悲しいね。
おまけ
この表現方法を前提にみるとより面白くなるシーンがいくつもあります。
ハルがライブ会場に向かうシーン。
何カットにも分けてハルが「右から左」、「未来」へ向かって走っています。
ネロとニコルだった女の子がムスビのMCを聞くシーン
このシーンはわざわざ女の子が「右から左(未来の方向)」から出てきたのに、「どんな気分ね?『この話』を始めた人間としては」といわれて曇った表情で「右(過去)」を向いてるんです。
七咲ニコルとして振りまいた呪いを最も背負った天神ネロに言われ一瞬過去を向くというシーンになってます。
そして777Sがライブをしているシーンでは2人揃って「左(未来)」を向いてるんです。もうコレみた時は何も言葉を発せられませんでしたね。
ここから続くAXiSとセブンスメンバーたちのシーンも全シーン「右」から光が入っていたり「左」を向いていたり全員が「未来」を向いて進んでいることがわかります。チェックしてみてね。
あと誰か僕と一緒にエピ展いこ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
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