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「もなか」が教えてくれたこと
昨日、わが家の家族の一員だったジャンガリアンハムスターの「もなか」が亡くなりました。享年約1年8ヶ月。
あまりにも短い一生でしたが、私たち家族と過ごしてくれた時間は癒しや幸せに満ちたものでした。
今日も、ケージに歩み寄って様子を見に行こうとする自分にふと気づいた時に、「ああ、もういないんだ・・・」と実感し、とてもさびしくなりました。
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話は変わりますが、最近、かつてベストセラーになった「嫌われる勇気」や「幸せになる勇気」を読み、アドラー心理学に興味を持ち始めました。
「もなか」の存在ってなんだったんだろう?と考えた時に、
あなたはいま、他者のことを「行為」のレベルで見ています。つまり、その人が「なにをしたか」という次元です。たしかにその観点から考えると、寝たきりのご老人は周囲に世話をかけるだけで、何の役にも立っていないように映るかもしれません、
そこで他者のことを「行為」のレベルではなく、「存在」のレベルで見ていきましょう。他者が「なにをしたか」で判断せず、そこに存在していること、それ自体を喜び、感謝の言葉をかけていくのです。
という一節がふと頭に浮かびました。
彼女は、まさに、ただいてくれているだけで、ありがたかったんだな・・・。
一方で、相手が人間になると「何をしてくれるのか?」「どんな人なのか?」と考えたり、子供のふるまいを「良い」「悪い」でジャッジしがち。
どんな状態、どんなふるまいをしていても、その人、その子の価値は変わらない、と考えられるほど、私はまだ達観できていませんが、「もなか」が教えてくれた「存在のレベルに感謝する」ということを日々意識していこうと思いました。
一緒にいてくれているだけで幸せをたくさんくれた「もなか」に感謝しています。
安らかに眠ってね。
「ここちよい暮らし」
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