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親の背中

先日、大分県の国東半島の山の上で田舎暮らしをしている両親宅へ3年ぶりに里帰りした。
帰省中、九州の豊かな自然の中で感じたり思ったりしたことがたくさんあったので、忘れないうちに少しずつふりかえりをしていこう。

私は両親(特に父親)に対してコンプレックスがある。
なぜかというと、自分たちの世界観を持ち、その世界観を磨き、愉しんでいる一方で、自分にはそういうものがないと感じているから。

とはいえ、3年ぶりに両親の世界観に触れてみると、森の中に作られた父の手づくりの家を、素直に「素敵だな」と思えたのは自分でも意外だった。

思えば、父のDIY熱が高まってきたのは、今私たちが住まわせてもらっている町田の家を自分のイメージ通りにするため。
その根っこには、インテリアなどのセンスが良い母に喜んでもらいたい、という気持ちがあったのだと私は思っている。

父はその想いを磨き続け、いつしかそれは父独自の世界観となり、現在の大分の実家のあちこちで具現化されている。

「子供は親の背中を見て育つもの」と言うけれど、今回久しぶりの帰省し、父がつくった作品(建物や家具、什器など)の中で生活をしてみると、その言葉が自らの体験として妙に納得できた。

自分の好きなモノってなんだろう?
自分はどういう暮らしがしたいのだろう?
そして自分はどう生きていきたいのだろう?

私も両親のように、自分の世界観を持ち、その姿を子供に感じてもらえるような親になっていこう、と感じた帰省初日。

帰省中をすごした通称「ゲストハウス」
父の世界観が詰まった建物

「ここちよい暮らし」
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