見出し画像

ガンコおじさんの謝罪

妻が教えてくれたのだけれど、わが家の子供達からみた私は
「絶対に謝らない人」だそうだ。
聴いたときは「心外だな」と少々ショックを受けたけれど、
「確かに頑なになってしまうところがあるな・・・」と思い直す。
それ以来、そう思われていることが心に引っかかっていた。

先日、外出していた娘を駅まで迎えに行ったときのこと。
車中でとりとめのない話をしていたのだけれど、
その中で彼女が小学校の時に所属していた少年団の話になり、
高校生の娘はどうやらそのお手伝いとして久しぶりに参加するらしい。
で、彼女としては裏方的な仕事なら、と手伝い始めたものの、
いつの間にか責任あるポジションを任されることになったそうだ。

「いい経験になりそうだからやってみたらいいのに・・・」
と親の想いを何の気なしに伝えると、

「パパが昔私のことを笑ったせいでトラウマになっているから
やりたくないんだよ!」とご立腹のようす。

話を詳しく聞いてみると、どうやら、高学年になった娘が、
みんなをまとめるリーダー的なポジションに立候補し、
指導してくれる大学生の皆さんとともに一生懸命やっている姿を
私に鼻で笑われ、からかわれた、と思っているようだ。

本来内気なところがある娘がチャレンジしていることはわかっていたし、
一生懸命みんなの前で話す姿に感動していたのは間違いないのだけれど、
その姿を悪気なく茶化してしまったのかもしれない。
(申し訳ないけれど、本人は全然覚えていないのです)
多感な時期にずいぶんと無神経なことをしてしまっていたんだな・・・。

なので、「そういうふうに思わせてしまってごめんね」とまず謝罪をし、「でも、悪気はなかったし、頑張っていて可愛いなぁ、と思っていたので、きみのことをバカにしたり、否定するつもりでしたことではないよ」と
こちらの真意も伝えてみた。

「人は過去の記憶で出来ている」

最近特にそう思いますが、今回のやりとりで娘の過去の嫌な記憶が少しでも緩んでくれるといいな・・・。
そして、もし1回で足りないのであれば、何回でも謝ろう。

なんだかんだ言いつつも、会場へ向かった娘。
今回の少年団参加もちょっとしたチャレンジだけれど、
彼女なら過去の自分でがんばった経験を生かして、
参加する後輩の子供達が楽しく過ごせるような場づくりや
サポートができる先輩としてやり切れることを信じています。

がんばってね!

画像1
小学生の娘が参加した時のみんなの雰囲気
みんないい笑顔をしているので、お見せ出来ないのが残念


「ここちよい暮らし」
をカタチにしています
リフォーム×インテリア×整理収納×DIY
https://www.bene-vivere.co.jp/

リフォーム工房bene vivere
〜ベネ・ヴィベレとはラテン語で、
"よりよく生きる"という意味〜

毎月第3日曜日にお庭マルシェ開催中!
↓詳しくはこちら
https://www.facebook.com/groups/160758452637949/


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?